古い日記帳

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2004/12/01 wed
ラクウショウとメタセコイアの紅葉の様子

光陰矢のごとし。今日から「師走」です。はぁ〜、目が回りそう \(@〜@)/。
我が家のお嬢様の 期末テスト…苦手な'計算'を除けば、まずまずの出来でした。計算は…
母譲りですのであまり責められませんが…どうしたもんでしょうねぇ(^^A)?

息子の方は、今日は楽しみにしていた 「キックベース大会」。
'実行委員'として、開催にむけて 
いろいろ(挑戦状を書いたり、ルール説明をしたり)頑張ったんですって。

結果は優勝!
「オラ達の組が一番強かった!」って言って、ものすごく ご機嫌で帰って来ました。
良かったね。



今日の写真は、色づき始めた ラクウショウ と メタセコイア

どんどん 紅葉が進んでしまうので、
この姿はほんの短い間しか見られませんが、
もとの緑と、赤褐色とサーモンピンク、ベージュなど、地味ながら、いろんな色に変化していくんですよ。
なかなかキレイでしょう?
去年の日記にも書きましたが、幹に近い方から、ぼわんと光り始めるように 色が抜けていきます。
もしゃもしゃした葉っぱが褐色になったところは、遠目には テディベアの毛皮みたいで暖かそうです。

葉が緑のうちは、ラクウショウの姿の方が繊細な感じがして 好きだったんですが、
色づいてくると、メタセコイアの方が 姿が整っていてキレイです。
今年は、年の初めに、メタセコイアのおばなを見つけることが出来ました。
来年は、ラクウショウのおばなを見つけられるかな?
つきあうほどに魅力的を増す…二本ともそんな 渋〜い(^^)お友達です。



昨日に引き続き、今日もサイトの更新をしました。
全体と日記のページの表紙を クリスマスの特別画像で飾りました。

サイトの表紙は、真っ赤なコナラの葉。ポインセチアみたいに重ね合わせてみました。
真ん中には 金色のどんぐりを飾って♪周りには ピンオークを並べてみました。
どんぐりとピンオークは画像処理で色を付けましたが、コナラは、枝先に付いたままの色です。
全部が赤くなるわけではありませんが、条件が合えば、ここまで真っ赤になるんですよ。
ちょっと意外でしょう?



日記の表紙は、大きなケヤキをライトアップしたところ。
生きている木に電飾をまいて ライトアップすること自体には、実は、反対なんです(苦笑)。
だって、生きているんですもの、可哀想じゃないですか。

木にとって、光はとても重要です。暗くして、眠らなければいけない時間まで光を当てられていては、 
木が弱ってしまいます。
確かに、木の形にマメ電球がついて、並木道がきれいにライトアップされた姿は、
ロマンチックでステキなんだけど、昼間、電気のコードでぐるぐる巻きにされた木を見ると悲しくなります。
商店街の客寄せのためだったら、枯れ木に電球をつければいいのに…と思います。

だからこの木は、画像処理の バーチャル・ライトアップです。
ケヤキは樹形がきれいですから、似合いますね。


さあ、のんびりしていられるのも今日まで。明日から、もっと頑張らないと年が明けちゃうわ(^v^)。
何てったって、「師走」ですものね。




2004/12/03 fri
アキニレの枝

毎日いいお天気で、大掃除が進んで助かります。昨日は窓周りをきれいにしたので、気分がいいです。
週末は、遠い南の海の 台風の影響で雨になる とのこと。
まだ来るんだ、台風(ー"ー)…と思いましたが、フィリピンでは大きな被害が出ているようです。
ちょっと雨が降るくらいで 文句を言ってはいけませんね(^^;)。

昨日、息子は小学校のクラブ活動で「初めて得点した〜。」と元気良く帰って来たんですが…、
今朝は「セキと鼻水が出て、食欲が無くて だるい〜。」ですって。…風邪の見本みたい。
水曜日のキックベース大会、木曜日のサッカークラブと、続いて張り切り過ぎちゃったかな?
一日お休みして、早めに治しておくことにしました。
午前中、よく眠ればすぐに元気になっちゃうんですから。

今朝はほんとに寒かったですね。そんなこんなでちょっと出るのが遅れてしまった おさんぽでしたが、
道端に まだ、霜が残っていました。今シーズン 初めて見ました、霜。
こんなに冷え込んだのかと、ビックリしました。おさんぽ中は 日が差して暖かでしたけどね。
公園の木々もずいぶん葉が落ちました。木によって 落ち葉の色が違うから、地面が
いろいろな色に 塗り分けられていて きれいでしたよ。



今日の写真は、アキニレの枝先
前回(11/15)写真で紹介した公園の木は、もう、ほとんど葉を落としてしまったんですが、
これは、道端に 勝手に生えてる 野生の木。アキニレの種は、自力で芽吹く力があるんですね。
アパートの横の植え込みの中に 一本だけ生えています。いつ切られちゃうかと心配しているのですが、
何とか、風景の一部として落ち着きつつあります。きれいな木ですから、切らないで頂けると嬉しいです。
(私は住人ではありませんが…。)

この木が生えているところは、公園ほどは 日が当たらないので、一足遅れて色づきだしたようです。
きれいでしょう?
この木は、葉っぱの付き方が好きなんですよね。
ちっちゃくて、少し肉厚の葉が、きれいに並んでいるんです。
良く見ると、一枚一枚の葉っぱの形が変わっています。
左と右で 違う形。非対称形の(ちょっとゆがんだ)菱形なんです。
互い違いに付いた葉っぱが どれも同じように日に当たれるよう、ちょっとずつお隣さんに遠慮して、
融通しあって並んでいる感じです。



で、ほとんどの葉が黄色くなり、枝先の葉が 渋い赤に染まります。
公園の木はチャンスを逃してしまったけれど、ここの木は もう1〜2回 写真を撮れるといいなと思います。
空気も乾いているし、冷え込むし、
それに何ですか、猛暑の影響とかで、のどを痛めている人が多いそうです。
やっぱり風邪には気をつけなくっちゃいけませんね。清潔と加湿を心がけねば。
あと、のどにいいと思って、おネギをいっぱい買ってきました。何のお料理にしようかな?



◎11/30のイチョウの写真、もっと見やすいものに差し替えました。イチョウもだいぶ黄色くなりましたよ。




2004/12/06 mon
モミジ・ニレケヤキ・ケヤキ

いやはや週末は、すごいお天気でしたね。
土曜日の日中はまあまあ、おだやかでしたが、
夜から降り出した雨が日曜日の明け方にはものすごい吹き降り!になっちゃいました。

気象庁のある 東京・大手町では 午前6時20分に、これまでの観測記録を塗り替える、
最大瞬間風速40.2メートルを記録したそうですよ。
『冬の台風』と呼んでもいいんじゃないかと、気象予報士さんが言ってました。

日曜日は、毎年恒例、町内総出の大掃除の日だったんですよ。
朝早くに 目が覚めた時には ものすごい雨音がしてたので、
"しめしめ、これでゆっくり寝てられる♪"と思ったのに…、
日が昇るとともに小降りになっちゃって、
お掃除タイムにはすっかり止んじゃって、その上、陽まで照る始末。
落ち葉はいつもより余分に落ちてるし、雨で濡れた葉は、地面やほうきにくっつくし、重いし…。(泣)

仕舞いには手で拾って、それで何とか担当区域をきれいにしたのに、
家に入ったとたんに雨が降り出して…、
「こらー!遅いぞ。今更 降るなぁー!」と思っても、もう遅い(苦笑)。
にわか雨が止んだら今度は、またまた、なま暖かい 南風が吹いて、気温は上がる、葉っぱは散る…。(涙)
ああ、元の木阿弥。

東京の24.8度、熊谷で26.3度など関東各地で25度を上回る「夏日」を記録したんですよ。
12月だって言うのに。
これが『低気圧』のせいだって言うんだから、ビックリですよ。

夜には星がよく見えました。南の窓から、オリオン座を見ましたが、いつもより、
見える星の数が多かったような気がします。風が、街の上の汚れた空気を吹き払ってくれたんでしょうね。
ちょっと得した気分です♪



悪天候にもかかわらず、この土日、息子はサッカーのTV観戦を楽しめましめましたので、
その点はよかったです。
特に、新潟でのチャリティー・マッチ。新潟の皆さん、地震に負けないように頑張って、
でも、からだ壊さないで下さいね。



さてさて、今日の写真はものすご〜くきれいな3色の紅葉です。
真っ赤なのは、多分…イロハカエデ
葉が、まだ きみどり色の木には「ニレケヤキ」という名札が付いていました。
その向こうの黄色い葉は、ケヤキです。
特にきれいなモミジは、いっぱい 写真を撮って来ちゃいました。
モミジだけのショットもおまけしておきます。



今日も久々に、'万葉の庭'まで行ってきたんです。
昨日とはうってかわって、ちょっぴり冷たい 北風の中でしたが、
よく晴れて、澄んだ青空が広がりました。
見上げると、太陽の光をすかして 紅葉が、まるでステンドグラスみたいに見えました。



で、この「ニレケヤキ」。私が持っている図鑑には出てないんですよ。
web検索をかけてみると、
"ニレケヤキは アキニレの別名"、"アキニレの園芸種の名前"…と書いてあったり、
盆栽の写真が出てきたりしました。
でも、近くまで行って、葉っぱや幹の様子を見てきた私には、とても、アキニレとは思えないんです。
う〜ん、なんて言う木なんだろう。もしかして、ハルニレだったら嬉しいんだけど。

また、新しい疑問が見つかっちゃいました。
春、4〜5月頃、花が咲いるかどうか、見に来なくっちゃなりません(^^)。また来るね。
新しい木と知り合いました。長い おつきあいが出来たらいいな。




2004/12/08 wed
ユキヤナギの茂み

毎日いいお天気が続いています。
近所の植え込みのユキヤナギが いい感じに紅葉してきましたので、写真を載せておきます。
一枚一枚の葉っぱは小さいので、かたまりで 色のグラデーションを楽しめるように、
すこし遠くからと撮ってみました。
こんな風に、緑から黄緑、黄色、オレンジ、赤まで、色とりどりに紅葉することは少ないのですが、
この一画だけは特別らしくて、毎年とってもきれいに色づきます。

今年は記録的に暖かい11月だったせいもあって、12月に入っても 紅葉がなかなか散りません。
景色はきれい、過ごしやすい、大掃除にも好都合…なんですけど、
やっぱり冬は冬らしくないと落ち着きませんねぇ。
とはいつつも、暖かいうちに大掃除を済ませてしまおうと、
今日は、押入の中身を全部出して掃除しました。
明日は、おもちゃの棚を片づけようかな?



昨日、小学校の授業参観と保護者会がありました。
みせてもらったのは とび箱の授業。
この間、上手くとべないとぼやいていたので ちょっと心配してたんですが、
今日は、何とかやりこなしていました。
今回は台の上ででんぐりかえしするとびかたで、苦手なのは 普通にとぶ方なんですって。
頑張れ!って言っときました(笑)。

ちょうど 空がとってもきれいな夕焼けに染まる頃、
学校帰りの姉さんとも合流して、にぎやかに帰宅しました。
長かった2学期もあと2週間。最後まで風邪引かないで、元気に通って欲しいもんです。



今日12/8は、戦争が始まった日でもありますが、ジョン・レノンが亡くなった日です。
1980年12月8日ですから、24年前になりますか…。
ジョン・レノンは、我が家の旦那様がとっても好きなアーティストなんです。

そのせいか、雑誌やCDなど、ジョン・レノンに関する資料を目にすることも多いのですが、
ちょうど、没後20年の記念の年でしたか、旦那さんの読み差しの雑誌に、
亡くなる当日の ジョン・レノンとヨーコさんの様子を回想した記事を見かけました。
印象に残ったのは、記事に添えられていた写真。

ベッドに(いつもの黒っぽい)服を着たまま横たわる ヨーコさんと、
そのヨーコさんのおなかのあたりで、全裸で体を丸め、うずくまるジョンの姿。
その日、親しいカメラマンを呼んで撮ってもらったうちの 一枚だそうです。



20代前半でビートルズの主要メンバーとして、
世界的な有名人になってしまった ジョン・レノンですが、
少年時代は、母親と長く 離れて暮らしていたり、死別したりして、
あまり、幸せではなかったんですよね。
マザコン っていうのは有名な話です。

その上、とっても感受性が強くて、繊細な人だったようですし…、
桁違いに有名になってしまった毎日は、
凡人には想像のつかないはほど、大変な暮らしだったようです。

ビートルズとしての活動が いろいろな意味で行き詰まったり、
ヨーコさんと一緒に始めた平和運動で、アメリカ政府から危険人物扱いされたり…。
文字通り、神経をすり減らす毎日。
一時は、余りのことにお酒や薬物にひたってしまったり、
ヨーコさんと離れてしまったりもしたそうですから、
ずいぶん辛かったんじゃないでしょうか。

それでも 最悪なところを救ったのはやっぱりヨーコさんで、
ジョンに活動を休止してもらい、
ショーンという息子を産んで預け、子育てに専念してもらったんですよね。
あれだけのスターを、社会から引き離して、
ありとあらゆる煩わしさから守るのは、並大抵のことではなかったはず。
体は、人一倍小柄な彼女ですが、精神的なスケールの大きさには圧倒されます。

ジョンが、ヨーコさんの全面的な協力のもとに、
ハウスハズバンド(主夫)として過ごした5年間は、きっと、
赤ちゃんだったショーンくんだけでなく、心の中にいる「ジョン」少年も、
一緒に育てた5年間 だったんじゃないかなと思うのです。



写真は"ヨーコさんのお陰で 生まれ変われたよ"というジョンさんのメッセージだったのでしょう。
とってもご機嫌だったそうですから。
5年ぶりの新作を発表し、そのあとも次々に曲を作り、レコーディングの作業も順調で、
未来への希望にあふれていたそうです。

もし、ジョンが殺されなければ、どんな歌が聴けたろうなと思うのです。
きっと、40才で再出発しようとしたんですもの「いくつになってもやり直せるよ」とか、
たくさんの悩みから抜け出してきたんですから「キミはキミのままでいいんだよ」とか、そんなことを
「イマジン」の歌詞のような ありふれた、簡単で わかりやすい言葉を使って、
何度も 繰り返し、歌ってくれたんじゃないかと思うんです。



生まれ変われて良かったね…って言ってあげられた日。
幸せそうな写真と、数時間後の悲劇。
いろいろ考えてしまう…今日は、ジョン・レノンの亡くなった日です。




2004/12/15 wed
色づいたタンポポ

あらら、もう一週間もほったらかしでしたか…。サイト運営は おろそかになり気味ですが、
大掃除の方は着々と進んでいます(^^)。

週末には、子ども達とおもちゃの棚を整理しました。
大きくなっちゃって、生意気の一つも言えるようになっちゃった 我が家のお子さま方♪
ごちゃごちゃと おもちゃが入った箱や引き出しを整理しつつ、

なんでこんなに 部品がバラバラなんだぁ〜!とか、
なんでこんなトコにこんなものが入ってんだぁ〜!とか…ついこの間まで 
母が叫んでいたセリフを吐きながら
整理整頓をしてくれました。

ハイ、みんな 君達がやったんです。
今までは、遊ぶのはおこちゃま、片づけはおかぁちゃま(泣)…でしたからね。
苦労させて頂きましたよ。これからは自分でやってください。
いらないものを少し捨てて、棚がすっきりしました。
奥の方から、ずっと探していたものが出てきたり、
久しぶりに姿を見たら 古いゲーム機でも遊んでみたくなっちゃったり…。
いろいろ 収穫もありました(^^)。



お片づけのあとはお約束通り、クリスマスツリーを出して 飾り付けしてもらいました。
いっぱい飾って★豆電球つけて☆、
いよいよ、クリスマスが近いぞって言う雰囲気が出てきました。
と言うわけでも無いんですが、今日の写真は クリスマス飾り?みたいな タンポポの葉です。

こういう葉っぱを「根上葉」といいます。図鑑のタンポポについての記述だと、
『寒地では秋に地上部が枯れ、地中部だけで冬を越し、…(略)…
暖地では、秋に根上葉を出して開花し、そのまま越年する』そうです。
すると我が家の周りは、"暖地"なんだろうか?

ロゼットとも言いますよね。
葉っぱですから、色はたいてい 緑一色ですが、形は お花みたいで可愛いなと
常々思っていたのですが、このタンポポはなんと、赤と緑のクリスマス・カラーです。
楽しくなっちゃって♪写真に撮ってきました。



いつだったか霜が降りた日もあったから、
タンポポの葉も紅葉しちゃったのかなぁ?なんて思いつつ、
いつもの公園へ。
ところが、そこではもう、梅が 咲き始めちゃってました。
まあ、1月中には咲いていた 早咲きの紅梅ですよ。でもねぇ、まだ、12月半ばですよ。
去年も、12月中に咲いたけど、それでももう少し後だったような気がします。
早いにもほどがありますよ。びっくりしました。

で、なんだか季節を勘違いしそうだなあ。なんて思いつつ歩く帰り道、
道端を注意深く見てみると、春先によく見かける花たちが目に付くんですよね、これが。

オオイヌノフグリ、タネツケバナ、ブタナ、タンポポ…。
まぁ、比較的、一年中咲いてる…かなぁ…花たちですが、それにしても、不思議な光景です。
春はまだ遠い…どころじゃなくて、まだ、冬にもなってませんから。
これも、キチュウオンダンカの影響   なんでしょうか?う〜ん、どうなのかなぁ?




ここ数日「ふたご座流星群」が見頃なんですってね。
12/14未明がピークで、その前後 数日も観察可能と知って、
窓際でお布団から顔を出して(横着?)、流星観察しているのですが…。
残念。
昨夜もおとといも、夜遅くなってくると 雲が出て、星が見えなくなっちゃうんです。
う〜ん。 
強い北風がぴゅーぴゅー吹いて、空気が乾燥して、毎日、雲一つ無く、怖いくらいに晴れて冷え込む
関東の冬は、
どこへ行っちゃったんでしょう。
まぁ、今年は灯油が高いから、暖かいに越したことはないんだけど…。
う〜ん。「ふたご座流星群」。今日は見られるかしら?




2004/12/21 tue
その1 コナラの苗

ああ、また、間があいてしまいました、もはや日記とは言えない頻度です。
おまけにここ数日は雑事に取り紛れて、おさんぽにも行かれないんですよ。
なにせ、年の瀬ですからね。

でも、お正月を迎える準備は、着々と進んでいます。
いや、元旦、二日目ともそれぞれの実家で過ごすので、なんの準備も要らないっちゃ 
要らないんですけど…。
一族郎党を迎えて大忙しになる、大きなお家のお嫁様方には申し訳ない
ささやかな準備ではあります(^^)えへへ。

週末は、娘に手伝ってもらって障子を貼り替えました。
二枚しかないので、毎年、調子が出て上手に貼れるようになったところで終わっちゃって、
私の障子貼りのうでの方はちっとも上達しませんが、
毎年手伝う子ども達の方は、変化が見られて面白いです。

毎日見てるとわからないけれど、
年に一度ずつ同じ作業を繰り返していくと、成長ぶりが実感できるものなんですね。
今年はとっても頼りになりました♪
そのうち、二枚とも子どもだけで貼り替えられるようになったら、
実家へ 手伝いに出そうかしら。労働奉仕☆大切ですものね(^^)。



写真は、我が家のコナラちゃん。12/14に撮った 紅葉の姿です。
去年12/28の日記で紹介した 同じ木の一年後の姿です。
河原で見つけた 芽の出たどんぐりから育てて、二度目の冬。
今年もきれいに色づきました…ということで記念撮影。
すぐにこっちへも載せたかったんですけど、今日になっちゃいました。
我が家のちっちゃなコナラの木、来年もよろしくね。

*なんと、字数制限にひっかかってしまいました。今日は、その2へ続きます。


2004/12/21
その2 冬至の話

さて、今日は冬至です。
冬至というと思い出されるのは、数年前にテレビで見たこんな話…。

長野の善光寺の仁王像の並び方がよそと反対なのは、
冬至の日の太陽が仁王像を照らすことを考えに入れたからということを
地元の郷土史研究家が発見した…っていう話題。

これは、「仁王像」と「冬至」というキーワードで検索すれば、
もっと詳しく説明してくれるサイトが見つかりますが、
簡単にいうと、

仁王像(金剛力士象)には、口を開けたお姿の阿(あ)形と口を閉じたお姿の吽(うん)形があって、
二体はもともと同体で、
阿(あ)形が息を吐く…すなわち 始め を意味し、
吽(うん)形が息を吸う…すなわち 終わり を意味するのだそうですが、

善光寺と、東大寺の(あの有名な運慶作の)仁王様だけが、
左が阿(あ)形
右が吽(うん)形という、他のお寺などとは逆の並びになっているのだそうです。

逆の並び方になっているということは知られていましたが、
高名な学者によっても、その理由は長く不明のままとされてきたんです。
それを、地元の郷土史研究家が…この方は地元の工業高校の建築科の先生だそうですが…
明らかにしたんですよ。

一年に一度だけ 冬至の日に、
一番低くなった太陽の、一番長く伸びた 朝日の先が 
阿(あ)形像のカッと開いたお口までさし込んで、
一年で一番短い一日の終わり、夕日の光が、
吽(うん)形のぐっと結んだお口にあたって消えていくんですって。
それを計算しての特別の配置。

ほかのお寺とは逆の、冬至の日のためだけの、特別な並び方だったんじゃないかと説を立て、
実際、冬至の日にそのように日があたるのが確認されたんですって。
なんとスケールの大きな仕組みが 隠されていたことでしょう。

でも、毎日見ている人でなければ、気がつきませんよねぇ。
(東大寺のほうはどうなんだというのはちょっと気にかかりますが…)
1999年に推論が実証されたということですので、私がテレビで見たのは、そのあとですね。

テレビには、おじさまが 仁王門前で たくさんの見学者さん達に、ニコニコしながら 
説明していらっしゃる姿が映っていました。
アマチュア研究者の大発見。
好きだからこそ、地元の人だったからこそ、気がつくことが出来たんだなぁと感激したことを思い出します。

この先生、地元では有名人みたいですね。
検索すると、講演会のお知らせや研究発表等が見つかります。
お仕事としては、建築科の先生を選ばれたけど、興味の対象は善光寺や仏像にあったんでしょうね。
ほかの学者が気づかなかったということは、文献などには残って無いということでしょうが、
今回の説は、今後も長く定説として残るだろうと思います。

好きで、永年研究してきて、すごいことを見つけちゃったんですよね。
うらやましいし、嬉しいだろうな 良かったなとも思います。
身近なことでもコツコツと観察を続けていけば、
なにかすごい発見をすることが あるかもしれないんですね。
勇気を与えてくださいましたよ。(いや、自分が見つけられると思っている訳じゃないんですが…汗)



善光寺の仁王門、仁王像は、
18世紀のものが二度の火災にあい、1918年(大正7)に再建されたそうです。
今現在見られるのは、高村光雲、米原雲海の合作です。
(高村光雲は美術の教科書の「老猿」でおなじみの彫刻家です。)

美術品としても素晴らしい出来ですが、
冬至の日の太陽との、そんなすごい関わり合い方があるのだと知ったら、
現物を見に行きたくなっちゃいますよね。
ただ、今は、周りに背の高い建物が多くなってしまったので、朝日が 届かないんだそうです。
いずれ、区画整理とかする時には、その辺も考慮に入れて、
観光資源として役立てて欲しいものです。



それにしても、むかしの人々にとって、冬至って、重要な日だったんですね。
クリスマスも、冬至のお祭りがもとになっているっていうし、
天の岩戸伝説を、冬至の太陽がモチーフだった言う人もいるし…。
今はもう、12月のうちのただの一日だし、
ゆず湯にはいったり、カボチャを食べたりするくらいしか残ってないけれど。
どんどん日が短くなって、夜が長くなって、むかしの人は、
このまま、お日様が昇らなくなっちゃったらどうしようと、さぞや 心細かったんだろうなぁ。

今日は我が家でもカボチャを食べます。小豆と一緒に煮込んだ カボチャのいとこ煮♪
カボチャ食べて、風邪知らずで次の一年を 元気に迎えて欲しいものです。



2004/12/25
クリスマス♪

本当に早い。もうクリスマスですよ。
あわただしいのも当たり前、毎日いろんな用事があるんですもの。ふう(^^A)

22日は、娘が前々から楽しみにしていた 英語塾のクリスマスパーティ。
いや、別になにって、取り立てて特にすごいことはしないのですが、
それでもとっても張り切って出かけていって、とってもご機嫌で帰って来ました。
楽しくて良かった。



23日は、恒例のお墓参り♪娘も息子も お墓をきれいにしたり、お花やお線香を供えたりと、
大活躍でした。
帰りがけに、出入り口近くで娘が「わぁ〜、なにこれ?かわいい〜!」と感激して、
庭木を写真に撮ってくれました
ちょっと見、ミカンにも見える葉っぱに、ナスにも似ている白い花、
ホオズキの中身みたいな まあるくて だいだい色の実。
う〜ん、良く見る気もするけど、なんて言う名前だろう…。

こんな時こそ、web検索。

で、見つけちゃいました。ナス科のタマサンゴ。またの名をフユサンゴ又はリュウノタマ。
ブラジル原産の常緑低木。(ナスの仲間ですが、樹木です。)
夏から秋にかけて開花…って書いてあるけど、もう冬ですが、花も咲いていました。
花期の長い花ですね。

花期も長ければ実が付いている期間も長くて、
まん丸い実は、緑から、黄色、だいだいへと色を変えていくのだそうです。
そうして、冬でも珊瑚みたいな赤い実をつけているから、タマサンゴ、フユサンゴと呼ばれているそうです。

だから今日の写真は、娘の作品です。上手に撮れてますでしょう?



24日は終業式とクリスマスイブ。
娘はもう、中学生にったのだから、サンタさんからプレゼントをもらうのを遠慮するように説得しました。
代わりといってはなんですが、父、母から、ちゃんとプレゼントが渡ります。
そして、サンタさんへの 今年の息子のご希望は、サッカーのゲームソフト!

2年前、ワールドカップの頃にたくさん出たのですが、
もう、お店には めったに 置いてないんですよ。
お父さんがさんざん探したけど無かったんだよ…って言ったんだけど、
「だからこそ、サンタさんの魔法で何とかしてもらうんだ」ですって。
やれやれ、サンタさんも大変だわ。

とりあえずは、去年と同じように、
娘のお友達も呼んで、既製品のスポンジケーキに生クリームとフルーツで飾り付けしました。
特製ケーキを食べたあとは、今日から5日間の予定で短期の水泳教室へ。

母は、うるさいのがいないすきに クリスマスのごちそうの準備♪
チキンとサラダとミネストローネ。戸棚の奥からちょっとよそいきの食器を出して、
シャンパン代わりのアップルタイザーを並べて、準備完了。
お父さんもお休みをとって おうちにいたし、楽しいパーティーになりました。



問題の25日の朝は、息子の喜びの声で起こされました。
無理かと思っていた サッカーのソフトが届いていたんです。
サンタさんの魔法が効いちゃったみたい。 
すごいなぁ、サンタさんって(^^)。
ほかにも、父・母からの贈り物もあって、娘も息子もご機嫌でした。

そのあとは家の仕事をいっぱい手伝ってもらいました。年賀状作りもしました。
お父さんの年賀状のためにモデルにもなってもらいました。なんだか、忙しかったなぁ…。



サイトのあちこちのクリスマス飾りをはずして、通常に戻しました。
今度はお正月ですね。体調を崩さないように、ラストスパート☆頑張るぞp(^^)q。




2004/12/29 wed
師走の雪と早咲きの紅梅

雪です。朝早くから降り出した雨が雪になり、うっすら積もりました。
午後にはまた 雨に変わって、淡雪はみんな溶けて消えてしまいましたが、
我が家のお子さま達は、きっちりと遊んで服をびしょびしょにしてくれました(苦笑)。



私もいつもの公園へ行って、写真を撮ってきました。
日記 表紙の写真は、雪化粧したケヤキのこずえです。
本文の写真は、昨日まで日記の表紙を飾っていた梅の木の 今日の様子です。
せっかく咲いたのに、重くて冷たい雪が乗ってしまった梅の花。ちょっと可哀想ですね。

先日、朝日新聞のコラム「折々の花」でも、冬至の頃咲く梅を紹介していましたが、
12/10から咲き出すのは、いくらなんでも早すぎますよねぇ。
今日 久しぶりに見に行ってみたら、一〜二本の梅の木がすっかり満開になっていました。
無彩色の公園の中で、そこだけかわいらしいピンク色なんですよ。
見せてもらう私の方は 暖かい気持ちになれますが、咲いているお花には気の毒ですね。

裸木の枝の黒い線と真っ白な雪。いつも見慣れた公園は、版画の様な景色でした。
あっちもこっちもと欲張って写真を撮ってきました。寒かった〜(笑)。
枝に付いた雪が透き通った氷になっていたり、小さな冬芽が雪に埋もれていたり、
(この辺では)めったに見られないものを いっぱい見てきました。
でも、そんな物好きは私だけだったみたい。
広ーい公園には人影もなく、独り占め状態♪  贅沢をして参りました(微笑)。



それにしても、急な冷え込みですね。ついこの間までは 師走にしては暖かいと思っていたのに。
我が家は大掃除もあらかた済んでいますし、今日は暖かいお部屋の中でのんきにしてますけれど、
あれこれやりたいことがあった方にとっては、恨めしいお天気ですよね。
海の向こうでは、またまた、大変な災害が起こってしまったし…。

のんきにしていられる有り難さをしみじみ感じます。
台風の被害を受けた作物などは、できるだけ積極的に利用してはいるんですけど、
歳末助け合いなどの募金にも協力しなくちゃいけませんね。
被害にあわれた地域の 一日も早い復興を後押ししたいですもの。

少しでも、明るいお正月が迎えられると良いなと思います。




2004/12/31 fri
今年の収穫(ヒマラヤスギの球果)

とうとう、今年も大晦日です。
ずうっと暖かい年の瀬だったのに、大晦日の今日もまた、雪が降っています
今日はこれから、荒れ模様になる予想です。
帰省される方、大晦日まで働いていらっしゃる方、くれぐれも事故の無いよう 
お気をつけ頂きたいです。

後片づけにおわれていらっしゃるだろう 被災者の皆さんは、
少しは落ち着かれたでしょうか。
気はせかれるでしょうけれど、ご無理なさらず、
お正月は暖かいお部屋で ゆっくりお休み頂けると良いのですが…。

今年は 嫌なニュースや怖いニュースが たくさんありました。
来年は、もっといいニュースを聞きたいですね。
雪が積もっちゃって、二年参りには行かれそうもないから…、
テレビで除夜のカネを聞きながら、いっぱいお祈りしておくことにしましょう。
(横着かしら? (^人^))



今年最後の写真は、ヒマラヤスギの落とし物のうち、今年拾ったものの一覧です。
今年はたくさん実りましたし、度重なる台風のお陰で いっぱい落ちてきたので、
コレクションが充実♪しちゃいました。
小さいけれど丸ごと拾えた松ぼっくり、なかなか採れない根元の方の松ぼっくり。
薄い羽根の付いたままの種。どれもみんな貴重な お宝です。

「おなじみの木」のヒマラヤスギのページにもちゃんと載せたいと思います。
そのためには、今引き受けている「地域活動」のお仕事をちゃんと終わらせて、
来年度はもう少し時間がとれるといいな。



サイトの年賀状も作りました。
孟宗竹の園芸種で、黄色い筋が入るキンメイモウソウという竹の写真です。
金色に輝く、かぐや姫の竹みたいでしょう?
我が家のお姫様が国語の時間に、初めての古典文学「かぐや姫」をお勉強した記念?…です。
金文字も入れて、思いっきり おめでたく まとめてみたんですけれど、
来年の開運招福に役立ちますかしら?

今年一年、お世話になりました。
来年もまたこんな調子で、ぼつぼつやっていきます。よろしくお願いします。
















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