古い日記帳

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2004/02/01 sun
去年の霜柱

あっという間に もう2月ですね。二月は"逃げる"って言うんでしょう? 
今年は閏年(うるうどし)で、一日多いとはいえ、
うかうかしてたら、すぐに通り過ぎちゃいそうですねぇ。…はぁ、気ぜわしい。

そんな中、我が家の 小学生☆ゲームマニア達の手元に、
また!新しいゲームがやってきてしまいました。
まったくもぉ、任○堂さんったら、次から次へと…(苦笑)。
ほしがるからって際限なく渡すのもどうかと思うし…(困)。
おとうさんからの提案で、
"子ども二人がお手伝いをいっぱいする"と言うことを条件に買う事になりました。

ですから、今日は、朝からたくさん働いてくれました。
朝食の支度、お洗濯、皿洗い、部屋のお掃除…ええ、助かりますよ…たぶん。笑
このまま数か月続けて、ひとりで仕事が出来るようになればいいけれど、
今は指図をして、やらせることの方が大変です(微笑)。

でも、みんなで わいわい言いながら働いたら、
なんだか、いつもしている事なのにいつもより早く 終わったような気がします。
やっぱり…役に立った…のかな? 
お疲れさま。午後は、いっぱい ゲームを楽しんでください。(^^)



今日の写真は、枯れ草みたいな 長ーい霜柱
去年、雨や雪が繰り返し降った頃に 見られた珍しい姿です。
昨日の夕刊によると1月の東京は、記録的な小雨だそうです。
平年の14分の1の降水量で、23年ぶりの記録ですって。
あっちもこっちもカラカラに乾いていて、こんなに長い霜柱は見られません。



月が変わりましたので、季節のごあいさつも新しくしました。
2月14日は「バレンタイン・デー」。サイトからのバレンタイン・カードです。
日だまりで元気いっぱい咲く 福寿草の花と
ハート形のチョコチップみたいな"コブシの種"と コーヒー豆みたいな"エゴノキの種"を飾りました。

「バレンタイン・デー」に女の子がチョコレートを用意するのは日本だけの習慣で、
欧米では、主に 男性が愛する女性に「Be My Valentine」と言って 
カードや花を贈ったり、特別なサービスをする日…らしいです。
軍隊の規則より、互いに愛し合う恋人達の望みを叶える事の方を 
命がけで守った 聖バレンタインを偲んで、
愛する人がいるっていう事に感謝する日 なんでしょうね、本来は。

旦那様の目覚まし代わりのラジオからは、女性パーソナリティーの声で 
『バレンタインの日、欧米の既婚男性は、
まだベッドでまどろむ奥様に朝食を運んだりするそうですよ。
日本の男性もしましょうよぉ。』
って、言ってるのが聞こえてきました。
ええ、うちの旦那様は、その時、ぐっすりお休みでしたけど…。(微笑)

当サイトに遊びに来てくださったみなさまには、すてきなバレンタイン・デーが訪れますように。




2004/02/04 wed
白梅


立春ですねぇ。(早いわぁ。)
昨日は久しぶりの雨でした。
明けて、今日午前中は風もなく、よく晴れて暖かくて、一足飛びに春が来たような気温でした。
でも、お昼頃から大きな雲が出て、あっという間に寒くなっちゃいました。油断大敵★ですね。



今日も公園には 霜が降りていました。
駐車場の車のフロントガラスにも霜がついていました。
よぉく冷え込んだみたいです。
いつもの公園の梅は、紅白ともにすでに盛りを過ぎてしまいましたが、
今日は白梅の写真を撮ってきました。
紅梅は八重でしたが、白梅は一重咲きでした。
緑色の枝に赤いがく(萼)、黄色いしべ…と、
梅って結構カラフルなんだなぁなんて感心しながら ながめてきました。
でも…、白梅見ていると…ポップコーンを連想しちゃうんですよねぇ、私。←風情も何もあったもんじゃない・汗
今日のおやつにポップコーン作ってみようかなぁ。



フクジュソウが花びらを開き始めました。
すっかり開いたら、また、写真を載せますね。
暦の上ばかり、一足早く春になっちゃったけれど、まだまだ寒い日が続きますねぇ。
風邪に気をつけなくっちゃ。




2004/02/04 wed
立春の卵


中国の古い言い伝えによると、立春には卵が立つそうで…。
そんな話を先生に聞いてきて、息子が早速挑戦してみました。
万が一、失敗して割っちゃっても困らないように、台所のステンレスの上で。

あぁでも無い、こうでもないとしばらく試して、息子があきらめかけた頃、
私が挑戦してみたら、立ったんですよ。
あっけないくらい すぐに立っちゃいました。
大騒ぎで証拠写真を撮って、いくらもしないうちに 息子の方も卵を立てることが出来ました。

いや、立春でなくても立つんですよ、卵。
落ち着いて 根気よく挑戦すればね。
卵のカラって結構、小さなデコボコがあって、
うまい具合に それが釣り合って 立っちゃったりするんですよ。
でも、のんびりと 卵が立つまで 取り組んじゃあいられないくらい 
あわただしい毎日を送っていますからねぇ。苦笑

なんだかちょっと、うれしかったので 証拠写真を飾っておきますね。
丸い卵が立つはずない!と 思ったら、成功しないんですよね。
何事もそうだな。うん、明日からも頑張ろう。笑




2004/02/09 mon
フクジュソウ(福寿草
)

結局 先週末も 何してたんだろう?っていうぐらい かけあしで通り過ぎてしまいました。
でも日曜日には、娘がクッキーを焼きたいというので、大騒ぎしながら
(何しろ、母も娘も お菓子作りなんてめったにしないものですから←おいおい)
チョコチップ・クッキーを焼きました。
ええ、美味しかったですよ、ちょっと甘過ぎたけど…(苦笑)。
もしかしたら バレンタイン・デーにむけての予行演習?って思うでしょ。
違うんですって。
同じクラスには お気に入りの男の子はいないから、
女の子同士で交換するんですって。不毛なバレンタイン・デーだわぁ(笑)。
とりあえず、人にあげても恥ずかしくないものが出来るよう、精一杯 練習してくださいませ、姫(微笑)。



明けて今日は、久しぶりにおさんぽに行ってきました。
朝はかなり冷え込んだようで、今日も霜が降りていました。
午前中は、風もなく おだやかでしたので、気持ちよく歩いてきました。
で、先週 開きかけていたフクジュソウの花の写真を撮ってきました。
それはもう、輝くばかりの 真っ黄色な花びらを開いていましたよ。
かわいくって とっても元気のいい黄色ですよね。

フクジュソウは日差しに敏感な花で、ちょっとでも日が陰ると 花を閉じてしまうのだそうです。
光沢のある花びらは伊達ではなく、
日光を効率よく集め、花の中の温度を高く保つための工夫なんだと どこかで読んだような…。
出典を探しているのですが、ちょっと見つかりません。
見つけたら また ちゃんと書き直しますね。



今日は、花びらの底に、お水がいっぱいたまっていました。
雨は降ってないはずだから、露かな?でも、量が多いしなぁ。
何だろうな? お水をこぼしてから、写真に撮っては来ましたが、不思議です。
また明日も咲いてるかな?見に行かれるといいけど。



2004/02/10 tue
スギナの芽生え


今年は春が来るのが早いのかな?
まだ2月だというのに タンポポは咲いてるし、ナズナ、オオイヌノフグリ、ハコベの花も見られます。
いつもお散歩している公園では スギナが顔をのぞかせていました。
スギナより、ツクシの方が先に出るはず…だと思っていたのですが、
ここの公園では 毎年 スギナの方が先ですね。

まだ、ツンツンと頭を出したところですが、
これから夏になるまで ものすごい勢いで生い茂るんですよね。
時にはアスファルトの舗装を 持ち上げちゃうくらいの力持ちです。
春になると ヨチヨチ歩きの子供達をつれて つくしんぼをさがしたっけなぁ。
今年はどこへ ツクシ摘みに行こうかな。




2004/02/13 fri
オオイヌノフグリ


早いですよねぇ、今年はもう(だいぶ前から)咲き始めました、オオイヌノフグリ
TVで 気象予報士さんが、この冬、東京は 冬日(その日の最低気温が0℃未満の日)が 
観測されずに終わるかも…
とか何とか、言ってましたけれど、やっぱり暖冬なんでしょうか?
我が家のまわりは、霜が降りるくらいですから当然、連日冬日を記録していますが、
それでも、春の草花の目覚めは、例年より少し早いように思われます。



さて、このオオイヌノフグリ。
すごい名前ですよね。まぁ、あのきれいなシクラメンの和名も「ぶたのまんじゅう」だし、
植物の名前って、けしてロマンチックな物ばかりじゃないけれど、
それにしても、よりによって、何でこんなかわいい花を…と思いますよね。
花を見て 名前を付けてもよかったんじゃないかと…。

もともと日本にあった「イヌノフグリ」は、花が小さくて目立たなかったし、
  小さいも小さい、オオイヌノフグリの あの小さな花びら一枚分よりも はるかに小さいんですから、
丸を二つつなげたような実は、確かに、
オス犬の"ぴんと立ったしっぽの下にぶら下がってる物"によく似た形をしているんですよ。
ですから、在来種の「イヌノフグリ」の方は、その名前の付け方で良いとしましょう。

でも、この花ですよ。
もともとユーラシア、アフリカがふるさとで、日本には、どうやら明治の中頃に 渡ってきたらしいんです。
いわゆる帰化植物ってヤツです。
で、「イヌノフグリ」を大きくしたようだから、「オオ イヌノフグリ」。

こんなにかわいい花に、そんな名前つけちゃって…、センス無いのね と思った人がいて、
違う呼び名を提唱してみたりするんだけど、なぜか定着しません。
意外に気にいっている人が多いとか?
それとも、"フグリ"が何なのか知らない人が増えているのかしら?


去年の暮れ、新しい本を買ったんですよ。
草思社 発行の『身近な雑草ゆかいな生き方』っていう本なんですが、
この本によると、英語名は「キャッツ・アイ(猫の目)」、
学名にはVeronica(ベロニカ)とついているのだそうです。
ベロニカというのは、十字架を背負って、刑場に向かうイエス・キリストの
汗を拭いて差し上げた 女性の名だそうで、
お顔の汗を拭いてさしあげると、そのハンカチに、イ
エス・キリストの顔が浮かび上がるという奇跡が起こったそうです。
オオイヌノフグリの花をじっと見ていると、イエス・キリストのお顔…浮かんできそうですよね。

海の向こうでは、ずいぶんイイ扱いを受けている花なのに、日本じゃ"犬の○○袋"ですからねぇ。
失礼じゃないのかなぁ。笑
まぁ、人がどんな名前で呼ぼうとも(笑)、
早春の道端を飾るこの花の愛らしさに変わりはありませんがね。


ところで、オオイヌノフグリの実が、犬の○○袋に似ているかどうかは、
この春是非、実物でお確かめください。
私としては…、まぁ、微妙なところだなと…(笑)。




2004/02/14 sat
春一番


バレンタイン・デーですね。
つくりましたよ、うちのお嬢様!  
今回は甘すぎない、立派なチョコチップクッキーが出来上がりました。
約束したお友達の分、弟の分、それから一緒に通学している下級生の分、
そしてもちろん、おとうさんの分も!!
一生懸命作って、かわいらしくラッピングして、渡してきました。

ちょうど昨日、
6年生としてのお仕事の一つ、"通学班の班長"のお役目が終わったんです。
一年間、よい子?で班員をつとめてくれた やんちゃ坊主たちにも 
いいごあいさつが出来てよかったね。
来週からは、4年生の男の子が班長さん。班長旗ともお別れです。
一年間、よく頑張りました。えらいね、おねえちゃん♪

それにしても、日本のバレンタインって、すっかり 
お中元やお歳暮みたいになってますね。
日頃お世話になってるあの方に、
年に一度のごあいさつって感じ…あれれ?そういう日だったっけ?笑

もう一つびっくりしたのは、近所のお店で軒並み、製菓材料が売り切れていること。
手作り派が多かったかしら?
それとも、もともとあんまり仕入れてなかったのかな?
今日使い切っちゃったベーキング・パウダーを買おうとしたら、
どこにも売ってないんですよ。驚きました。
明日はホット・ケーキ 焼けないわ、ごめんね(笑)。



今日はコートを着て歩くと、汗ばむほど暖かかったです。
桜が咲く頃の気温ですって。
午後には、去年より18日早く、関東地方に春一番が吹きましたって、
テレビで気象予報士さんが言ってました。
ああ、でも、浮かれるのは禁物。
明日はまた、ぐんと冷え込むんですって。体調 崩さないように気をつけなくっちゃ。




2004/02/19 thu
ツクシ(土筆)


今日もおだやかに晴れました。
今週は、学校の方の用事でばたばたしていますが、ちゃんと おさんぽにも行ってきましたよ。

先日、スギナがツンツンと 顔を出していたあたりに、今日は とうとう! ツクシを見つけました
初日から、2つも見つけちゃった♪ 
かがんで写真を撮っていたら、
ウォーキング中の人に「もう、ツクシが出ましたか。」って声をかけられちゃいました。
はいはい、出ました。今年は春が早いですね…なんて、言えなかったけど。←おいっ

なんだか、ツクシって見つけると うれしくなっちゃうんですよね。
姿もかわいいし、もうすぐ春が来るよって 教えてもらってるような気もするし…。
そういえば今日はちょうど、二十四節気中の"雨水"
…空から降ってくる物が雪から雨に替わる頃ですね。

春…待たれるけれど、その前にやらなきゃならないことが山盛りです。
頑張らなくっちゃ。
少し暖かくなって来ましたが、まだまだ風邪をひく人が多いみたいですね。
それでなくても、もうすぐ、花粉症の季節なんだから、
本当に、みなさん、体調管理にはご注意くださいませね。

さあ、私も、もう一がんばり。頑張るぞっと。←最近こればっかり。(苦笑)




2004/02/21 sat
ホトケノザ


今日も関東地方は、ぽかぽか陽気でした。
まだ …2月ですよねぇ? つい、確かめたくなっちゃいます(笑)。



今日はホトケノザの写真を飾っておきました。
もう、咲き始めました。早起きさんですね。
さて、このホトケノザ、春の七草の"ほとけのざ"とは違う草なんだって言うのは、ご存じでしょうか?

春の七草をおさらいしてみますと、

「せり、なづな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、これぞ七草」ですよね。

"せり"は八百屋さんにも売ってます。
"なづな"は、ナズナ、別名ぺんぺん草のこと。
"はこべら"はハコベ。
よく、学校で飼っていたウサギさんによく食べさせましたっけ。
"ごぎょう"は、ハハコグサのこと。
まだ花が咲いているのは少ないけれど、毛深くて灰色がかった葉は特徴的です。
"すずな"はカブ、"すずしろ"は大根のこと。

で、問題の"ほとけのざ"はというと、
図鑑では「コオニタビラコ」という名で紹介されている 田んぼの雑草のことです。

花もピンクじゃなくて、黄色いんです。
キク科の植物なので、花の形もどちらかと言えばキクの方に似ています。
コオニタビラコの地面に丸く広げた葉の形が、仏様のお座りになる蓮座に似ていたことから、
古くから「ほとけのざ」(仏の座)と呼ばれて親しまれていたらしいんですが、
いつの間にやら
東アジア、ヨーロッパ、北アフリカなどにも広く分布する、シソ科の、このピンクの花に 
名前を取られちゃったんですね。
そんなに広い地域で咲いてる花ならば、違う名前でも良かったでしょうに。



でも、図鑑を眺めていると もっとややこしいことに気がつきます。
それは、町中の雑草で"オニタビラコ"と言う黄色い花があるんですが、
単純に"オニタビラコ"のちっちゃいのが"コオニタビラコ"というわけでもないらしく、
手元の図鑑では 20ページも離れて載っているんですよ。
町中に住んでいる者にとっては身近な雑草なんですよ、"オニタビラコ"。
でも、食べられるとは書いてありません(ちぇっ)。

同じキク科ではありますが、
"コオニタビラコ"はヤブタビラコ属、
"オニタビラコ"はオニタビラコ属に分類されるんだそうです。
どういう理由で属をわけたのかまでは、手元の図鑑ではわかりませんが、
        (もう、こういう事は、ちゃんと学問として勉強しないとだめですよねぇ。)
ややこしいでしょう。



ホトケノザとオニタビラコは町中の道端にも生えていますが、
コオニタビラコは町中ではあまり 見かけません。
それから、ピンクの花のホトケノザと、5月頃から咲き始めるオニタビラコは、
お粥には 入れません。
今は便利なフリーズドライの七草粥セットがありますが、
春の七草を 自力で集めようと思った方は、ご注意くださいね(^^)。←居るのか?



なにはともあれ、道端でいち早く、春の訪れを知らせてくれるピンクのホトケノザ。
かわいい花ですよね。
そろそろ、おひな様も出さなくちゃなぁ…なんて気分にさせてくれます。
ああ、片づけしておかなくっちゃ。←やぶ蛇・苦笑




2004/02/27 fri
ハコベ


木曜日は20度近くまで気温が上がり汗ばむほどでしたが、夜中には強い風が吹き、
今日は13度くらいまでしか上がらない 肌寒い一日になりました。
気温の変化が激しいですね。



春の七草をシリーズ化する予定はないのですが(←あしからず・笑)、
今回の写真は、ハコベです。
手元の図鑑では はっきりしないのですが、茎が赤っぽかったので、たぶん、コハコベです。

どこにでも生えていて、誰でも知っているハコベですが、
このちっちゃい花!よぉく見ると、結構複雑な作りです。
たとえば花びらですが、ちょっと見には 10枚有るように見えるのですが、
実は、1枚ごとに中央で大きく切れ込んでいるだけで、
本当は5枚なんですって。拡大してみると 白いハートが並んでいるようですね。
花びらの真ん中 めしべの花柱が3本のものが ハコベやコハコベ等で、
ウシハコベだけは、ここが5本有るのだそうです。

2/13にもふれた 草思社 発行の『身近な雑草ゆかいな生き方』(稲垣栄洋:著)によれば、
茎には細かい毛が下向きに生えているのですが、
これは、葉に降った雨を こぼさず自分の根元へ流すために役立つそうです。
冬場など、雨の少ない季節向けの工夫ですね。
受粉出来た花は下を向き、済んでない花を引き立たせるし、
出来た種には、小さいトゲがついていて、靴の裏などにくっついて運ばれるそうです。
こんなにちっちゃくて か弱そうな草だけど、そこら中に はびこるわけですね、
体中 生き延びる為の工夫でいっぱいなんですもの。

漢名は「繁縷」←よく茂りそうな名前ですね。
英語では、Chickweed「鶏の草」というそうです。そうそう、鶏にもあげたっけ。



ここのところ、道端の草が気になって、下ばかり向いて歩いています。
お陰で、いろいろな花を見つけました。
オランダミミナグサ、ヒメオドリコソウ、ナズナ、タネツケバナ、キュウリグサ…。
どれもみんな 小さな花なんですが、また、写真が撮れたらご紹介しますね。

とりあえず今日は、おひな様を出しました。
春…待たれるけど、まだ準備が終わってないから(苦笑)、頑張らなくっちゃ。




2004/02/29 sun
オランダミミナグサ


やっぱり逃げて行っちゃっいます、2月。
もう、今日でおしまい。あっという間だったわぁ。
今年は閏年(うるうどし)で、一日多いんだけど、それでも焼け石に水かも…苦笑。



さて、今日の写真は、オランダミミナグサです。

日本にもともとあった「ミミナグサ:耳菜草」は、
ネズミの耳に似た葉っぱの草という意味の名だそうですが、
こちらは、ヨーロッパ原産の帰化植物。
オランダミミナグサって言うのは、外国から来た「ミミナグサ」に似た草…という意味ですかね。

明治の終わり頃日本にやってきて、以来、すごい勢いで増えて、
もとからあった「ミミナグサ」のほうは、
いまや すっかり少なくなってしまったそうです。
オランダと付いてはいますが、けして、オランダ特有の植物ではないようです。
余談ですが、ステーキなどの付け合わせに添える あのクレソン、
和名を「オランダガラシ」というのは、ご存じですか?
ヨーロッパと言えばオランダ…という訳でもないでしょうに、
どうしてその国の名前をつけたんでしょうね。微笑



このオランダミミナグサは、ハコベと同じように、町中の道端に はびこっています。
でも、ハコベよりは毛深くて 全体に白っぽく見えますし、よく見れば、花の形が全然違います。
5弁ある花びらは 細長くて、切れ込みはあっても、大変浅いものです。
でも…立ち止まって、かがんで、よぉく見ないと解りませんから、
大抵は、ハコベだと思われて 見過ごされていると思います。



見慣れていると思われがちな 道端の草にも、意外な発見があるんですよ。
今度一度 立ち止まって、かがんで、じっくりと観察してみるって言うのはいかがですか?
そろそろ、ひなたぼっこに適した季節になりますし♪




「季節のごあいさつ」に3月のごあいさつを飾っておきます。
この時期、良い香りを漂わせているジンチョウゲの花の写真で作った、
卒業のお祝いカードです。
我が娘も今年は卒業。
中学校はどんなところかな?親も子どもも 初めてなので、ちょっぴり緊張しちゃいます。
このサイトを見に来てくださった方には、楽しい春が訪れますように。


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