古い日記帳

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2004/01/04 sun
明けましておめでとうございます。

三が日も過ぎてしまいましたので、今更な感じはぬぐえませんが、ひとまず、
新年のごあいさつをさせて頂きました(笑)。

いやはや、12月は忙しかったです。で、たぶん1月も、今まで以上に忙しくなりそうなんです。
せっかく体重も落ち始めたことだし、
公園のおさんぽと 木の様子の記録は 続けていきたいんですけれど、
さぼっちゃったら、ごめんなさい。←もう あやまっているよ〜。(苦笑)



元旦、2日と、それぞれの実家に顔を出し、
親兄弟や 甥姪たちとにぎやかなお正月を過ごしてきました。
お天気は良かったし、初詣もしたし…。
今年は運勢がいいそうです、私。  何かいいことあるかしら♪

子ども達も、いとこ達と楽しく遊べて、お年玉をいっぱいもらえて、
いいお正月だったようです。
今は、書き初めの練習に 余念がありません(微笑)。←先生♪頑張ってますよ。
こんな調子ですが、今年もよろしくお願いします。



今年最初の写真は、紅梅です。毎年、1月の半ばに 他の木に先駆けて咲くのですが、
この冬は、なんと、12月から咲いていました。
そんなわけで、サイトの年賀状にも、日記の一番最初の写真にも、
紅梅を飾っておきました。

ただし、写真の紅梅、実は昨シーズンのもの。
今シーズンの紅梅は、まだ写真にとれるような美人さんが咲いていないんです。
やっぱり、早すぎたのがいけないのでしょうか。
なんとなく、カメラを向けたく なくなるような花が 枝にちらほら付いているだけなんですよね。
12月中に咲いた と言う事実だけを記録して、
ながめるのは、去年のきれいに咲いた方の花で、お楽しみください。

いつもお散歩している公園では、このあと、白梅が咲き、最後に 薄紅(ピンク)の梅が咲きます。
ぼつぼつと 実況中継していけたらいいなと思っています。




2004/01/07 wed
ナンバー・ワンよりオンリー・ワン

♪No.1にならなくてもいい♪もともと大切なオンリー・ワン♪
平和運動で使われたり、小学校で先生達が子ども達に歌わせたり、紅白でトリをとったり…。
去年は話題になりましたね、スマップの「世界に一つだけの花」。

息子の担任の先生も、クラスのみんなに教えてくださいました。
ひとりひとりが大切なんだよ☆という 先生の思いが伝わります。
(ほら、問題児が二人も居て、先生も大変なんですよ。苦笑)
息子はお気に入りだそうですが(紅白を見ていて、一緒に歌っていました。)、
娘の方は 何となく、ピンと来ない様子です。
娘を見ていてそういえば、自分も、
"オンリー・ワンな自分"を もてあましていた頃があったっけなぁ…と、思い出しました。

12才になった娘にはもうすぐ、"思春期"という難しい季節がやってきます。
今も、プレ思春期と言われる ちょっと扱いづらい年頃ではあるので、ある程度感じているのかもしれません。

成長して、ある程度自分を客観的に見られるようになると、
自分は世界にひとりしか居ない…と言うことを 否定するわけではないけれど、
それがどのくらい価値のあることなのか…と悩んだり、
こんなにおろかなのは自分だけ…、
こんなにだめなのは自分だけ…みたいな、
悪い方の"オンリー・ワン"しか 思いつかなかったり したっけ…なんて
自分の思春期の頃のことを思い出してしまいました。



大人になってから振り返ってみると、
それはちょうど、補助輪付きの自転車から、補助輪を取り外す練習をしているようなものだったんだなぁと思います。
親の庇護のもと、ファンタジーに包まれていた子ども時代を卒業して、
自分自身を、自分の力と才覚で コントロールして、
自由に"乗りこなしていく"為の作業をしていたのだなぁと思います。

補助なしの自転車には、あっという間に乗れるようになってしまうけれど、
自分自身を"乗りこなしていく"のは、大変です。
本当にじょうずになるには、一生かかるかもしれません。
これからやってくる、うちのお姫様の"思春期"本番。
無事に乗り切って欲しいなぁと思いつつ…、
年を明けても、なおもよく 耳にする「世界に一つだけの花」を聞きました。

その時期を乗り越えてから…ですよね、「もともと大切なオンリー・ワン」って、歌えるのは。
本当に、そうなんですけどね。




2004/01/08 thu
がんばれ!ケヤキの木

ようやっと、短くも忙しかった冬休みが終わり、今日から新学期です。
我が家のお姫様も王子様もランドセルに 書き初めを詰めて、元気いっぱい登校して行きました。



お天気はいいけれど、冷え込んで北風が強くなりました。
すごく寒いです。風の中、並木道のケヤキの木の写真を撮ってきました。
たくさんのケヤキが並んでいる中で 一本だけ、真夏にすっかり葉を落としてしまった木です。
他の木達とは違って、今も弱々しい きみどりの葉をつけています。

真夏に落葉してしまって、その後、葉を出したのですが、
何が悪かったのか、
ものすごく小さくて 弱々しい きみどりいろの葉しか出て来ませんでした。

秋の間だけでは 養分を取りきれなかったのでしょう。
他の木々が、すっかり葉を落とした今でも、こうして、冬の弱い日光を集めています。
道の向かい側の(こっちは勝手に生えていた)ニワウルシも 枯れ始めていることから、
目には見えない 地面の下で 何かが起きているのかもしれません。

とりあえず、下を通るたびに、頑張れ!頑張れ!と声をかけています。
木は、生える場所を選べないし、逃げられないし、文句も言えないから、
とっても気の毒です。
でも、それが当たり前なだけあって、自力で 結構持ち直したりもするんだけど…どうかなぁ?
春まで、ドキドキしながら見守ることになりそうです。




2004/01/09 fri
ネクタイと潜水艦

昨日は、旦那様のお誕生日。
娘と息子を連れて、デパートへプレゼントを買いに行きました。
今までは声をかけても なんと無く気乗りのしなかった子ども達…祝ってもらう方にしか興味がなかったんでしょうね…
今年は一生懸命、プレゼントを選んでくれました。
娘が選んだのは、ネクタイ。売り場でどれが似合うかな…とずいぶん悩んで決めました。

息子が選んだのは、なんと食玩(おまけ付きのお菓子)! 目当ては潜水艦の模型なんですが、
数日前、その店で父親が買い求めていたのを ちゃんと見ていたんですよね。
まぁ、それがただの食玩じゃなくて入浴剤で、
お風呂に入れて遊んだのが楽しかったというのもあったのかもしれませんが…、
戦車などの別商品も含めて、結局8つ選びました。笑

いつもの年とは、ひと味違ったプレゼント付きのお誕生日♪いかがだったでしょうか。微笑




2004/01/14 wed
ソシンロウバイ(素芯蝋梅)

北日本から、日本海側にかけて大荒れのお天気だそうです。
こちら、関東平野では、北風が強くてとっても寒いくらいで済んでいますが、
交通機関が止まったり、災害が起きたりしそうなお天気らしいんで、ちょっと心配です。



年が明けましたが、相変わらずの慌ただしさをキープしております。
いわゆる「地域活動」ってヤツに参加しているので、
他人の世話ばかり…っていうのがちょっと困るところではありますが、
 (自分の子どもの世話がおろそかになっちゃいけませんものねぇ。  冷や汗〜)

周囲の人たちの暖かいお力添えもあって、なんとか、日々をこなしております。
そんなわけで、12月に引き続き、1月も「おなじみの木」の様子を見に行かれ…るかどうか…。(^^;)
とりあえず、いつもの年より ひと月ほど早いのに、白梅まで咲き始めてしまったことだけは、書き残しておきます。
のんびりと、木々の様子を観察にいかれるのは、春になってから かもしれないです…(しゅん)。



今日の写真は、とある場所の生け花の中にあった ソシンロウバイ(素芯蝋梅) です。
この真っ黄色のロウバイの方が有名になってしまいましたが、
本来のロウバイとは、花の内側に暗い赤の花びら(花被片)があって、
全然印象の違う花なんですよ。
香りがよいことは、共通なんですけどね。
この花も、水仙にも似た さわやかな良い香りを あたりに漂わせていました。

芯まで真っ黄色で、花も やや大きい ソシンロウバイの方が、
花びら(花被片)の ろう(蝋)細工のような 半透明の質感が よく似合うからでしょうか、
それとも育てやすさにでも違いがあるのかしら。
庭木にも切り花も ロウバイではなくて ソシンロウバイばかりです。
これが 本来のロウバイだよって紹介出来る 写真を撮りたいのですが、見あたりません。
そのうち、見つけたら是非、カメラにおさめたいです。

興味を持たれた方は、「ロウバイ」で検索してみてください。
内側の花びら(花被片)が赤っぽい(暗紫色)ロウバイの写真があったら、
それです。



もうすぐ、ミモザという名でよく売られている「ギンヨウアカシア」も咲く季節。
図鑑の名前と 園芸店の呼び名が違う植物も、たまには あるんですよね。
まあ、人の間違いを指摘して歩くほど野暮じゃないですが、ひそかにこだわって、
そのこだわりを楽しんだりする 今日この頃です。(^^)えへっ




2004/01/20 tue


週末、月曜日と雪がうっすら積もりましたが、すぐに溶けてしまいました。
明けて今日は 風も無く、おだやかな朝でした。
久しぶりのおさんぽに出かけてみると、いつもの公園では、落ち葉に降りた霜がキラキラと光っていました。
足を止め、ながめてみると、道の両脇に積もった落ち葉の葉のふちと葉脈にそって、
霜が銀の粉をつけたように輝いています。

あんまりきれいだったので、一生懸命 写真を撮ってみました。
でも、やっぱり難しいです。
日が当たっている方が、光っていてとてもきれいなのですが、見る間に溶けてしまいますし…、
なかなか、美人の葉っぱさんやいいアングルが見つからないし…、あわてちゃいました。

落ち葉と、草の葉についた霜の2枚の写真をのせておきます。
こんなにきれいなのに、こんな風にしか撮れないのかいと、自分の腕のなさを嘆きたくなる出来ですが、
とりあえず飾っておきます。(笑)



公園の花壇ではもう、福寿草が芽吹いていました。ネコヤナギのむくむくした 花芽も顔を出しました。
今年の春は、気が早そうです。




2004/01/21 wed
ツチグリ

昨日の公園ではもう一つ、ニュースがありました。ツチグリが大量に発生していたんです。
クヌギやコナラの若い木が並ぶあたり、斜面…と言うよりは盛り土の横…って言うような場所に、
ざっと数えて60個程度、星形に外皮を開いて、地面にいっぱい転がっていました。
図鑑に載ってるのほどじゃないけど、かわいい木の実みたいな感じ♪
きのこって、時々本当に 変な形のが有るんですけれど、このきのこもユニークな形ですよねぇ。
本物が見られてうれしいなぁ。去年はじょうずに写真に撮れなかったので、今年は慎重に撮影しました。



図鑑を見ると『主な発生時期は夏から秋にかけて』らしいのですが、
この公園では、去年も2月に見かけています。
逆に、夏や秋に見かけたことは、まだ、ないんですよねぇ。不思議だなぁ。
図鑑の説明によると、『湿度により開閉するので、きのこの晴雨計ともいわれる』んですって。
雨が降り出したらまた、見に行かなくちゃ…なんてね。行かれるといいんだけど。



ツチグリは、ニセショウロ目 ツチグリ科に区分されるけれど、
よく似たきのこの仲間が、ホコリタケ目 ヒメツチグリ科にも いく種類かあって、
図鑑を見ながら、どうしてこういう分類になったんだろう…と悩んでしまいました。←細かい・苦笑
ヒメツチグリの仲間達、なかなか かわいいきのこ揃いです。
今度は こっちのきのこさんたちが生えてこないかなぁ…なんて欲張ってみたりして。笑



また、寒気が下りてきているそうです。雪…にはならないだろうけれど、入学試験などの大切な時期です。
風邪が はやらなければいいなぁと思います。
うちの家族にも、うがいと手洗いを忘れないように、よぉく★言っておかなくちゃ。




2004/01/23 fri
バケツの氷

昨日の朝も寒かったけれど、今朝もまた、冷え込みました。
ベランダのバケツに この冬初めて 氷が張ったので、写真に撮ってみました。
地面の上、水たまりに氷が張ったのは、もっと早い時期でしたが、地面からは遠く離れた
ベランダのバケツの水まで凍るのは、年に何度もある事じゃぁないんです。笑



おととい眺めた、60個以上有ろうかという大量のツチグリが、今日行ってみたら もう、すっかり無くなっていました。
わずかに残っているものも、外皮を閉じて縮こまり、土と同じような色になっていました。儚いんですねぇ。
偶然見つけられたのは、運が良かったからですね。よかったよかった。



今日気がついたのは、霜柱と落ち葉の関係。
秋に、落ち葉が一面に敷き詰められていた ミズキの木の下に、ずうっと土が撒いてあったんですよ。
あれ?っと思ってよく見てみると、公園の管理人さんがしたのではなくて、霜柱の仕業でした。

あのちっちゃい霜柱の柱一本一本が持ち上げた土の粒。落ち葉のふちをすり抜けて、落ち葉の上に掲げられる。
お日様が出て、霜柱が溶け、落ちた土の粒の半分くらいは、落ち葉の上へ。
何度も何度も繰り返していくうちに、落ち葉の上に土が被さって 落ち葉の上はすっかり土におおわれる。
土に包まれれば、土中のちいさな生き物たちが、活動しやすくなる。
せっせと活動して落ち葉を分解。落ち葉は夏までに、栄養たっぷりの腐葉土に生まれ変わると…まぁ、こんな風に、
落ち葉が土に帰るのに、霜柱も 大事なところで一役買っているのだなぁと思ったわけで…。

不思議だったんてすよねぇ。秋に あんなに積もっていた落ち葉も、夏には、ほとんど見かけないんですもの。
人が掃除しちゃうからかと思っていたら、自然って 良く出来てるものですね、感心しちゃいました。




2004/01/30 thu
スイカズラ(忍冬)

なんだかんだで あわただしい毎日を送っています。こんな時、ちょっとしたお使いや簡単な料理を 頼めるようになった
我が娘。成長したなぁ。母は感動しました。(是非、書けと言われましたので…。はい、お世話になっております。微笑)



今週はおさんぽに行かれそうもないので、先日撮った写真を飾っておきます。
ちょっぴり丸まった葉っぱ、ツル性植物にしては珍しく 冬の間も緑の葉を残す スイカズラです。
中国名の忍冬(ニンドウ?)はまさに、この姿を表しているのでしょうね。

花と一緒に写っている葉と 比べてみると解るように、冬越し中の葉は、内側に丸まっています。
葉は、全部が残るわけではなく、全部が散るわけでもありません。
「半常緑性」と書いてある図鑑と、「半落葉性」と書いてある図鑑が有りました。まぁ、おんなじ事ですね。
若いツルは緑色ですが、次第に赤っぽくなります。



初夏に咲く花は、白く清楚で良い香りがします。咲き始めは白く、やがて黄色く変化します。
でもこれを、"黄ばんだ"といわず、金色と銀色の花が一緒にに咲くおめでたい木ととらえて、
キンギンカ(金銀花)という別名もあるそうです。

確か、中国では垣根の木としても 愛されているんじゃなかったでしょうか。
金銀花の垣根なんて、金運アップしそうですよね。
「花を摘み、蜜を吸った事から、吸い葛(すいかずら)と呼ばれた…」なんて図鑑に書いてあるのを見つけたら、
今年の初夏が楽しみになっちゃいました。
葉や茎、花は 薬用や染料としても利用できるそうです。



写真を撮って、図鑑を見て、へぇ〜を連発して…、なんて のんびりしたいんだけどなぁ。
我が家のお姫様も もうすぐ卒業。いろいろとあわただしい 今日この頃です。
春はすぐそこ。もうひとがんばりだね。


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