古い日記帳
2005/6/1〜6/30

2005年5月の日記へ戻る
  2005年7月の日記へ進む>















2005/06/02 thu
ヒイラギナンテンと雨粒

6月ですね。2005年も後半ですね。早いなぁ〜。

今日の夕方、息子が林間学校から帰ってきました。
2日目は雨になっちゃいましたが、山歩き、キャンプファイヤー、
木のクラフト作り、飯ごう炊さんなどを楽しんできたそうです。

娘の中間テスト♪  数学はたしかに成績が上がっていました。
残りはまだ返ってきていませんが、
この調子で、つづけて勉強してくれるといいなと思います。



先日、テレビのニュースで都内でアブラムシが大量発生して、
みんなが迷惑しているという話題を伝えていました。

朝や雨上がりに小さくて羽根のある虫が飛び交うのは、私が住んでいる街でも
この時期の風物のようになっています。
はらってよけられるほど大きくないし、目に飛び込んできそうだし、
思わず吸い込んじゃいそうだし、とにかくやっかいなんですよ。
でも、まあ一過性のものだし…、いつの間にか飛ばなくなるので、
気に留めていなかったのですが、

今年はなんだか その量が多くて、みんな困っているのだそうです。

アブラムシ(アリマキ)は、最低気温が12℃を超える頃から活動し始めて、
一日の平均気温が20℃ちょっと越したくらいの今頃、一番活動しやすいんだそうです。
今まで暮らしていた植物が手狭になればメスは、羽根をはやして飛び立つのだそうです。
行き着いた先で、条件が合えば
メス一匹だけでも自分のクローンを作り続けられるので、爆発的に殖えるんですって。

小さい体で 武器もないのに、種を長らえてきたのは、
状況に応じて、子どもの姿でも、卵でも、オスメス2匹 居ても居なくても、
とにかく、殖えつづけるという その旺盛な繁殖力に秘密があったみたいです。
一匹のメスが、ひと月で一万匹に殖えちゃうんだそうですよ。



…そっか、大変なんだ…と思いつつ、我が家の植木を見たら、あらら…(--;)
セイヨウキヅタ(ヘデラ)にアブラムシが いっぱい たかっているじゃありませんか…。
早速、セロテープを持ち出して退治しました。

どうも、新芽の伸びが悪いと思ったよ。
いたいけなちっちゃい葉っぱに いっぱいたかって〜(`ヘ´)もお!






できるだけきれいに退治して、葉っぱ一枚一枚にお水をかけて洗ってあげました。
3鉢も有るので、腰が痛くなりましたが、
なんだかちょっとだけ
セイヨウキヅタ(ヘデラ)ちゃん達が 元気良くなったように見えて嬉しいです。

ケヤキの並木では、"正義の味方"のテントウムシが続々羽化しています。
幼虫ちゃん達に出張してもらうこともできます。
カラーの鉢も葉っぱが伸びてきたし、
今度アブラムシが付いたら、テントウムシくん達に来ていただきましょ。

そうそう、web検索していてわかったのですが、
はねつきアブラムシは、銀色でピカピカしたものが嫌いなんだそうです。
アブラムシが羽根をはやして 余所から飛んでくることの多いこの時期だけでも、
要らないCDを下げたり、銀色シートを敷いたりすると アブラムシを避けられるんですって。



今日から3日ほど雨模様です。
実が色づき始めた ヒイラギナンテン。今日の写真は、葉っぱの上の大きな雨粒です。
こんなにためて、重くないのかな?
雨の日が続きますが、楽しく過ごせますように(^^)。




2005/06/03 fri
ヤマアジサイとセンダンの花

日中、ほんの少しお日様が顔を出しましたが、曇りがちの一日でした。
雨が続くとおさんぽへ出るのもおっくうになりがちなので、
今日みたいな日は 行っておかなくちゃ♪と思って 出かけてみました。



まずは、いつもの公園で ヤマアジサイの写真を撮りました。

この間(5/28)、フタリシズカの写真を撮った時に、となりに ヤマアジサイが植えてあるのを
見ちゃったんですよ(^^)。
次は この花が咲いたら写真に撮ろう〜と 思って帰ったのですが、
今日 咲いているのを発見♪   早速 撮ってきたのが、日記本文 上の写真です。

周りの大きいのが装飾花。これはただの飾りですが、
中央の 細かくて きれいな水色の両性花は、ちゃんと種になるんですって。
どんな風に種になるのか、今後も観察できたらいいなと思います。

ヤマアジサイには色の変化が多いそうで、手元の図鑑には
白と青、ピンクの花の写真が載っています。どれもきれいだけど、
やっぱり今日、写真に撮ってきた花の色がいちばん 奥ゆかしくていい感じかな(へへ)。

今回、図鑑を見ていて、へえ〜っと思ったのは、
ヤマアジサイとガクアジサイが、もともと日本の野山に自生していて、
ガクアジサイを園芸種として改良して 全ての花を装飾花にしたのが、
よく見かける まりのような "アジサイ" なんですね。
で、18世紀の終わり頃、
そのアジサイが海を渡って、ヨーロッパで品種改良を加えられ、
逆輸入されたのが、西洋アジサイ、または ハイドランジアなんですね。
日本の園芸種よりも華やかな色合いになって帰ってきたんですね。

web上で調べてみたら、
私の持っている図鑑などでは、アジサイの仲間はまだ、ユキノシタ科アジサイ属ですが、
最近発表された 新しい分類だと、アジサイ科として独立していることもわかりました。

いつもの公園には、
このヤマアジサイの他に アジサイとガクアジサイが植えられています。
どちらもまだ咲き始め、シーズンは始まったばかり♪これからから楽しみですね。
 


公園へ行く途中の道…イヌムギやネズミムギ、ノビルを楽しみに眺めていたあの道…、
すっかり刈られて…なにも無くなっちゃいました。
ええ、わかっています。仕方ないんです。草刈りした皆さん、ご苦労様でした。

はぁ…、ノビルの花、もう少しで咲くところでしたのに…。
イヌムギやネズミムギの実ったところを写真に撮ろうと思ってたのに…。
残念ですが、まぁ、これが雑草の宿命ですね。
めげずにまた、一から葉っぱを伸ばしはじめるだけですよね。

でも、刈られてみると、今まで見えなかったところが見えるわけで、
あれ?この草はじめてみたゾ、なんて言う草かな? なんて、またまた、
デジカメを構えちゃったりするんです。←私もだいぶ雑草に似てきました(^^A)。

そんなところで、ある方にお声をかけられました。
植物に興味をお持ちとおっしゃる 品の良さそうな ご婦人でした。
色々お話しして、このサイトのこともご紹介しちゃいました。
見て下さってると嬉しいな。



二枚目の写真はセンダンの花
諺 「せんだんは ふたばより かんばし」(栴檀は双葉より芳し)の センダンと同じ発音ですが、
別物です。
この花は、別に芳しくないです。
芳しいのは ビャクダン(白檀)の別名の センダン の方で、
東南アジアのジャワ島やインドあたりへ行かないと見られません。

このセンダン。名前の由来は 秋に実るうす黄色の実が、まん丸くって、いつまでも残っていて、
千個のお団子を 枝の先にくっつけたみたいに見えるからだって言う説を
紹介しているサイトもありました。
ああ、なんかとっても共感しちゃいます。「ふたばよりかんばし」より、お団子ですよ。←なんのことやら

千の数珠 千珠(せんだま)が変化したんだって言う説もありました。
実際、実の核は数珠に使われもするらしいですし…。
果実はおなかの薬、樹皮は虫下しの薬として、漢方でも古くから用いられてきた薬用植物なんですって。
楝(あふち)と言う名で、万葉集の歌にも登場するそうです。

羽状複葉の葉っぱといい、この楚々とした花といい…きれいな木ですよねぇ…。しみじみ。
先月から咲いていましたのが、なかなかご紹介する機会が無くて…
このままお蔵入りかと思われましたが、今日、まだ咲いているのを確認できましたので、
急いでご紹介します。
芳しくはないけれど、ステキな木ですよ、センダン(^^)。




2005/06/07 tue
ハクチョウソウ(白蝶草)

昨日はよく晴れて、暑かったですね。
今日はちょっと雲が多め…。過ごしやすくて助かりますが、
息子は今日、水泳の授業があるんです。
「昨日のお天気と交換して欲しかったなぁ。」と ぼやきつつ、登校していきました。
小学校の水泳の授業って、なかなか、実施できないんですよね。
今日もちょっと…どうかな?

土曜日、中学生は授業参観でした。
あの宇宙にも行った 向井千秋さんのお話を読んで、
夢を実現するために中学生が、今、やっておかなければならないことは何だろう?
なんてことについて考える授業でした。
人生の大先輩として、今日授業参観にきている保護者の皆さんにも
インタビューしましょうって……先生!訊いてないよぉ〜。…あわててしまいました(^^A)。

でもねぇ、まだ世の中のこと何にも知らないんだもの。
何をやっても、夢を実現させるための 良い肥やしになりますよねぇ。
頑張れ!中学生♪と思いつつ、
授業のあとの 先生のお話も聞いて 帰ってきました。

そんなわけで昨日の月曜日、中学生は代休。
娘のリクエストもあって、旦那さんの車でほんの少し 遠くのお店に行ってきました。
お買い物のほうは…まあ、ぼちぼちでしたが、
花壇に ずっと写真に撮りたいと思いながら チャンスに恵まれなかった、
ハクチョウソウ(白蝶草)が咲いているのを発見!
もちろんすぐに飛んでいって パチリ!…それが今日の写真です。



ハクチョウソウ

白鳥ではなくて、白い蝶々みたいな花の咲く草…という意味のネーミングです。
アメリカ中南部。テキサスから、お隣のメキシコにかけてが故郷で、
アカバナ科の多年草だそうです。
月見草(オオマツヨイグサ)などの親戚ですね。

姿が可憐で、花期が長く丈夫なので、最近、花壇でよく見かける園芸種です。
花びらは4枚で、細く長いおしべとも相まって本物の蝶々のような姿ですし、
1mも伸びる長い花茎で 風にゆれている様は、
蝶々がひらひらと飛んでいるようですから、まさに、言い得て妙!な ネーミングなんですが、

なんと、ピンクの色違いもあるんですって。
ピンクの花を先に見ちゃった人が付けたのか、「ヤマモモソウ(山桃草)」という別名もあります。
白い花しか見たことがない人からは想像のつかない名前です。

では、故郷ではなんて呼ばれていたのかしら?

英名には行き当たらなかったのですが、園芸関係の記述の中に
「ガウラ」という別名も見つかりました。
学名:Gaura lindheimeri からの呼び方でしょう。

アカバナ科ガウラ属…だそうですから、この花だけの名前なのかどうかは解りませんが、
ギリシャ語の「華麗」と言う言葉に 由来しているのだそうです。
「ガウラ」…って、怪獣の名前みたいな ゴツい響き(笑) ですけどね。

ハクチョウソウ、ヤマモモソウ、ガウラ…何と呼ばれても、かわいい花であることに違いはないです。
今度はどこかで ピンクの花にも出会いたいです。




でもこの日、私と娘が一番印象的だったのは、
花壇の 別の花にとまってた キアゲハの幼虫に出会えたことだったりするんです。
黄緑に黒のしましま、オレンジのぽちぽちの はではでイモムシ♪キアゲハ赤ちゃん。それも4匹♪
私は元から(←物好き)ですが、娘は4年生の時 イモムシを蝶々に育てあげてから、
イモムシが大好きになっちゃったので、二人してしみじみと眺めてきました。

車道に面した花壇ですから、誰にも邪魔されず 蝶々になれるのか心配です。
でも、何の葉っぱでも食べられるわけではないし…。
後ろ髪引かれる思いで、花壇をあとにしてきました。(すいません、変な親子で(^^;))

虫は、嫌いな人もいるので、あとでまとめて別ページで紹介したいと思っているんですが…、
少しずつ写真もたまってきているんですが…、頑張れ自分!…
そのうち、ご紹介しますね(^^;)。




2005/06/08 wed
ネズミモチの花とユスラウメの実

サッカーの日本代表が、ワールドカップへの出場を決めましたよ。
いやぁ、良かった良かった♪
息子と二人で テレビの前で一生懸命応援した甲斐がありましたよ。
ご機嫌なまま、今日の日記を書いています。



日に日に蒸し暑くなりますね。
今日は、少し日も差したのですが、一日中曇りがちなハッキリしないお天気でした。
朝の家事を済ませて、公園へも行ってきました。

6/3には まだ色づいていなかった アジサイもガクアジサイも、
少しずつ 青い色に染まってきました。
ひとつだけ、小さな 紫色のアジサイが有って 目をひきましたので、
写真に撮って、日記の表紙に飾っておきました。
アジサイって、ブーケのようですよね。こんな花束もらったら嬉しいでしょうね(^^)。

いつもの公園では、熟れたクワの実が道にこぼれて 歩くのに困るほどです。
公園のケヤキの幹には、並木の木よりも多い
おびただしい数のテントウムシの蛹が付いていました。さすがの私でも、ぎょっとしましたよ。
今年、アブラムシの数が多いって聞きましたが、
餌が豊富だったから、テントウムシも増えちゃったんですかねぇ?

気持ち悪いほど たくさん並んだ蛹の写真は、やっぱり別ページ送りにしておきます。
羽化したての 背中が薄い黄色のテントウムシなら、見ていただけますかねぇ?
しばらく待つと、柄が浮かんでくるんですよ。
我が家の周りでは、点が二つのナミテントウが圧倒的に多いです。
都内の実家にいた頃は、点が七つのナナホシテントウしか見たことなかったんですけれどね。



今日の写真。1枚目は、生け垣にもよく利用される ネズミモチの花の穂とハナアブちゃんです。
ネズミモチは、モクセイ科の常緑樹。
"ネズミ"というのは、秋に実る果実が ネズミの糞にそっくりだから。
これが もぉ、嫌って言うほど似ています。
ついつい連想しちゃうから、この木を"ネズミモチ"って呼ぶのやめて、
別名の"タマツバキ"って呼びましょうよって、お願いしたくなるほどです(^^;)。
でも、この木の説明をwebに載せておられる大学の先生が、
学生がネズミの糞を見たことがないので、説明しても解ってもらえないと困っていらっしゃいました。
先生〜(^^)/、私、見たこと有ります、ネズミの糞。←別に自慢にはなりませんが…

"モチ"とは言っても、樹皮から鳥もちを作る モチノキの仲間ではないんです。
葉っぱの感じが似てるだけ。

ネズミの糞を連想させるわりには、きれいな白い花の房が 清楚な感じでしょう?
ハナムグリやアブやハチがいっぱい飛んでくるんですよ。
この日も、後足の花粉カゴが重そうなハチさんや、ハナアブちゃんに出会いました。
写真の子は ヒラタアブかな?


中国原産のトウネズミモチというそっくりさんもいます。
トウネズミモチのほうが、全体に大きくて、花も実もいっぱい付きます。
花の時期が、トウネズミモチのほうが若干遅いこと、
実の形が、トウネズミモチのほうが丸みを帯びていること などでも見分けられますが、
一番の違いは、葉。
ネズミモチの葉は 裏から透かして見ると葉脈がハッキリとは見えないのに対して、
トウネズミモチの葉脈は、裏から透かして見ても葉脈がハッキリ見えるそうです。
我が家の近くにあるのは、今のところ、ネズミモチばかりのようですけどね。



二枚目は、ユスラウメの実
おいしそうでしょ?写真は6月の初めのもの。
今日もう一度見に行ったら、真っ赤に熟して、
もうほとんど 落ちたり、食べられたりして なくなっていました。
私も一粒いただきました♪

日本のさくらんぼのような味で、とっても美味しかったですよ(^ー、^)。
お花だってもちろん綺麗だったのですが、日記では紹介してませんでしたね。
来年の春、
図鑑には 『まれ』と書いてあったうす桃色の花の写真をご紹介しましょうね。

主にうす桃色の花が付くのは、そっくりさんの「ニワウメ」のほうで、
ユスラウメの花は、普通は白い花 なのだそうですが、
公園の管理人さんが付けてくれた名札にも、ユスラウメだって書いてあるし、
ニワウメの実るのは、ユスラウメより後だって言うから、
多分この木はユスラウメです(^^)。

ユスラウメって漢字では「梅桃」、又は「桜桃」とも書くんですって…。
桜桃って…さくらんぼの事だけじゃなかったんですね。
    6月19日は"桜桃忌"(太宰治の忌日)でしょう?

原産他は中国ですが、耳慣れない「ユスラ」と言う言葉は、
朝鮮語の「移徒楽(いさら)」が変化したものだと言うことです。




2005/06/10 fri
テングチョウ

◎今日は内容が多いので、2つに分けました。第一部は虫の話ですので、
 苦手な方は読み飛ばしてください。



関東地方の梅雨入りが宣言されました。
今日はお昼頃から、音を立てずに細かい雨が降っていますが、
昨日はだいたい晴れていました。



昨日 公園に行く途中、黒っぽい蝶々に追い越されたんですよ。
ひらひら、よたよたと 見るからに危なっかしい飛び方で、
私の 後になり先になりして、数歩、一緒に移動したんですが…、

私から、ほんのちょっと離れたとたん、ムクドリが急降下してきて、
蝶を追いかけ出したんです(驚)。
「ひぇ〜!!」っていう叫び声が聞こえそうな あわてぶりで、
蝶はめちゃくちゃな飛び方をしつつも、鳥のくちばしをかいくぐっていきます。

命かかっていますもの、そりゃあもう、死にものぐるいでしょうよ。
見通しの良い場所でしたので、私も思わず、
どんどん遠ざかる蝶の行方を 目で追ってしまいました。

鳥のほうが 先に あきらめてくれたので、蝶は命からがら…と言った感じで
スピードを落とし、ひと休みしようと地面におりました。
でも、そこは車道。羽を休めたかと思う間もなく、車が通りかかります。

私も思わず心の中で 叫びそうになっちゃいましたよ。
流石に、蝶々をよけるために停車するドライバーは 居ないでしょうからね。

ギリギリのところで よたよたと、その蝶は飛び上がり、道の向こうの草むらへ
逃げていきました。
いやはや、蝶々として生きていくのも、楽じゃないのよ…そんなぼやきが聞こえてきそうな、
情けない飛び方でした(^^;)。


で、公園にはいったら、また、そっくりな蝶が 今度は2匹、
地面にとまって、
差詰め、デートのお誘いの真っ最中…といった風情でした。
驚かさないように、そっと観察させてもらいましたが、
写真におさめることは出来ませんでした。
まぁ、飛んでいるものを写真に撮るのは難しいんですよ、特に、私のような者には。


仕方がないので 動かないもの(植物)を写真に撮っての帰り道、
ちょこっと寄ったお手洗いで、なんと、個室の中にそっくりな蝶々を、またまた発見。
しかも今回は、死骸が一匹、生きているのが一匹。ああ、なんてラッキーな。

人が作った物って、虫たちにとっては 理解しがたいんでしょうね。
おそらく建物内に紛れ込んで、出られなくなってしまったのでしょう。
とにかく、生きている方は外へ逃がし、死んでしまった方を写真に撮りました

家に戻って図鑑で調べたら、「テングチョウ」と言う蝶々に似ています。
黒っぽい羽に赤っぽい模様、羽の付け根あたりがとっても毛深くて、
何より、変わっているのは 頭(本当は、口なんですけどね)の先が
三角帽子でもかぶっているかのように とがっているところ。
ここがとがっているので 天狗に似ていると この名前になったそうです。

エノキの葉を食べる幼虫は、木を叩かれると
思わず 糸を付けたままぶら下がってしまうという習性があるそうです。
web検索して、その、ちょっと つり目ちゃんにも見える模様の付いた
可愛いお顔も拝見してきました。
この夏は、エノキの木を叩いてみたい衝動に駆られそうです♪

虫を好きじゃない人には、楽しめない話題で、ごめんなさい(^^A)。
でも、これから気温が上がるにつれ、いろんな虫たちに出会う確率も増えるんですよね。
web検索すると、いろいろ詳しいことが解っちゃって、親近感が増すんですよ。
昨日はオレンジ色の ヒョウモンチョウの仲間にも出会えたし♪
おさんぽの楽しみが、広がっちゃうなぁ…(^^)。




アメリカフウロの実 と ヒトクチタケ

◎今日は内容が多いので、2つに分けました。
 第一部は「テングチョウ」についてでした。


今日の写真は、以前から狙っていた "アメリカフウロの実"のはぜたところ。

帰化植物で、そこいらじゅうの道ばたに はびこっている アメリカフウロ。
小さなピンクの花が終わった後は、くちばしをとがらせた形の実を付けるんですが、
これがはぜる時に、くるくるっと丸まった 可愛い表情になるんですよ。
この はぜかたは、ゲンノショウコと同じなのですが、
ゲンノショウコは、
このはぜた後の実の形が、横から見ると おみこし(御神輿)の屋根みたいだから、
別名を「ミコシグサ」と呼ばれるのだそうで、

ゲンノショウコで、その姿を撮りたいのですが、なにぶん数が少ないので、
アメリカフウロで見かけた時には 必ず写真に撮るぞと、撮るぞと、
ずいぶん前に決意したのに、なかなかチャンスがなかったんです。

でも、昨日、やっと、くるくるしている株に 出会いました。
見えますか?可愛いでしょう?
一個で良いのに、枝先の実、全部くるくるしちゃったものだから、
かえって わかりにくくなってますかねぇ(苦笑)?

まぁ、探すのに 苦労の要らない植物だと思いますので、
ご近所で見かけた時に、気を付けて見てみてください。←人任せかいっ



2枚目は、誰かが置き忘れたお菓子!じゃなくて キノコです。
枯死したての松の木に発生する ヒトクチタケ
焼き菓子のようなつや、まあるい形。おいしそ〜う。←食べられません。お菓子でもありません。
魚の干物みたいな匂いは 似つかわしくありませんが、
自然にできた 可愛らしい姿を、一週間ほど楽しませていただきました。
今は、残念ながらシワシワです。
それにしても、この公園は、お菓子にそっくりなキノコが いっぱい出るんですよ。
食いしん坊には 注意が必要ですねぇ。

虫と共に、キノコも季節も到来です。楽しみだなぁ(^^)〜♪。




2005/06/14 tue
新江ノ島水族館

昨日は学校が 振り替え休日でお休みでしたので、子ども達を連れて、
前々から 行きたかった「新 江ノ島水族館」へ行って来ました。
http://www.enosui.com/

子ども達の大好きな おばあちゃんにもご一緒していただきましたので、
とってもにぎやかな道中になりました。
昨日の関東地方は大変な暑さでしたが、水族館の中は快適で
とっても楽しい一日を過ごしてきました。



一番印象的だったのは、目の前の海(相模湾)を再現したという大水槽
大きな水槽で いろいろな種類のお魚を泳がせている水族館は、他にもたくさんありますが、
新鮮に思ったのは、マイワシとアジの群が 泳いでいるところでした。
マイワシだけの水槽は 見たことがあるのですが、
大きな水槽に他のお魚と一緒に入れてしまったら、"餌"にしか見えないかと思ったら、
とんでもなかったです。

大きなエイも泳いでいたのですが、
水槽の主役は、なんと言っても 銀色の体をひらめかせて泳ぐ、
大量のマイワシの群でした。サッと逃げたり、また集まったり。
変幻自在な その"群"の姿はいつまで見ていても飽きないほどでした。

すぐに姿の変わる マイワシたちの群れは水面のすぐ近く。
水槽の中ほどは、ちょっと黄色いしっぽのアジの群。
ひとかたまりになって、水槽内をすいすいと巡回していきます。
美味しそう('〜、')…いえ、とってもきれいでした。

ぼーっと見とれていると、目の前を 人より大きいくらいのエイが、
悠々と通り過ぎていきます。
本当の海の中にいるような 不思議な感じがしました。
日記表紙の写真は、そんな大水槽で、息子が撮ってくれた写真です。
中央の大きな魚が、エイの一種のシノノメサカタザメ:東雲坂田鮫(コバンザメ付き)で、
遠くで渦巻くように群れているのがマイワシ、
少し下、画面を縦に通り過ぎていくのがアジの群れです。


この水族館のもう一つの名物が クラゲの展示室。
水の中を漂うように ゆっくりと動く様に癒される人が続出しているそうで、
この25日には、20歳以上の女性を対象にしたお泊まり会も 催されるそうです。
あの ゆったりした動きを眺めながら眠ったら、ストレス解消に役立ちますかしら?

日記本文の写真のミズクラゲも、息子が撮ってくれました。
これはどこにでも居るクラゲですけれど、毒がないんですって。
ほんのり透き通っていて、涼しそうですね。


もう一枚の 目の覚めるような青いお魚 ルリスズメの写真は、娘の作品。
竜宮城の絵のように綺麗な 珊瑚礁を再現した水槽の前で、一生懸命粘って撮ってくれました。
小さなお魚は動きが素早いから カメラに納めるのが大変なんですが、
何とか その姿をとらえることができました。

こんな時、デジカメだと何枚でも気軽に撮れるから便利です。
ふたりで100枚以上撮りました(^^)。
ただし、フラッシュをたくと 生き物たちに影響しますので、
フラッシュをたかなくても写せる デジカメじゃないとダメですけれどね。


それから、この水族館のアイドル ミナミゾウアザラシのみなぞう(美男象)くん。
想像以上に 大きな体でしたが、飼育員さんの言うことをよく聞いて、
いろいろな芸を披露してくれました。おっきかったけど可愛かったぁ(~〜~)。


水族館と付属のお土産やさんで、追い出されるまで遊んで(^^A)帰ってきました。
江ノ島の海岸と水族館へは三年前の秋にも遊びに来ているのですが、
その時はまだ改装中で、みなぞうくんにも会えませんでした。

古い建物も味があって良かったのですが、新しくなった(改装一周年ですって)新江ノ島水族館♪
すっかり気に入っちゃいました。
また来たいね。子ども達ともおばあちゃんとも話しながら 帰ってきました。
暑い中、長い距離を運転してくれたお父さんもそれを聞いて満足してくれたことと思います。

ただ…、私もデジカメで写真を撮りたかったなぁ…。今度は1人で来ようかしら(うふふ)。




2005/06/15 wed
ヒイラギナンテンの実と樫の幹のコケ

雨の一日になりました。
暑い日が続いていましたから、いつもはうっとうしい雨でも、今日は嬉しいです。
つい2〜3日前に、待っていたナツツバキとカラーの花が咲きました。
目にも涼しい夏の花。久しぶり♪また会えたね。

道ばたの草たちも、ハルジオンが減ってヒメジョオンが増えましたし、
一度刈られた草むらでは、エノコログサが伸びてきて、小さなふさふさの穂を出しました。
ドクダミ、イヌタデ、ハキダメギク…何気なく見ていましたが、
草むらも春と夏では、並ぶメンバーが違うんですね。
タケニグサ、ノブドウ、ヒルガオ、ヨウシュヤマゴボウ…思い出しただけで汗が出てきそうな
盛夏の雑草たちも葉を広げ、花をつけはじめました。


今日の写真は、2004年の3/11の日記では黄色いお花を紹介しましたし、
6/2の日記では、葉に大きな水玉をのせていた ヒイラギナンテンの実です。
葉のかげでは、実が綺麗な紫色に色づいています。
美味しそう?
残念ながら食べられませんが、色水遊びくらいはできるかもしれません。

この実を食べた鳥さんには、ウチの洗濯物のそばへは飛んできて欲しくないなぁ…
なんて事をつい考えてしまうんですよね。
それくらい強烈な色した 鳥さんの落とし物を、あちこちで見かけるんですよ(^^;)。



二枚目は、青々したコケ(苔)を伝う雨のしずく
これ、岩場ではなくて、大きなシラカシの木の 幹なんです。
ウチの近所にあるシラカシの木は、
大人でも抱えきれないくらいの太い幹の北側一面に コケ(苔)が付いているんですよ。
雨の日に、幹を伝うしずく以外は水分をとれない 厳しい環境のように思えるのですが、
ごらんの通り、ふかふかです♪

晴れの日が続くと、何となく ほこりっぽい色になって あんまり綺麗じゃないんですが、
雨の日には 生き生きします。
育つのには長い年月が必要でも、
いたずらして こすったら、すぐに はがれちゃう か弱い存在です。
誰の気もひかず、放っといてもらえるのが一番なんです。

私の住んでいるあたりは、ものすごい勢いで 都市化が進んでいます。
私達が引っ越してきた頃は、
空気が綺麗な証拠の"地衣類"という カビともコケ(苔)とも見えるものが
そこらじゅうの木の 幹や枝に付いていたのですが、年を追うごとに減っています。
いつまでもそこに生えて居て欲しいな…写真に撮りながら、そう願わずには居られませんでした。




2005/06/18 sat
羽化したてのテントウムシ

二日続いた雨もあがり、
昨日今日、日中はときおり日も差すようなお天気になりました。
日が差すと 暑いですねぇ〜(^^A)。

金曜日は開校記念日で 学校がお休み(またかよ)の息子と 買い物に行った帰りに、
並木のケヤキの幹で、羽化したばかりのテントウムシを見つけました。
この並木では、テントウムシ羽化のピークは過ぎてしまい、
まだ、ちゃんとピントのあった写真が撮れて居なかった私は
最後のチャンスとばかりに、
(息子に荷物を持たせたまま)
     夢中になって 写真撮影をしてしまいました。
あぁ、こんな時、だだをこねずにじっと待っててくれるなんて、
我が息子も成長したものです。←感心している場合? (^^;)



ケヤキの樹皮の上、左が成虫、右が蛹の抜け殻です。
羽化したてのほやほや♪ 

早朝や夕暮れ時、羽化の近い蛹が ぴくぴく動き出します。
蛹の殻が背中の所から割れ始めて、まず頭、次に体が出てきます。
背中にしょった羽は、まだ表面に細かいしわが付いています。

先に外側の厚い方の羽が伸びて、
ほんのり透明感のある ピッカピカの黄色い羽になり、
次に うすい方の羽根が伸び始めます。

写真のテントウムシは、やっと うすい羽が伸びきったところです。
綺麗でしょう?羽がやさしい黄色で、つややかに光っていて♪
こんなブローチ 有ったら可愛いでしょうね。



羽化してすぐは、外側の厚い羽に紋はありません。
うすい羽が伸びきってしっかりすると、
固くて厚い 外側の羽の下にたたみ込まれます。

うすい羽をしまったら、たいていのテントウムシちゃん達はトコトコ歩き始めます。
そのうちに だんだん外側の羽に 模様が浮かび上がります。
ウチの近くで多いのは ナミテントウですので、
たいていは、黒地に赤い紋が二つ(二つ紋型)現れます。

たまに紋四つ(四つ紋型)の事もあります。
赤い紋の色が、橙色に見えるナミテントウも時々見かけます。
たまには、黒地じゃなくて、赤地のナミテントウも居ます。
赤地の場合、紋は黒いのですが、二つとか四つとか言わずに、
いきなり十個ぐらい 点々付いていたりします。

"トホシ…"とか"ニジュウヤホシ…"は、アブラムシじゃなくて葉っぱを食べるので、
そっちの虫だったら、木にとっては嫌な虫じゃん!とあわてましたが、
間違いでした。
赤地に黒い点々のナミテントウも居たんですね(^^)。

その他にも、カフェオレ色に白っぽい点々の小柄な"シラホシテントウ"も
良く見かけます。
ちっちゃいナミテントウ(8mmほど)より、さらにちっちゃい4mmくらいの体ですが、
ちょっとお洒落な配色です♪
ちっちゃいけれどみんな ケヤキを守るナイトさんたちです♪



農業に携わる方達の間では、アブラムシ退治に天敵を活用しようと
アブラムシに寄生する"アブラバチ"、
幼虫がアブラムシを食べる"クサカゲロウ""ヒラタアブ"などと一緒に、
研究の対象になっているんですって。
テントウムシたち、農作物の守りも期待されてるんだ。

テントウムシの食べっぷりってすごいですものねぇ。
とあるサイトには、幼虫の内に50〜1300、成虫になったら 数千匹のアブラムシを平らげると
書いてありました。
ひと月に 一匹が一万匹に増えるそうですから、たくさん食べないとね。

以前、我が家のカラーにアブラムシがいっぱい付いてしまった時に、
ケヤキ並木のテントウムシの幼虫たちに 出張退治してもらったのですが、
カラーの茎に テントウムシの幼虫をとまらせたとたん、
びっしり並んだアブラムシたちが
下の方から次々と、体を震わせ 仲間に危険を知らせていたのが印象的でした。
ん、でもって、
アブラムシを つかんでは喰い つかんでは喰いして 進んでいく テントウムシの幼虫を、
頼もしいとも 恐ろしいとも思いつつ、眺めたことを思い出します。

ただ…退治しきらないうちに、どこかに行っちゃったんですよね、その時の幼虫たちは。
農薬の代わりに役立てるのって難しそう…(^^)。




2005/06/19 sun
テイカカズラの花

今日の写真は 雨に濡れるテイカカズラ(定家葛)の花

鎌倉時代の歌人で、「新古今和歌集」「新勅撰和歌」など有名な歌集の選者としても知られ、
「小倉百人一首」の歌を選んだ人でもある、藤原定家の名をいただいた花ですね。

思いを寄せても 叶うことのなかった 内親王のお墓を、
定家の死後、
定家のお墓から伸びたこの花のつるが抱きしめるようにからみついたという話が残っています。

10歳ほど年上の 後白河天皇の第三皇女、式子内親王。
賀茂神社で斎の宮(いつきのみや)として神様にお仕えし、後に出家。
50年に満たない生涯を 結婚もせず終えてしまった 内親王様です。

webでちょっと調べた程度ですが、
式子内親王の没年と 定家の没年の間には、30年ほど開きがあるんですよね。
30年もずっと思い続けて、亡くなっても尚、お墓にからみついちゃうの?
なんだかすごくないですか?そうなると、純愛と言うより、執念という感じですよね。
で、もう ちょっと調べてみると…

内親王様は 定家のお父様 藤原俊成に和歌の指導を受けていたそうです。
出会ったのは そんなご縁だったのかしら?
作品は…
『玉のをよ たえなば絶えね ながらへば 忍ぶることの よわりもぞする』
     …というのが一番有名でしょうか。"忍ぶ恋"で有名な方です。

定家はこの歌の 返歌のような歌を詠んでいるそうです。
『思ふこと 空しき夢のなか空に 絶ゆとも絶ゆな つらき玉のを』
同じように『玉のを』が入っているのが気にかかりますが、
詠まれたのが、内親王様が亡くなって10年以上たってからですから、
本当に 内親王様のことを考えながら詠まれたのかどうか…。

定家という人は、世の中が乱れて、あちらこちらで戦いが始まっても、
古代の歌を後世に残すために、ひたすら和歌の研究を続けた 熱心な研究者だったそうです。
ちょっと浮世離れした、思いこみの強い人だったんじゃないかなぁ…なんて、
私でも勝手な想像しちゃうくらいですから、昔の人たちもいろいろ想像をたくましくして(失礼)、
お話を作り上げたのかもしれません。

冒頭のお話は、お能の「定家」という謡曲が元になっているようです。

テイカカズラにおおわれたお墓から現れた 式子内親王の亡霊が 旅のお坊さんに、
定家卿の執心に捕らわれたこの身を助けてくれとお願いすると言うお話なんですって…。
しかも、お坊さんのおかげでとれたかに見えたカズラも、あっと言う間に元通りになって、
全く、なんてすごいんだ定家の執念は…っていう終わり方らしいんです。

しっとりと雨に濡れたテイカカズラを眺めて、
遠い昔の歌人の恋を あれこれ偲んだ方が いっぱいいらっしゃったことでしょうね。
でも、式子内親王が本当に好きだったのは 別の人だったんじゃないかと
本まで書いた研究者も 居るそうですし…もしかしたら、とんでもない勘違いなのかもしれません。
定家さん、お墓の中で苦笑いしていらっしゃったりして…(^^;)。



さて、テイカカズラ、またの名を マサキカズラというそうです。
こちらのお名前には、もっと古い伝説があります。

天照大神が天の岩戸に隠れてしまわれた時、アマノウズメノミコトが
「天のひかげを、たすきにかけて、天のまさきを、かずらとして舞った」と
伝わっているそうですが、
その"天のひかげ"がヒカゲカズラで、
"天のまさき"がマサキカズラじゃないかという説があるそうです。



図鑑に寄ればテイカカズラは、キョウチクトウの仲間の常緑ツル性植物。
つややかで皮質の対生する葉を出して、林の中に普通に生え、
後に付着根を出して木の幹を駆け上っていく ツル性の植物です。
初夏のこの時期、直径2〜3cmの白く、ジャスミンのような香りの良い花を咲かせます。

花は筒状で、上半分が大きく5つに割け、ひとつひとつの花びらがねじれて、
船のスクリューのような形になるのが特徴的です。
実は、細いサヤのような物が二つずつなり、
種には白い毛が付いていて、風に乗って周囲に散るそうです。

日陰でも育ち、日向なら尚良く育ち、香り良いの花も咲かせ 丈夫なことから、
最近、道路脇に植えられているのをよく見かけます。
街路樹やほかの花木を植えるほどの余裕はなくても、
ツル性植物なら ガードレールにからませてしまえば、場所はとりませんからね。
あとは、電信柱のような "からんで欲しくないもの"に からまないように気を配るだけで、
一年中、緑の葉っぱで街を飾れますから、都合がいいのかもしれませんね。

由緒正しい樹木なんですけれど、なんだか、ぐっと身近な花になりそうですね。




2005/06/21 tue
ナツツバキの花とヤマモモの実

昨日も今日もよく晴れて暑くなりました。
梅雨の中休みにしては、少し長すぎるような気もしますが…(^^;)。
おかげで息子は 楽しくプールに入れたようですし、
洗濯物も良く乾くし、文句を言ってはいけないのですが、
もうちょっと、梅雨寒を味わいたいなぁ…。
明日は少し涼しくなるようですけれどね。



この晴れ間を利用して、子スズメ達が 飛ぶ練習をしています。
春に生まれたひな鳥たちが、巣立つ季節を迎えたようです。
おとといは、自分の巣に帰るのにも一苦労していたのに、
今日は建物の間を 縦横無尽に飛びまわっていました。

図鑑を眺めていて びっくりしたんですけれど、スズメって、
スズメ目ハタオリドリ科なんですって。
ハタオリドリって、アフリカで ものすごく立派な巣を作る鳥なんですよ。
テレビで見たことがあります。

ものすごく器用に、ものすごく立派な巣を作る仲間がいっぱい居るのになぁ、
日本に住んでるハタオリドリの仲間は、
人の家の屋根や壁のすきまに ちょこっと居候してるんだよ…なんて思ったら、
とってもおかしくなりました。
一度見せてあげたいですねぇ。アフリカのハタオリドリの、そりゃあ もう 立派な巣を。

スズメくらいなら ほほえましいだけなので良いのですが、近所のケヤキの大木の下に、
『カラスが巣を作りました。通る時には気をつけてください。』なんて書いてあったんですよ。
調べてみたら、一般的な子育ての時期って、カラスもやっぱり 今頃なんですよ。
子ども達だって通る場所だし、怖いです。
見上げてみたけれど、巣は見えませんでした。ホントにいるのかなぁ…。



さて、今日の写真は、ナツツバキの花とヤマモモの実です。
ナツツバキは2003/6/9、ヤマモモ同年7/15に、ご紹介しているのですが、
ナツツバキは画面の半分だったし、
ヤマモモに至っては、歩道にこぼれた実の写真でしたので、ご紹介しなおします。



ナツツバキ(夏椿)  別名:シャラノキ(沙羅の木)
ツバキ科の落葉高木。樹形があまり変わらないので、庭木や公園樹として人気あります。
初夏に直径5〜6cmの白い花を咲かせます。
シャラノキと呼ばれることもありますし、誤解されてお寺などに良く植えられますが、
お釈迦様と関わりの深い"沙羅双樹"は インド北部原産、フタバガキ科の常緑高木で、
大きな温室を備えた植物園でなら、見ることくらいは出来るかもしれませんが、
日本の気候では育ちません。もちろん、ナツツバキのことではありません。


沙羅双樹でweb検索をかけてみると、

インドと同じ木は無理でも、似た木ならあるんじゃないかと思ったお坊さんが
山で見つけたこの木を 「沙羅の木だ」と言って広めたんだとか…
平家物語のほうの 沙羅双樹…沙羅双樹の花の色 盛者必滅の理をあらはす…は、
この、ナツツバキで良いんじゃないとか…諸説いろいろ見つかりました。

一日で花が落ちるところに、
一日一日を大切にしなさいと言う 釈迦の教えに通じるモノがあると
ナツツバキを眺めながら、なんの疑いも持たずに、
さすがは沙羅双樹…と感心していらっしゃる方もありました。

     ホントの所はどうなんでしょうね(^^)。



ヤマモモのほうは、
ヤマモモ科ヤマモモ属の常緑高木。お株とめ株とがあります。
この木も、樹形があまり変わらないので、最近、街の緑地帯や並木で 
結構よく見かけるようになりました。
花は目立たないのですが、1〜2cmの丸い実がびっしり実ると なかなかきれいなものです。
この実は、甘酸っぱくて美味しく食べられます。

先日娘に、一粒とって味見させていたところ、
通りがかったおじさんが、
いっぱい食べるとおなかを壊すことと、果実酒として漬けると良いことを
教えてくれました。おじさん、懐かしかったのかな?

前回も書きましたが、いっぱい実るのですが、誰も食べようとせず、
落ちた実は、ただ踏まれて 道を汚すだけなんです。なんだかもったいないですよね。

ヤマモモの実は、もちが悪くて、商品として流通させることはできないのだそうです。
実っているのを見つけた人にしか味わえない  ある意味 現代の珍味ですね。
もしも、どこかで見かけましたら、一度お味見してみてはいかがでしょうか(^^)。




2005/06/23 tue
ムラサキツユクサとベニガク

いやぁ〜、今朝、未明のサッカー・日本代表は、惜しかったですねぇ。(コンフェデレーションズカップ)
でも、これを良い経験にして、ワールドカップドイツ大会では、前回以上の活躍をして欲しいです。
頑張った選手の皆さん☆おつかれさま。



さて、梅雨の中休みを 長過ぎ〜とぼやいていたら、昨日も今日も雨が降りました。
ちょっと動くと蒸し暑いけど、じっとしている分には涼しいです。
…これをさぼる口実に…あ、いや、なんでもありません(^^A)。

でも、一日中降っているわけではなくて、雨が上がっている時間帯もあります。
そんなとき、我が家の周りでは恒例の剪定作業が行われます。
今年も響き渡っていますよ、チェーンソーの音が…。
うまいもんです、植木やさん達。きれいに まぁるく刈り込んでいきますもの。



今日の写真、一枚目はムラサキツユクサの花
ツユクサ科トラデスカンチア属、北アメリカ原産の宿根草。

あぁ、ムラサキツユクサって、園芸種なんですねぇ…。しみじみ。
たしかに"ツユクサ"は、道ばたで見かけても、
ムラサキツユクサは花壇にしか咲いてないですからねぇ。
同じように"ツユクサ"って呼ぶわりには、全然似てないな…とは思っていましたが、
今回調べてみて、改めて確認しちゃいました(←今更;)。

ムラサキツユクサは、実家の庭にあって、"色水遊び"といえばこの花!
だったんですよね。
だから今でも、見かけるとつい、懐かしくなっちゃいます。

雨に濡れて涼しげなこの写真は、実は一昨年 撮ったものです。
自宅のすぐそばには 咲いてないものですから、丁度いい時に撮れるとは
限らないんですよね。
気に入っている一枚なので、古い写真ですが載せてみました。



もう一枚は、ベニガク(紅額)
咲き始めは白く、後に少しずつ赤みを増して、最後にはまっ赤になる装飾花が特徴です。
ヤマアジサイの園芸種です。
淡い中間色が多いアジサイの仲間うちでは、ちょっとユニークな花色。
装飾花の周りがギザギザしている(鋸歯がある)のも チャームポイント♪
目立ちませんが、葉の色が濃いめなところも 花の良さを引き立てていて、
なかなかステキなアジサイです。

ただ、装飾花が赤みを帯びてくる頃には、中央の両性花が枯れ始めて
茶色くなってしまうので、写真を撮るタイミングが難しいです。




蒸し暑い日が続いていましたが、週末からは、
"ものすごく暑い日"が続くそうです、関東地方。\(◎o◎)/ ひえ〜。

う〜〜〜〜、暑いの苦手な私には辛い季節の到来です。頑張って乗り切らなくちゃ。




2005/06/26 sun
ナンテンの花とキリギリスの仔

蒸し暑いですねぇ。(◎◎A)  いかがお過ごしですか?
こんなに蒸すんだから、きっとアレには 良い季候なんだ…と、
昨夜、家族で 初めて"蛍"を見に行ってきました。

隣町に 自然観察園があって、
動物園のオリ(ケージ)のようなところで蛍を飼っているのは、ずいぶん前から知ってはいたのですが、
なかなか、子どもを連れて暗い中行く…って言うのが 出来なくて
長い間の念願だったのですが、昨日、とうとう実現しました。\(^▽^)/

事の発端は、その近くに 最近出来た 日帰り用の温泉施設。
なかなか良いらしいと言う評判を お父さんが聞いてきて、
家族で行ってみようかと…だったらついでに、蛍を見て来られないかと…。

まだ明るい内に下見を済ませ、
レストランでの美味しい夕ご飯と、のんびりゆったり温泉を楽しんだ後で、
念願の蛍を見に行きました。



本当は、自然な環境の中で、
手や頭に止まっちゃうくらいの近さで見せてあげたかったのですが、しかたありません。
まさに、動物園で 動物や鳥を眺めるのと同じように、蛍を眺めてきました。

でも、それでも十分に きれいでしたよ。幻想的でもありました。
子ども達も感動してくれました。
自分が 子どもの頃には見られなかったものですから、
娘と息子には、感受性の豊かな子どものうちに是非、見せてあげたかったんですよね。

同じ時間帯に ケージをのぞきにきた親子づれが 何組も居ましたが、
子ども達みんな、楽しんでくれたかな。
良い思い出として、いつまでも覚えていて欲しいなと思いました。



帰り道、お父さんお母さんの子どもの頃のから今までの 環境問題のことなど、 
かいつまんで説明しました。

私達が小さかった頃は、農薬も洗剤も ただただ、人の暮らしを良くしてくれる
魔法の薬のように思われていたのに、
使っているうちに、山や田んぼから 小さい生き物たちの姿がどんどん消えてしまって、
公害問題が起こり、健康被害が出て…。
農薬も洗剤も、その他の化学製品もみんな、良い面も悪い面もあるのだから、
よく知って 気をつけて、上手に使っていこうという 今の考え方になったのだと 言うような話です。

おじいちゃんおばあちゃん達が子どもの頃、私達の街の近くの川には、
蛍がたくさん居たそうです。
私達が子どもの頃には、農薬の使い過ぎと都市化のせいで 蛍はすっかり姿を消してしまいました。
そして、娘と息子が子どもの頃はこうして、飼育された蛍を眺めるようになりました。

でも人は、このままではいけないと気が付きました。
娘と息子が 自分たちの子どもに話す頃には、蛍がいっぱい飛ぶようになっていて欲しいと思いました。
ケージごしにしか見られなかったことなど、笑い話になっていればいいなと思います。



今日の写真 一枚目は、ナンテンの花
滋養強壮、せき・たん、ぜんそく(気管支ぜんそく)、百日ぜき、黄 疸、頭痛、リューマチ、
虫さされ、視力低下 …こんなにいろんなものに効く 薬草としても有名な ナンテン(南天)。
葉はお弁当の上などに飾って毒消しに、"難を転じる"の語呂合わせから、お正月の縁起物に…。
ナンテンはとっても身近で なじみの深い植物ですよね。
赤い実はよく見ますが、これがその有名なナンテンの、あまり有名でない 白い花です。
きれいでしょ? (^^;)
6月の初めから7月の初めまで 咲いています。



二枚目は、キリギリスの仔(幼虫)の写真
ちっちゃいけれど、体のつくりは一人前。そして、全身 緑色。
自分がどこにいるのか よく解ってないのかな?
それとも、いきなり人間と目が合っちゃったから、気が動転しているのかな?
じっとしていれば見つかりっこない と思っているかのような キリギリスのおちびちゃん。

葉っぱの上だったら、素晴らしく上手に身を隠せたんだろうけれど、ここは、アジサイの花の上。
あのう…、とっても目立っちゃってますけど…。




2005/06/28 tue
お茶畑

東京都心で36・2度〜!?\(◎◎)/ 
42年ぶりに6月の最高気温の記録を更新しちゃった今日、
小学生達と お茶畑へ行ってきました。学校の お茶摘み体験に参加してみたんです。
ほんの40分程度の プチ体験でしたが、楽しかったです。

お茶摘みと言えば5月!ですから、もう、シーズンは終わりのほうですが、
子ども達のために、上手に残しておいてくださったんだろうなぁ、
お茶畑には、丁度いいくらいに伸びた 新芽がいっぱい並んでいました。

お茶摘み体験は 毎年やっているので、手慣れた様子で黙々と摘んでいく子、
量を稼ぐのに夢中になって、茎でも固い葉でもどんどん摘んでザルを何度も空けに行く子、
摘み始めたばかりなのに、もう葉っぱがない〜と余所のうねに行こうとする子、

すぐに飽きちゃって、隣の子にちょっかい出してる子、
美味しそうだねなんて、生の葉をかじってみる子(苦かったって・笑)、
虫、居ないかなぁ?と不安そうな子(足許をトカゲが通ったけど、言わないでおきました・苦笑)
       …いろんな子が居て、にぎやかでした。

でも、暑かったですよぉ〜。
みんなお風呂あがりみたいな 真っ赤な顔になっちゃいましたもの。
これで、帰ってから お勉強できるのかなぁ?
フラフラになってお茶畑を後にする時、振り返って見たら、
お茶園の皆さんが、摘んだばかりの葉を集めて、製茶工場へ持っていく支度をしていました。

後日、ちゃんと飲めるように加工されて、ほんのひとつまみずつですが、
みんなに配られるんです。
畑を解放するのも、加工するのも、みんなボランティアなんじゃないかなぁ。
ありがたいよなあ…。
せめて精一杯 愛想良く(^^) ごあいさつしてきました。

みんなで摘んだお茶♪ 今年も楽しみです。



おとといの夜、コクチナシの花が咲きました。コクチナシって 夜咲くんですねぇ。(しみじみ)
10年以上育てているのに、初めて実感しちゃいました。
そういえばいつも、良い香りに気づくのは夕方だったな…なんて言ってるくらいですから。

で、翌日の朝、写真でも撮ろうかな〜なんて 鉢のそばに行ってみたら、
あちこちの鉢に、赤いちっちゃなものが パラパラ落ちているんですよ。
実でも種でもない…なんだろう? 色は別にして、形は…イモムシの糞みたいと思ったところで、
見つけました。
ピンクのカーネーションの花びら食べて、真っ赤なフンをしている シャクトリムシくん。

うちの鉢植えたちの所には、毎年のように、シャクトリムシくんがやってくるんですよ。
そうして、不思議なほど、毎年ちがう植物の葉を食べるんです。
夏休みの宿題のアサガオに付いていたこともあったし、
他の虫が食べない セイヨウキヅタの葉を食べていたこともあったし…。
今シーズンの初め、
ミニシクラメンの葉をかじっている しゃくとりチビちゃんを見かけたけど、同じ子かな?
シャクトリムシって、何の葉っぱでも食べられるんですかねぇ?

あのにっくきオオスカシバの幼虫とちがって シャクトリムシは、
鉢が丸坊主になるほどは食べないし、触るとかぶれるような 毛もトゲもないから、
いつも 取らないでそのまま飼っておくんですが、
たいてい 5cm位になると居なくなっちゃうんですよね。
蛹になったところも見たことないし…。鳥に食べられちゃうのかなぁ?

いろいろな謎を含みつつ、今年もシャクトリムシくんの登場です。
いつまで居てくれるかな?




2005/06/30 thu
ガクアジサイの花の後とオオヤエクチナシの花


蒸し暑さも一息ついたと思ったのもつかの間、激しい雨の音で目が覚めました。
関東地方は昨日も今日も雨。当分ぐずつきがちになりそうです。
日差しが無くて涼しいのは良いのですが、蒸し暑いと
体感温度の調節が難しくて困るんですよね、私…。←がんばれ

とうとう6月も今日でおしまい。大祓の日ですね。
半紙で作った人型に息を吹きかけ、お払いしてもらったことを思い出します。
今年ももう半分終わりました。早いですね。
今年上半期の厄払いに、鎮守様にお参りに行こうかな?



今日の写真一枚目は ガクアジサイ、花の後の様子です。

web上を うろうろしていたら、アジサイの栽培に詳しい方が、
アジサイは中央の両性花が受粉を済ませると、花の周りの装飾花が裏返しになって、
受粉を済ませていない花を目立たせる…と書いていらっしゃったので、
さっそく公園へ 見に行ってきました。

おっしゃるとおりでしたよ。見事に裏返ってました。
この時期になると装飾花の表の色が、かなりあせてしまうので、
裏と表の差が無くなり、解りにくいかもしれませんが、
花の茎に注目すると、裏返っているのがよく解ります。

公園のアジサイの中では、ヤマアジサイと薄い色のガクアジサイが、
すっかり裏返っていました。
あと、近所の植え込みの"ベニガク"も。

濃い色のガクアジサイは、まだ両性花が受粉を終えていないらしく、
写真の"受粉中"の花と同じようでした。
もちろん、受粉と関係のない 
装飾花だけのアジサイ…ボールのように丸く花が付くのとか…は裏返りません。
お花も、種を残すために、いろいろ工夫しているんだなぁ…と
しみじみ感心して参りました(^^)。


ちなみに、装飾花の花びらのように見えるのは 萼のようなもので、
小さな花びらは 別に ちゃんと付くらしいんです。
ただ、咲くとすぐに落ちてしまうので眼に触れることは少ないんだそうです。

これも、アジサイに詳しい方のところで読みました。
いつか撮ってみたいです。アジサイの装飾花の花びら(^^)。
それにしても何にでも、詳しい方って…いらっしゃるものですねぇ。



二枚目は、我が家のコクチナシ♪じゃなくて、公園の大きなクチナシの花です。

深く考えずに、ただ、クチナシとだけ思っていたのですが、
これも、いろいろ検索しているうちに、
クチナシは、一重と八重、大きいのと小さいとので
それぞれ名前が違うらしいことに気が付きました。←いまさら

で、図鑑を良く見てみたら、この花の名前は"オオヤエクチナシ(大八重クチナシ)"でした。
中国原産の園芸種。ヨーロッパで改良された為か 
"セイヨウヤエザキクチナシ(西洋八重咲きクチナシ)"(ガーデニア)と呼ばれることも
あるそうです。

一重のクチナシには実が出来て、
薬や染料、食物の着色料(きんとんやたくあんの黄色)として、
人々の暮らしと深く関わってきましたが、
八重咲きの品種には実は付かないそうです。観賞用ですね。
でも、とあるサイトさんには、花びらがほんのり甘くて美味しいと書いてありました。
そ、それって…、一重のクチナシさん限定でしょうか?八重咲きも美味しいのかな?
ちょっと気になりました。

お花は、すっかり開いてしまうと、なんだかだらしのない姿になってしまうので、
お写真に残すには、このくらいの開きかけがきれいですね…(^^;)。
ちょうど雨上がりだったので、一面にしずくが付いています。涼しげでしょ?

土が乾いて、気温が上がると共に、当たりに良い香りを漂わせます。
春の沈丁花、秋の金木犀の季節と並んで、
風が吹くたび 幸せを感じられる数日間♪がやってきました。
今年もよろしく〜、クチナシさん達。



「季節のごあいさつ」7月のごあいさつも更新しておきました。
♪ささの葉 さ〜らさら のきばにゆれる…♪
関東では、七夕もお盆も新暦。7月中にやっちゃうんですよ。

七夕には、習い事関係のお願いをするんでしたっけ…。
コンピューターのスキルが上がりますように(-人-)
写真が上手になりますように(-人-)。むにゃむにゃむにゃ…。

もちろん、☆彦星様と織り姫様☆が ゆっくりデートできますように…(^^)。














< 2005年5月の日記へ戻る
  2005年7月の日記へ進む >





「はっぱのもよう」 表紙へ日記表紙へ











inserted by FC2 system