学名にもjaponicaと入っている日本特産の木。針葉樹の代表のような木です。
花粉症の皆さんには嫌われているけれど、材木から葉っぱまで、長い間 栽培され、利用されてきました。
山にもいっぱい植えられていますよね。その広さなんと 国土の1/8ですって。
家を建てる材料として欠かせないのは もちろんのこと、
日本酒は、スギ材のたるにいれて香り付けするものだそうです。
だから、おいしい新酒が出来ると、造り酒屋さんの店先に、
スギの葉で作った くす玉みたいな飾りが 下げられるんですよ。
お線香の材料にも スギの葉が使われます。
まっすぐ 天をさして育つ姿は、見ていても気持ちがいいものですよね。
おばなとめばなの写真を 一応 のせておきますが、花粉症の人は見ない方が良いかも・・・。
左がおばなで、右がめばなです。3月〜4月にかけて咲きます。
とにかく、おばなの放つ花粉の量が多いので、花粉症の原因と言われてしまいました。
実は、松ぼっくりのような球果です。透かし彫り細工の球のようで、なかなかあじのある姿だと思います。
葉は、小さくて一つ一つは針のような、鎌のような形です。
この小さな葉が らせん状に連続してついて、枝のような 葉のような姿に なっています。
新緑の季節。
一年中緑の葉をつけているスギの木も、例外ではありません。
ふかみどり色の枝の先には、きみどり色の新しい葉が出てきました。
古い葉は、一枚一枚 ちるのではなく、小枝ごと まとめて、茶色になって、落ちます。
秋になったからと言って、葉を落とすことはありませんが、冬の間 少しだけ 赤みがかる事はあります。
幹の様子は、茶色くて たてに長く裂けます。
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