古い日記帳
2005/1/1〜1/31

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2005/03/03 thu
ネコヤナギの花

今日は3月3日、桃の節句ですね。
ああ、おひな様〜。ほんとに"出しただけ"。
ろくすっぽ見もしないうちに片づけるようですわ。なんだかあわただしいです。

お天気の方も 短い周期で変わっています。
先週の木曜日、深夜に大きな牡丹雪が降って 週末は冷え込みましたが、
今週は ほどほど暖かい日が続いていたのに、また今日の夜更けから 
雪になると言う予報です。

お天気が周期的に変わるのは、季節の変わり目だから仕方がないとはいえ、
あんまりめまぐるしいと 体がついていきませんよねぇ。



午前中の暖かいうちに、久しぶりに公園へ行って来ました。
明るい青空をバックに モコモコのネコヤナギの芽が 暖かそうだったので、
写真に撮って、日記の表紙に飾ってみました。

本文の写真も ネコヤナギ
こちらは 赤いヤク(葯)と黄色い花粉が見えるところまで育った花の芽です。
花びらが無くても "咲いた"と言っていいものか…? ちょっと迷うような姿です。



ヤナギの仲間の ふわふわの綿毛におおわれた芽は印象的ですから、
種類にかかわらず、どの木でも「ねこやなぎ」って呼ばれてしまうようですが、 
「ネコヤナギ」というのは 図鑑にちゃんと載っている名前なんですよね。

別名 カワヤナギとか エノコロヤナギなどと呼ばれ、
河原に多く自生していたけれど、最近は 野生の物は数が減っているそうです。
それでも早春の風情を愛されて、
花屋さんで売られたり、公園の木として親しまれたりしています。
オスの木とメスの木に分かれる(雌雄異株)そうですが、そういえば、
種を付けた姿を見たことはありません。近所の公園の木は…オスの木ばっかりなのかしら?



ところで、
ヤナギの仲間の樹皮には、解熱・鎮痛効果のある物質が含まれているのだそうです。
ヒポクラテスも利用したと言うから、相当 昔から有名だったようですよ。
あの有名な アスピリンという薬の大元になった物質でもあるそうです。

(ここに書いた説明は、web上で見かけた文章を 私流に簡単にして紹介していますので、
ちゃんとした説明は、ちゃんとしたサイトで確認してくださいね(苦笑)。)

身近な木…ですが、すごい秘密があったんですねぇ。



雑木林の日だまりでは、今年初めて ツクシを見かけました。
スギナの芽はまだ出ていませんでした。
紅梅と白梅は 咲きましたが、まだ、薄紅色の梅は堅いつぼみのままでした。
今年の春は、去年ほどせっかち ではなさそう…です。

去年は早すぎましたからね。
今年は卒業式の日にではなくて、ちゃんと入学式の日に桜が咲きそうです。
ただでも あわただしいんですから、春ぐらいは ゆっくりと やって来てもらいたいですもの。




2005/03/06 sun
タラノキの枝

また、雪が降りましたね、先週の木曜日。
湿った雪が どっさり積もって、常緑樹たちが重たそうに枝をたわませていました。
でも、思ったよりは あっけなくとけてしまいましたねぇ。
冷え込んだとは言っても三月の雪。そうそう長持ちはしないのかな。
この土日も、予報では雪が降りそうだと言っていたけれど、短時間ながら 日も差すようなお天気でした。
啓蟄も過ぎたんですものねぇ。そろそろ暖かくなってもらわなくっちゃねぇ…。



で、今日の写真は 雪がまだいっぱい積もっていた金曜日に撮った 
タラノキのトゲだらけの枝です。
灰色の細い枝に、鋭いとげがい〜っぱい!ね?ものすごく"攻撃的な"木でしょう。
こんなに武装していても、食いしん坊な人間にはかなわなかったんですよね。お気の毒。

この木があったのは、とあるお店の駐車場。
わずかに残った雑木林のような、植え込みのような、
中途半端な土地に 一列になって生えていた 若木の 
細い幹というか、枝というか…そういう部分です。
そこは、並び方が不自然でしたので、多分、人が植えたものだとは思いますが、
私が住んでいるあたりでは、タラノキは結構、雑草と一緒に生えています。
なにせ、黒くて小さな実を いっぱい付けますからねぇ。繁殖力は旺盛なようです。



またまた、web検索をしてみてビックリ。
タラノキって、文字がないくらいの昔から、民間薬として利用されてきた 薬用植物なんですって。
センブリやドクダミなどと同じように、人々にとって 身近な薬草だったんです。

健胃・整腸に効果があって、糖尿病や胃ガン、高血圧症などに効果があるんだそうですよ。
それから、山菜としてよく食べられる若芽は、
脂質とタンパク質が豊富で、美味しいだけじゃなく 
栄養的にも価値が高いんですって。

…って言うことは、こんなトゲだらけの木を 
皮むいたり、煎じてみたりしようと 思った人が居たって事ですよね。
う〜ん、どうしてこの木が役に立つって思ったんだろう。
私だったら、痛そうだし、触りたくもないけど…。



枝を良く見てみると、葉っぱが落ちた痕や、新しい芽がついているのがわかります。
興味深い木です。
今後も観察を続けたいと思います。
今度は、美味しそうな(←こらっ)若芽が 顔を出したところを写真に撮りたいな。
よろしくね、タラノキさん(^-^)。




2005/03/08 tue
ラクウショウのおばなと 黄色いスイセン

今日は暖かかったです。久しぶりに公園をお散歩してきました。
おさんぽの収穫は、ラクウショウのおばなのつぼみを見つけたこと♪
ニコニコしながら帰って来ました。



2/3の日記で触れたように、今年はラクウショウの木の高いところに
なにやらツブツブした房がたれ下がっているのを見かけていたんです。
2/3にご紹介した方の木は、絶望的なほど高い所にしか 房を下げていなかったのですが、
別の場所で、背の届く範囲内に ツブツブを見つけちゃいました。

もう、うれしくて〜、早速 写真を撮って来ちゃいました。
まだまだ つぼみの状態ですが、去年の枯れ葉じゃなく、
去年の めばなでも、実でもありません。
これが、ラクウショウの花、しかも おばな なんです。

もう少ししたら このツブツブが開いて、
「芽吹きはじめる4月頃、去年伸びた長枝の先に おばなの房を下げる」という事になると
思われます。
楽しみだなぁ。



公園は 小さい子どもを連れたお母さんたちと、ワンちゃんをおさんぽさせる人たちで、
結構にぎやかでした。
ミツバチさんたちが ネコヤナギの花粉を集めに来ていました。
ハンノキが、おばなの房をたらしていました。

草むらに、目を向けてみると。
ツクシは結局、3/3に見かけた一本だけ。まだお仲間は出てきていませんでした。
オオイヌノフグリに続いて、ホトケノザとハコベが咲き始めました。
タンポポも、気の早い花から咲き出しそうです。

やっぱり3月ですよね。どことなく春めいてきましたもの。



おうちに帰ってきてからの大収穫は、鉢植えのスイセンの花が咲いたこと。
去年お友達に頂いて、鉢に植えて置いたんですけれど、球根が小さかったので、
花が咲くまでに2〜3年かかるかも…なんて心配していたんですよ。
そうしたら、まだ一輪だけですが、かわいい黄色の花を咲かせてくれました。
うれしいなあ。

1/28の日記に紹介した黄色いスイセンに似ていますが、あちらが花の直径3〜4cmとしたら、
こちらは2cmほどの小さな花です。
毎年 一生懸命お世話して、球根を太らせて、年々大きな花にしていきたいです。
うん、頑張ろう。

一緒に頂いた ムスカリ という紫のお花も、花の芽をのばし始めました。
こちらも、咲くのが楽しみです。



今日はいいことが2つもあった、とても良い日でした(^^)。




2005/03/09 wed
ハクモクレンとコブシ の つぼみ

今日も暖かい一日でした。東京では20℃近くまで気温が上がったそうです。
どおりでストーブをつける気にもならず、
窓を開けていることも 忘れていられたわけです(←それもどうでしょう・苦笑)。



今日も公園に行って来ました。
昨日の今日 ですから、大きな発見は無かったのですが、
ツクシの…3/3に見かけたツクシ。まだ立ってます。…そばで、スギナの芽を見かけました。
まだ、ツンツンとした トゲの大きなのみたいな形ですけど…。
やっぱり、去年よりは、今年の春はゆっくり来てくれそう です。



ミズキもイヌシデも 芽を大きくふくらませているのですが、
まだ、葉っぱの緑色を見せてくれるまでには至っていません。
柳の枝も緑色に変わりつつありますが、まだ、芽は固いままです。



そんな中、コブシとハクモクレンの 毛皮のコートを着たような花の芽が、目を引きました。
そっくりなんだけど、何かが違う この二種類の木。
何が違うんだろう…と眺めていて、今日は、"つぼみの付き方が違う"と思いました。

ハクモクレンの花って、いつもきちんと上を向いて咲いています。
枝の先の方でも、元の方でも、木によって多少の違いはあっても、
ほとんどの花が、律儀なくらいに真上を向いて、姿を崩さずにきちんと咲くんです。

それに引き替えコブシの花は、自由奔放。
美は乱調にあり!の風情で、あっちこっち 好き勝手な方向をむいて咲きます。
整然と並んでいるハクモクレンに比べて、花の姿も乱れがちです。

その花の付き方の違いは、当然の事ながら つぼみの時も同じ、
むしろ、花びらなどに邪魔されず、よく見て取ることが出来ます。

どうでしょう、この2枚の枝先の写真。
枝の方向に関わりなく、何とか垂直に立ち上がろうとする ハクモクレンのつぼみと、
枝の方向のまま、あるがままを受け入れている コブシのつぼみ

そっくりなんだけれど、ちょっと違う。
ここがこう違うんだ! と発見できると、なんだかまた少し、木と親しく慣れたような木がします。
青空を背に 大木に咲く ハクモクレンとコブシ…もうすぐ、その素晴らしい姿を見ることが出来ます。
楽しみです。




2005/03/17 thu
ムスカリ

今週は毎日のように出歩いてております。
年度末の用事、新年度の準備…。色々やることがあるんですよねェ。
そんなこんなで、おさんぽには 全然行っていません(しゅん)。

コブシのつぼみは今にも咲き出しそうだし、
余所のお庭では、ギンヨウアカシアが見事な黄色い花を咲かせているし、
並木道のケヤキもサクラも 枝先の芽をふくらませているし、
河津桜の濃いめのピンクの花が 一足早く咲き出したし、
どこからともなく、沈丁花に良い香りも漂ってくるのに…、

写真を撮ってる時間がないのが、少しばかり残念です。
まあ、新年度は 今年度ほどは忙しくないでしょうから…そうだったらいいな…、
そのうちに…ね(^^)。



今日の写真はムスカリ
お友達に頂いた 球根のムスカリちゃんが咲いてくれたので、ご紹介しておきます。

地中海から南西アジアが原産、ユリ科のムスカリ。
名前の由来は じゃこう(麝香)、ギリシャ語でムスク。良い香りがするのだそうですが、
我が家のムスカリちゃんはまだ、香りをたてるところまでは育っていないようです。
いずれ良い香りを漂わせてくれるのかしら。楽しみです。

葡萄を逆さにしたような花の穂の形から、別名「グレープ・ヒヤシンス」とも呼ばれます。

この鉢のムスカリは、
葉っぱぱかりが もしゃもしゃと伸びてしまって、始末に困って少し散髪しました。
球根を植える時期が早すぎると、葉が伸び過ぎちゃうんですって。
後から、園芸の本を見て気がつきました。←手遅れです。

球根がとっても小さかったので、咲いてくれるのは2〜3年後かな?なんて覚悟していたのですが、
こんなに早くに咲いてくれて、とっても嬉しいです。
ずっと咲いていた ピンクのカーネーションと紅いシクラメンに、
黄色いスイセンと紫色のムスカリちゃんが加わって、我が家の鉢植えちゃんたちは今、
とってもカラフルです♪春ですね。



週末はお彼岸です。暑さ寒さも彼岸まで…とはよく言ったもので、毎年毎年、この頃になると、
ちゃーんと暖かくなりますよね。
あ、でも、去年のお彼岸には雪が降ったんでしたっけ…。今年はどんなお天気かな?
おだやかに お墓参りができるといいですね。




2005/03/22 tue
河津桜

暖かいかと思えば、寒いし…。晴れたかと思えば、雨降るし…。
風が強くて ほこりっぽいし、花粉は ものすごし勢いで舞っているし…。
体調崩しがちですよね。

お彼岸と連休はおだやかで、お墓参りも無事に済んでホッとしたのもつかの間、
3/20の午前中、九州で強い地震が有りました。
福岡と佐賀の皆さん、怖い思いをなさったでしょうね。
怪我された方、家を無くされた方、早く落ち着かれるようにお祈りしています。

それにしても、
関東・東海地方の地震が いつ起きてもおかしくないと言われて久しいのに、
違う地域ばかりが 地震に見舞われていますよね。
これだけ警告したんだから、地震への備えは万全なんだろうな…って
言われて居るみたい。
防災用品、ちゃんと揃えておかなくちゃ。



今日の写真は、河津桜
伊豆半島の中ほど、河津町の名物。早咲きのサクラの名前です。
旅行して、きれいな景色を堪能してきたのならいいのですが、
残念ながら、街から一歩も出られずじまい…。
この写真は、近所に植えられた若木の花のものです。

開花が早く、大きめで、色の濃い花を咲かせる河津桜は、
緋寒桜と 早咲きの大島桜の自然交配種といわれているそうです。



現地では1月下旬からつぼみがほころびはじめ、3月初旬まで咲き続けるんですよ。
まだ肌寒い時期にいち早くお花見が楽しめる、関東でも人気の観光スポットのひとつです。

町の方が、河津川原で原木となった河津桜の苗木を見つけ、
持ち帰ってお庭に植えたのが始まりだそうです。
ご本人が亡くなった今でも、その時の桜は まだお庭に残っているそうです。
町の木に指定されて、昭和49年頃から河津川沿いに植栽が始まったそうで、今は、
濃いめのピンクの河津桜と真っ黄色の菜の花が印象的な、立派な並木になっています。

「河津桜まつり」が 毎年2月10日〜3月10日に開催され、
1ヶ月で100万人もの人出で賑わうほどの 一大イベントになるそうです。
伊豆の河津は近くに温泉もあるし、「河津の七滝」という名所もある いいところなんですよ。
遊びに行きたかったなぁ。



とにかく、去年、この木が植えられてからずっと 楽しみにしてたんですよね。
やっと咲いてくれて嬉しいです。
はじめまして(*^^)♪これからもヨロシクね。



日記の表紙の写真も変えておきました。
去年撮った 薄紅の梅の花の写真です。去年はもう、3月のはじめに咲いていたのですが、
今年はまだ咲いたのを見ていません。
もう咲いたかな?公園へ見に行きたいんだけど…、明日は行かれるかしら…(^^;)。




2005/03/29 tue
シダレヤナギの花の芽

またまた、一週間も間があいてしまいました。
降ったり晴れたり、お天気が毎日 変化して、いかにも、春らしい気候になってきました。
ちなみに今日は風が強く、雲がどんどん流れていくので、いつも以上に変化が激しいです。

24日には小学校の卒業式があって、25日には小学校、中学校ともに終了式。
終了式は、恐怖の通知票が手渡される日ですが、今回に限り、娘も息子も
「今までで一番いい成績♪」だったんです。…ええ、もちろん「当社比」ですけどね。(^^A)

ニコニコ顔で帰って来て、翌26日にはおばあちゃんに 見せに行っちゃいました。
こう言う時に ほめてくれる人が身近にいるって 助かります。

27日は 娘の「地域活動」の大きなイベントがある日。朝早くから出かけていきました。
お天気がよかったので、遊び相手が見つからなくて退屈しきっている息子を誘って、
久しぶりに公園に行ってみました。

28日は スイミングスクールの最終日。
二人とも、検定試験に合格して、自分なりの目標を達成しての卒業です。
水が怖くて全然泳げなかった娘も、
泳げないのをからかわれるから 水泳の授業が嫌いだった息子も、
プールの中で 実に楽しそうに 遊んでいました。
さすがプロですよね。
泳げるようにしちゃうんですもの。スクールに通わせて良かったなと思いました。
まだまだ、夏休みなどに短期教室がありますから、気が向いたら通わせようかなと思います。
 



日記表紙の カツラの花の芽 の写真は27日のものです。
公園に、カツラの木はたくさん植えられているのに、
葉を出す前に咲くと図鑑に書いてある カツラの花を見たことがなかったので、
ちょっと嬉しくて 早速 写真に撮ってきました。

赤いんですね。
オスの木とメスの木に分かれる種類(雌雄異株)だそうです。
図鑑の写真によれば、めばなは細くて シンプルな形ですので、
これはおばなかな?なんて思いました。
めばなが咲く木もあるのかな?花の季節が終わる前に見に行かれるといいのですが。



同じ日、シダレヤナギも花の芽をつけていました。
こちらはおばなのつぼみ。やはり、葉を出す前に花をつけています。
公園にはまだまだ 裸木が多いので、シダレヤナギのみずみずしいきみどり色が
とっても華やかに目立っています。

シダレヤナギの方は、めかぶはほとんど植えられていないそうですから、
園内の木はみんな、おばなですね。

Web検索してみたら、シダレヤナギは風に飛ばされ、川に流された枝の切れ端からも
挿し木のように 殖えると書いてありました。
風を受け流す しなやかな強さとともに、ちぎれた枝からも芽を出すたくましさも
併せ持っているんですね。すごいんだ、柳の木。感心しちゃいました(^^)。



あっという間に、公園のコブシもハクモクレンも 咲き始めました。
花壇では、ユキヤナギとレンギョウが満開です。
都内ではもう、ソメイヨシノがほころび始めているそうです。
私が住んでいる街でも もうすぐ♪  いよいよ 春本番ですね。
今年のお花見は どこへ行きましょうか。



2005/03/30 wed
ゴボウの芽

暖かくていいお天気でしたね。
残念ながら、我が家のお嬢様はめずらしく熱を出していましたが…(^^;)。
弟の協力もあって、静かな部屋の中で よ〜く寝て、熱はすぐに下がりました。
風邪、引かなくなりましたし、長引かなくなりました(ほっ)。
幼稚園時代は、三日とあけずに医者通いしてたんですから。

のどごしを重視して、よく煮込んだロールキャベツを作りましたら、
たくさん食べてくれました。明日の朝には復活!…かな?



そんなこんなで今日の写真も 台所発です。(なかなか、公園へ行かれない…泣)
毎年、新ゴホウが出る頃になると やってみるんですよ、水栽培。
新ゴボウの頭をちょっぴり残して水につけておくと、こんな風に芽が出てくるんです

芽を出したからって どうする訳でもなく、結局は捨てちゃうんですけど…、
ほわほわした 毛深い葉っぱが出てくる様子が好きなんですよ。
でも、ゴボウにしてみたら いい迷惑ですよね(^^;)。

ところが、今日web検索していたら、見つけちゃいました。
ゴボウの若い葉っぱは、食べられるんですって♪



今日見つけた説明によると、

ゴボウは、春と秋の年二回、種をまくことができる作物で、
秋にまいて、翌年収穫する新ゴボウは、特に 香りが良く柔らかいのですが、
この時期の若葉も美味しく、ヨーロッパなどでは 根は食べませんが、
若葉はサラダにして食べますって書いてありました。
胆汁の分泌を促進する成分が含まれていて、肝臓にいいサラダになりそうです。
(捨てちゃだめじゃん。)

日本独自の野菜かと思ったら、原産地はヨーロッパから中国にかけての地域で、
古い時代に中国から薬草として、日本に渡ってきたそうです。
ゴボウはキク科の多年草で、芽を出して二〜三年で高さ1〜1.5mになり、
淡い紫色の アザミのような花を咲かせる 植物なんですって。
花の写真も見ましたが、なかなかどうして きれいなお花です。

まぁ、でも、現地での扱いは 雑草。
しかも、すぐに はびこって始末に負えない、嫌〜な雑草って言う立ち場です。
美味しいのに もったいないですよね。野菜として栽培しているのは日本だけなんですって。

収穫せずに放っておいたゴボウに花が咲き、夏には実がついて、
その実の中の種も 悪実(あくじつ)又は牛蒡子(ごぼうし)と呼ばれる薬になるそうです。
野菜として食べる根の部分は、二年以上育てた物を乾燥させ、牛蒡根(ごぼうこん)という
薬にするそうです。

風邪や肝臓の病気の他、湿疹・ただれなどへの外用薬としても利用できる、
ゴボウは なかなかすぐれた薬草なんですね。

身近で見慣れた野菜でも、調べてみると意外な横顔が見られるものですね。
ちなみに、写真のゴボウの下の方はサラダにして 美味しく頂きました。
ダイエットとおなかの調子を整えるのにも効果絶大なゴボウさん。
とりあえず、今度サラダにしてみよう、この葉っぱ(笑)。






















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