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2004/11/02 tue
ハギの黄葉

とうとう、11月ですねぇ。本当に一年のたつのは早いものです。
昨日の午前中は、雨でした。例の'万葉の庭'のある公園の 近くへも行ったのですが、
まだ、雨が降っていたので、寄らずに帰って来ちゃいました。
午後にはあがりましたが、雲がとれず、夜も強い冷え込みにはなりませんでした。

今朝、起きたら濃い霧がかかっていました。
雨は月曜日のうちにあがったのに、そこいら中 しっとりと濡れています。
洗濯しても乾くだろうかとか言った現実的なことを考えながら、
窓の外をうかがう母の横で、我が娘さん「霧の中の紅葉もキレイ〜♪」とご満悦でした。
うん、良いのだよ、キミが嬉しければそれで。
でも、洗濯物が乾いて、布団も干せればなお良いんだけどな…(^^;)。



皆を送り出し、ひととおりの家事を済ませて、公園を散歩する頃には霧も晴れ、
とびきりの青空が広がりました。公園の木々も雨に洗われて、ひときわ鮮やかでした。

サクラがすっかりオレンジ色になりました。ケヤキも、木ごとに違う色に染まり出しました。
歩いていても時々、見とれて立ち止まっちゃうくらいです。

10/17の日記でも触れたピンオークかな…と思った木は、すっかり茶色くなって散っていました。
サトウカエデかな…と思った木の方は、せっかちな木が数本、葉を落としていましたが、
これから色づく木もあって、まだまだ今後が楽しみです。

他にはアメリカハナカエデとモミジバフウが、
サトウカエデに負けない勢いで、華やかに色づいていました。

ラクウショウも 木の中心の方から、徐々に茶色っぽくなってきました。
ユリノキは、ほぼ茶色くなってしまいました。本来は真っ黄色に色づくはずなんですが、
どうも、色づきがよくないんです。ちょっと残念です。

地味なところでは、コブシ、ヤマグワ、エノキ、ムクノキも
レモンイエローから、淡い黄色に染まり出しました。
エゴノキ、シダレヤナギは、
色が変わるそばから散ってしまうので、なかなか写真におさめられません。

一番印象的だったのはカツラ。
また今年も、
『カツラの生乾きの落ち葉は、
しょうゆと砂糖をこがしたような香ばしい香りを放つ。』(2003/10/29の日記より)
…と言う図鑑の記述を堪能してきました。ああ、美味しそうだった。

そんなこんなで今日もたくさんの落ち葉を拾ってきました。
拾っていてよく分かったのは、ムクノキの葉が 固くてザラザラしていること。
手元の本に
『むかしは紅葉する前の葉を乾燥させ、
木材、べっこう、象牙細工をみがくのに使った』と書いてあったのですが、
おぉ、なるほど〜って言う手触りでした。
他の葉と比べても、際立つ堅さとザラザラ感。紙ヤスリそのままの手触りでしたよ。



さて、今日の写真はハギの黄葉。
秋の七草、くさかんむりに「秋」と書くハギ。赤紫でチョウチョの形の花は、よく知られていますが、
黄葉したところまで写真に撮ってこようって言うヤツは私くらいですかね(笑)。

公園を歩いていて、茂みの一画があんまりキレイに黄色くなっているので、
ふと興味をひかれて行ってみたら、
ハギの茂みだったんですよ。
こんなもの 愛でる人はいないでしょうね。

さしづめ 清少納言 あたりなら「すさまじ」とか言いそうだわねぇ…なんて思いつつ、
それでもやっぱり、
マメ科の葉っぱが好きなんですよね。 
きみどりから黄色へ、黄色から茶色へ、葉が色を変え、やがては散っていくところまで、
一枚の写真で 全部見渡せるように撮れちゃいました。
撮った本人は満足のできです(^^;)えへへ。



さて、明日は文化の日。
ピクニック出来るのもあと少し、いつもの公園もたくさんの人で賑わうでしょうね。




2004/11/04 thu
お茶の実

今日は息子達が"プチ遠足"に行く日。朝からとってもいいお天気です。
先月は台風続きで、とうとう山登り遠足に行かれなかった 息子達。

担任の先生方の特別な計らいで、ちっちゃな遠足に出かけました。
先月、遠足のために用意した"おやつ"と水筒を持って♪
リュックまでしょって(でも)学校のそばの公園へ(^^)。
とっても楽しみにしていたので、晴れてよかったです。



昨日は少しだけ曇りがちでしたが、今日は文句なしの青空。
関東地方はこれから数日、天候が落ち着いて、晴れる日が続くそうです。
雨が減って空気が乾いてくると、いよいよ、関東平野らしい 
冬がやってくるんだなと思います。

でも、日本海側の地域は、
これからだんだん降水量が増えて、気温が下がり、雨が雪に変わって冬を迎える…はず。
今朝のニュースでも、
避難所になっている小学校の校庭に冷たい雨が降っていました。
目の前にある 明るい空と暖かい日差しを、
地震の被害にあった皆さんに 届けてあげたいです。



さて、今日の写真。まず、日記の表紙に「ケヤキ並木の紅葉」の様子を、
日記本文の横には「お茶の実」を飾りました。

どうです、ケヤキ並木♪   キレイでしょう?毎日表情が変わるんですよ。
とうとう今日は、風もないのにちらほらと葉を落としはじめました。
歩くとカサコソ…落ち葉の音がします。


でもね、今年は並木の木々が元気 無くて、ちょっと心配だったんです。
暑いの…苦手だったんでしょうか?
それとも、今年近くに大きなマンションを建てているのが影響しているのかしら?

年の初め(1/8)に紹介したあの「生育不良のケヤキの木」
夏にはすっかり枯れて、切り倒されちゃいましたし…(・・、)、
元気な木でも、新しい葉っぱをつける枝の 伸びが悪いし、
今年は キレイじゃない葉っぱが目立ってたし、
大丈夫かなぁと思いつつ、見守ってきたこの一年だったんですよ。
実が付かない(10/22の参照)って言うのも気がかりですし…。



マンション建てている会社の人たちも、この街の 緑の多い環境や マンションの前のケヤキ並木を
セールスポイントの一つにしているのでしょうに、自分たちの建てた建物が
自分たちの売りにしてきた"環境"を
壊しかねない位置に建っていることに気づいているのでしょうかねぇ?

今度建つマンションを買う人たちは、
目の前の立派なケヤキ並木も、気に入って買うのでしょうに…、
自分が買った建物のせいで、並木に日があたらなくなっちゃうことをどう思いながら、
ここで暮らすんでしょうかねぇ?
10数階建てなんですよ。
ビル風もひどそうだし、このケヤキ並木には、受難の日々が始まりそうです。

とりあえず、今年のケヤキ並木はキレイです。
本当にこの街に 住んでよかったなと思う景色の一つ☆です。




本文の方の写真は「お茶の実」です。去年(11/28)の日記にも写真を飾りましたが、
今回は花と実の両方を欲張ってみました。
ツバキの実よりはもっと繊細で愛らしい 実のカラも写真にとりたかったのですが、
見あたらず、残念でした。
清楚な白い花、ころころと丸い実。小さいんですけどね(^^)。晩秋の我が街の風物詩です。

もうすぐ、(去年(11/8)出かけて 味を占めた)公園での 野点の会があるんですよ。
あの日初めて「お茶席」に座った我が娘も 今やいっぱしの☆茶道部員!((((((○^∇^)_旦~~♪
今年は茶道部のみんなと行くのかな?




2004/11/08 tue
花壇の小菊

参観日有り、代休有りで、あわただしく、にぎやかな週末でした。
ようやっと落ち着いて、日記が書けます(笑)。



土曜日は、小・中学校ともに 参観日でした。

午前中は、旦那様と一緒に息子の通う小学校へ。
理科室で、火を使う実験道具の使い方についての授業を参観してきました。
いやはや、面白かったです。

先生の丁寧な解説を聞いた後、班に分かれて順番に、
マッチで アルコールランプに火をつけ…ようとしたんですが、
息子達の班は、なんだか、いつまでたっても火がつかないんですよ。
怖がっちゃって、腰がひけたまま やるものだから、
いくらマッチをこすっても、ちっとも火がつかないんです。
ついたらついたで、ビックリしてマッチを落っことしちゃうし…(--;)

女の子より断然、男の子達の方が 意気地が無くって、
その、おっかなびっくりな様子がおかしくて、笑っちゃいました。

見かねた よその子のお父さんが、そばへ行ってアドバイスするんだけど、
別のお母さんは、わが子の手を取って説明するんだけど、
出来ないんですよ。
ちょっとしたコツなんですけど、言葉で説明するのは難しいですよね。

これじゃあ、火遊びも出来ないね…ほっとしていいのか、嘆いていいのか…。



午後は中学の授業参観。
国語の授業でしたが、テーマは「川柳について」。
難しい話では 親の方が理解できまいと、先生、気を遣って下さったのでしょうか?
中学生達が、自分なりの川柳を作るのを 眺めてきました。

ちなみに娘の作は
「弟よ。 それは私が借りたはず。」
(友達から借りたゲームでも、先に遊んでしまう弟にむけて一言。)
日頃の恨みがよく出た、良い句ですね。(やれやれ…)

なんだかんだ言いながらみんな素直に 
一句ひねったり、クラスのナンバーワンを決めたりしました。
中学の授業参観も、おもしろかったです。



日曜、月曜はお休み。
娘は娘で、息子は息子で、それぞれ午前午後、違うお友達と、
家の中でも外でも 十分に遊び倒しました。
いろんな子どもが 出たり入ったり、出たり入ったり…。
母は目が回りそうでした。



明けて今日 火曜日は、素晴らしいお天気の中、また例の'万葉の庭'がある公園に
行って来ました。
よく晴れて、風もなく、汗ばむような一日でした。

'庭'ではホオノキが、その大きな葉をすっかり落としていました。
あの、朴葉味噌の 大きな葉ですよ。
それが木の下 一面にどっさり、それこそ山のように落ちていました。
一本の木に茂る葉の 量の多さを改めて感じました。

'もみつ'のが楽しみな サネカズラは、一部の葉が黄色くなってきました。
もっと秋が深まると、赤くなるんですかね。楽しみです。



今日の一枚は、花壇の小菊の花
ポットマムとか、スプレーマムとか言われる、洋ギクの一種なんでしょうか?


キクと言えば和風イメージですが、奈良時代頃、中国から渡ってきたと言うことです。
中国では、花の君子の一つに数えられ、長寿の薬と信じられていたそうです。
数ある花の中でも、一番最後に咲く、極め付きの花なんですって。

あの独特の深みのある香りには、何となく 精神的なというか、霊的な感じというか、
とても、おろそかには出来ないような 存在感がありますよね。
魔物を取り除く力があると信じられても居たそうですよ。

陰暦の9月9日は 重陽とも言われる、菊の節句。
今の9月9日では、キクはまだ咲いてはいないかもしれませんが、
旧暦なら、10月末から11月にかかるあたり(今年は10月22日)、
観菊会を開いたり、栗ご飯を食べたりして、お祝いしたそうです。

菊の花に綿を巻き付けて、香りと露をしみこませ、それを使って身を清めた
…なんて言う話も聞きました。(日本だけの習慣だそうです。風流ですね。)



まあ、和ギクは栽培が難しいそうですが、
和ギクって、ほら、あの品評会とかする、立派なほうの菊です。

主にヨーロッパで品種改良された洋ギクの方は、
栽培も簡単だし、花色も豊富だそうです。
この日見かけたピンクの菊には、ミツバチのお客さんが来ていました。
本格的に寒くなる前に、いっぱい食料を集めて置かなくちゃね。



今日は、歩けば汗ばむような気候でしたが、明日もこのお天気は続きそうです。
明日はどんな葉っぱに会えるかな?




2004/11/10 wed
さくらもみじ

今日もまた、よく晴れて汗ばむようなお天気でした。
まぁ、ちょっとあったかすぎる'小春日和'でしたが、明日からは次第にお天気下り坂だそうです。
並木のサクラの葉は もうだいぶ 散ってしまいました。
もう一つの並木のハナミズキも、一足早く色づいていたナツツバキも、
ほとんどの葉を散らしました。

でも、イチョウは、まだ一部の木しか黄色くなっていません。
あれって どういう条件だと 早めに黄色くなるんでしょうね。
確かにすっかり黄色の木もあるにはあるのですが、
近くの大きなイチョウの葉っぱは まだまだ青いままです。
ただ、今年はギンナンが不作みたいです。
臭くないのは助かりますが、
いつもギンナンを拾うため、イチョウの木の下にたたずんでいたお婆ちゃまは
どうしていらっしゃるかしらと思います。



今日は専門の業者さんに来てもらって、おうちのメンテナンスをしました。
やってもらっている間は家を空けるわけにも行かず…、
メンテナンス終了して 一息ついたらすぐに、息子の下校時間になっていたりと…、
結局おさんぽには行かれませんでした。

そんなわけで今日の写真は、例の'万葉の庭'のある公園の 
さくらもみじ(ソメイヨシノの紅葉)の写真です。
11/8に 一緒に撮ってきたものです。
此処の葉っぱは、真っ赤でした。

よーく お日様を浴びて、糖分をたくさんためていたんでしょうね。
紅葉の赤い色は、糖分が変化して出来た'アントシアン'と言う物質だそうですから。



いいお天気が続いたので、家の中の片づけを少しやりました。
12月に入ってしまうと、なんだかんだ言って、
なかなか掃除も 片づけも出来ないので、
今年はちゃんと早いうちに済ませたいです。←いつも気合いだけ(苦笑)




2004/11/11 thu
紅玉

久しぶりに いつもの公園を みっちり歩いてきたのですが…、
写真は一枚も撮ってきませんでした。
写真撮り始めちゃうと、運動がおろそかになっちゃうんですよね。
今月の末には、年に一度のボディチェックがあるから、
今のうちに体重を落とさなくちゃ(^^;)いけないので、
一生懸命 歩いてきました。



なので、今日の写真は お台所にあった 紅玉りんご
紅玉って、宝石のルビーのことですよね。
この時期だけのお楽しみ♪生で食べるより断然、加熱した方が美味しい 特別なりんごです。

写真のように輪切りにすると、種が星の形に並んでいるのがわかります。
普段のようにくし形に切っていたら、気がつかないですよね。
ずいぶん前になりますが、テレビで、
ヨーロッパでは、この隠された星の形から連想して、
りんごを魔女や魔術と結びつけて考えたのだと言っていました。
普通なら気がつかない 星の形…。見つめていると、確かに、意味ありげに見えてきます(^^)。



我が家では、
芯だけ取って皮ごとレンジ加熱して、きれいなルビー色の焼き(煮?)りんごを作ったり、
サツマイモと一緒に甘煮にしたりします。
オリジナルとしては、
子ども達のお気に入りの 牛乳でとろとろになるまでのばしたマッシュドポテトに
ふかしたサツマイモ・生の紅玉・ベビーチーズ、それぞれの角切りとレーズンを入れた
「芋いもサラダ」
なんていうのもよく作ります。子どもが喜びそうな取り合わせでしょう?(^v^)

スプーンで芯をくりぬき、砂糖、バターとスティックシナモンを差して、
丸ごと加熱して作る 焼きりんごは、
見栄えがして、おもてなしにも重宝します。今年は娘が、友達と二人で作っていました。
香りがよくて、美味しくて、色がキレイ、
そして何より この時期しか食べられない!   そんな本当に、特別なりんごなんですよ。
紅玉りんご。今年は後 いくつ…食べられるかな?




2004/11/12 fri
白いサザンカ

やっぱり雨がふっちゃいました。でも、今日もおさんぽしてきました。
景色は寒々としていましたが、さほど寒くはありません。
雨はほとんど降っていなかったし、一生懸命歩いていると汗ばむくらいでした。

ユリノキとカツラは、ほとんど葉っぱが落ちていて、
ラクウショウとメタセコイヤは色づき始めていました。
雨に濡れた落ち葉の陰に いろんなきのこが頭を出していました。
茶色いシメジのそっくりさんとか、
ちっちゃいきのことか…いろいろ見つかっておもしろがっていたら、
なんと、紫色のきのこを見つけちゃいました。
ムラサキシメジって言う 美味しいきのこに似てるんですけど…。

ハイもちろん、専門家ではないので採って食べたり致しませんよ。
でも、本当に 美味しいきのこじゃないのかなぁ…。



生け垣ではサザンカが咲き始めました。
冬中 ずっと咲いているのですが、やっぱり咲き始めの今頃が 一番キレイですね。
サザンカとツバキは交配種も多く作られているくらいですから、
見分けにくいのですが、
一応、おしべの根元がくっついていて、花びらがくっついたまま、ぽとりと落ちるのがツバキ。
おしべが根元までバラバラで、花びらが一枚ずつ散るのがサザンカだそうです。
葉っぱの陰で ちょっぴりうつむいて咲いていた、奥ゆかしいお花の写真を飾っておきますね。



さて今日は、我が家のお嬢様のお誕生日です。
いよいよ13才♪ティーンエイジャーの仲間入り。

お誕生日              、
おめでとう!        (@)◎)\
            (◎@)@))\
遊びも          `@)◎(@) \
勉強も いっぱいして   ´(@)@)   \_
素敵なレディになってね     ″ ̄ ̄ ̄~ξ\/ 




2004/11/14 sun
ケヤキの実

金曜日の夜から土曜日の朝にかけて、北風がとっても強かったです。
今年、東京地方の「木枯らし1号」は13日に吹いたと、気象庁が発表したそうです。
かなり冷たい風だったのか、この秋初めて 窓ガラスが結露でびっしょりになりました。
よく晴れたので、久しぶりの強い風にスモッグが吹き飛ばされて、
頭に雪をかぶった富士山がくっきり見えました。



午後は、みんな揃って 娘のお誕生日のお祝いをしました。
私からは、新しいペンケースとペンを少々。
お父さんからは、もう中学生になったので、ソーラー&電波式の腕時計を贈りました。
他にも、とっても素敵なペンダントとか、お洋服とか、本とか…関係各所から、
たくさんの贈り物が集まりました。
プレゼントを並べてみると、シックで大人っぽいものばかりです。
こんな時にも、娘の成長を感じますね。
ほんとに、ステキなレディになって欲しいです。頑張れ、我が家のお姫様。



先日、座椅子を2つ買いまして、大きな段ボールのゴミが出たのですが、
息子がそれを使って家を造りました。
自分が入って 眠ることが出来るくらいの 結構大きなおうちです。
金曜日にはとうとう 窓までつけて、立派に出来上がりました。
土曜日の夜、お布団と目覚まし時計を持ち込んで"お泊まり"しました。
お父さんも子どもの頃、あちこちにひみつの家を作っていたものだと
おばあちゃんが教えてくれました。

お父さんに似たんじゃ しょうがないね。
風邪をひかない程度に楽しんで頂きたいものです(^^)。



日曜日の今日、娘は中学生達の地域活動の為に、午前と夜、出かけていきました。
なかなか忙しいんです。
でも、とっても意欲的に活動しています。ボランティア活動が、ちゃんと出来るんですよぉ。
えらいでしょ(^^)。
息子はその間、テレビゲームを満喫♪あ、でも、夕食の支度は手伝ってくれました。
感謝するのを忘れないようにせねば…(^^;)。



強い風のせい ばかりではないのでしょうが、今年初めてケヤキの実のついた小枝を拾いました。
今日の写真に飾っておきますね。
今年は本当に実が少ないです。そんなもの…なのか、今年が特別なのか。
また、観察のポイントが増えちゃいました。うん、頑張ろう(^^)えへへ。

並木のケヤキの紅葉は、ますますキレイです。
黄色い葉、赤い葉…いろいろな色合いに紅葉しています。
でも、やっぱり何となく、元気が無いような気がします。
ここのところ、本当に受難続きだったんですよね、並木のケヤキさん達。

並木の中でも 特に大きい木の 根っこは、アスファルトを押し上げるので、
歩道が かなり激しく デコボコになっていたのですが、
去年、根っこを切ったり、削ったりして舗装し直し、歩道を平らにしちゃったんです。
木の根が地面の奥深くに行きたがらずに、地表で暴れると言うことは、
何か地中に 原因があるのではないかと思うのですが、根本的な解決はせずに
そんな対処療法で いいんですかねぇ…。

並木の枝が、ちょうど電線に触れる高さまで育った場所では、
風に揺れて電線を切ったりすることの無いように、枝の方を切ってしまうのですが、
場所によっては、本当に 目を背けたくなるほど無惨に切られてしまうんです。
どこにどんな木を植えたら、何年後にはどこまで育つのか わかりそうなものじゃないですか。
木は、自分からよけることは出来ないのだから、人が気をつけてあげなくてどうするんでしょう。(嘆)

生育不良で、とうとう枯れて、切り倒されてしまったあの木の 
切り株のそばを通るたび、並木の行く末が気にかかります。大丈夫なんですよねぇ?
並木の管理人さん達。




2004/11/15 tue
アキニレ

いいお天気でしたので、今日も頑張って歩いてきました。
いつもの公園では、
保育園児(多分)達のイベントがあって、たくさんのおちびさん達で賑わっていました。
やっぱり ちっちゃい子達は可愛いわぁ(微笑)。
これから寒くなるけど、元気に遊んで、いっぱい大きくなって欲しいです。

小学校と中学校では 持久走の季節なのですが、
高校も同様らしく、今日はおさんぽ中に たくさんの高校生に追い抜かれました。
「ウォーキングの方が健康にいいんだぞ〜。」なんてぼやく声も聞こえました。
いえいえ、若いうちは少しぐらい無理をしてでも、体を鍛えてくださいな。
心の中で『頑張れ!』と声援を送っておきました。



今日の写真は、アキニレです。

低い枝では翼果が、ちょうどキレイに色づいていました(写真上段)。お花のような赤い色ですよね。

去年は10/26に、まだ きみどり色の若い実を紹介しましたが、今回は、赤みが差したところです。
枝にうす黄色の翼果ばかりが残って金色のこずえに見えたところも 去年の12/23に紹介していますが、
翼が半透明に見えるほどになったら、種は風に乗って散っていきます。

上段の写真の画面の奥に(ぼやけてますけど)見えるのが、黄葉した葉っぱです。
高いところの枝先では、渋い赤に色づいて とってもキレイでした。(写真下段)
写真のように遠くから眺めただけでは よく分からないかもしれませんが、
細かくて 結構ぶあつい葉っぱが 渋い色合いに染まって、とってもきれいです。

また、手の届く範囲の枝が 紅葉したら、写真に撮ってみたいと思います。
そのためにはもう少し冷え込んでもらわねば…。

そうそう、花の写真はタイミングを逃して、今年もとうとう 撮れなかったんですよ。
もぉ本当に〜、咲いてる時期が短いんですもの。なかなか撮れなくって困っちゃう〜(-、-)。
来年こそは 頑張るぞ(^^)v。




2004/11/18 thu
ツタの紅葉

曇っちゃいました。夕方から雨が降るそうです。
昨日はよく晴れて、夕焼けがとってもきれいだったんですが…。
あれれ?夕焼けの明日は晴れ…のはず。おかしいなぁ。 (’、’?)

今日は息子の学校では音楽会、娘の学校では持久走大会。
芸術の秋とスポーツの秋を きれいな紅葉とともに 満喫してきました。
同じ日でなければ、もっとゆっくり味わえたのに と思うと少し残念ですが、

両方とも、ちゃんとやってました。(苦笑)
得意分野でないは分かっているので、失敗して悲しい思いをして無ければ 
おおむねOKなんですよ。



持久走を見た帰り道、桜の木に絡まったツタの葉が 赤く色づいているのを見かけました。
ツタ(ナツヅタ)でいいんですよねぇ?
ツル性の植物には色々あるので、間違っていたら ごめんなさい。(てへ)

いや、自信がないんですよ。
このHPだと「アルバム」のページのツタの写真、有名どころで言うと甲子園のツタ…
葉っぱの形は違うし、もっとつややかだし…この写真の葉っぱも「ツタ」でいいのかな?と思うんですが、
他に これ! って言うのがないので、多分 ツタです。←おい



雑木林の木には、これぞ「ツタ」!って言うのが絡まって、
真っ赤に染まっているのですが、
…このHPで言うと、
ちょうど「おなじみの木」の「クヌギ」のページの下の方の写真みたいに。…

なにぶん、木の上の方で紅葉しているものですから、カメラが近づけないんです。
でも、この、木の下の方でよく見かける 小さいツタ、
可愛いし、キレイだし、なかなかいいもんでしょ。
育つと 宿主の木を締め上げて、怪獣みたいになっちゃうけど、
ツル性の植物って 姿がいいなぁと思います。



で、あちこち調べていて 分かったんですが、
ツタの葉って、葉っぱと葉の軸が 別々に落ちるんですってね。
くっついたまま落ちたとしても、すぐに取れちゃうそうです。
それは、一枚に見えるツタの葉が もとは3枚の小葉から出来ていたなごりなんですって。
葉の軸に見える部分は 言ってみれば、「短枝」に近い存在 なんですね。

短枝に小葉が付いている構造の落葉植物の場合、
小葉が散ったあと、短枝も落としてしまうものが多いんです。

でも、ツタの葉を見る限り、これが元は3枚の小葉だったとはとても思えません。
へぇ〜 ですよねぇ。

ツタはこうして、紅葉して葉を落としますが、常緑のツタもあります。
ウコギ科のキヅタです。(ちなみに紅葉する方は、ブドウ科。)
違いを強調したい時は、ツタを「ナツヅタ」、キヅタを「フユヅタ」と呼びます。
観葉植物のアイビーやヘデラは「セイヨウキヅタ」です。常緑ですからね。



パソコンに向かっているうちに、雨が降り出しました。
ひと雨ごとに冬が近づいてくる そんな今日この頃です。
咳をしている子供も増えました。体調管理には気をつけたいものですね。




2004/11/21 sun
ポプラの黄葉

木曜日の夕方から降り出した雨は、金曜日一日中、降り続きました。
身体検査が近いので(早く痩せなくちゃ♪)、傘を差しておさんぽもしてきました。
雨の日の公園は人影もまばらでしたが、大きくて 真っ白い とてもきれいなワンちゃんと
すれ違えたので、良しとしましょう(^^)。可愛かったなぁ、犬種はなんというのかしら?

午後は肌寒かったし、洗濯物も乾かないので、今年初めて暖房器具をつけました。
少し時間をかけて、煮込み料理(ポトフ)を作ったりもしました。
いかにも"晩秋"って言う感じですね。



かわって土曜日は晴天♪
ドウダンツツジの紅葉が、あまりに真っ赤でキレイだったので、
写真を撮って 日記の表紙に飾りました。
新緑の黄緑、初夏の白い花、そして、晩秋の燃えるような紅葉。
身近で、愛らしくて、素敵な木ですね、ドウダンツツジも。



日曜日の今日も、素晴らしいお天気です。
ただ、我が家では、
姉さんが中間テストのために 勉強しなければならないので(えらいでしょ(^^)、
身動きが取れません。

息子は、友達と 外で遊ぼうとしてくれるのだけれど、
これが…なかなか 思うようには いかないんですよ ね〜(苦笑)。
'何をする?'でもめて、遊び始めてもすぐに'ずるいぞ〜'でケンカして、
帰って来たかと思うと、また、別の友達に誘われて外へ出て、
またしばらくすると帰って来て…。
出たり入ったり 忙しいったら…(--;)。

姉さんの方もちょっと、座っているのに飽きちゃったみたいなので、
昼ご飯前に、一緒に公園を散歩してきました。
ちょっと無理して、持久走にも挑戦してみましたが、
娘より 母の方が先にバテました。←情けなさ過ぎ(>_<)
とりあえず、当面の目標は、
頑張れ体力作り&ダイエット→はは
頑張れお勉強→娘 ですね。

ハイ。頑張ります(^^A)。
公園ではポプラが真っ黄色に色づいていました。
真っ青な空に、背の高い 黄色いポプラ
居ながらにして北海道気分が味わえます。(これでトウキビがあれば完璧か?)



去年もたびたび日記で触れましたが、
「ポプラ」って、手元の図鑑に載っていないんですよ。
で、公園の管理人さんが付けてくださった名札には、「ポプラ」としか書いてないんですよ。

「ポプラ」というのは「属」の総称だそうで、
ヨーロッパ原産のヨーロッパヤマナラシと北アメリカ原産のナミキドロとの交雑種の「改良ポプラ」、
セイヨウハコヤナギとかロンバルジーポプラとかよばれる「ヨーロッパポプラ」、
樹形がほんの少しだけ丸みを帯びる 北米産の「カロリナポプラ」とか、
web上にはいろいろなポプラの情報があって、整理が付かなくて…。
この木はいったい、なんて名前の木なんでしょう?(笑)
でもとにかく、秋のポプラは明るい黄色で、見上げていると元気が出ます。



今年の台風で、有名な北大のポプラ並木でも、
木が 風で何本もなぎ倒されちゃったんですよね。
いろいろ調べて見ると、ポプラ等 ヤナギの仲間は、
天災などで荒れた土地へ 真っ先に入り込み、あっという間に茂る 
フロンティア・スピリットにあふれた樹木なんですって。
茂ったところに 長居はせず、
遠くまで飛べる 綿毛付きの種で、次々と新しい土地へ移っていくものなので、
個体としての寿命は短いそうです。
虫にも風にも弱くて、育てるのは難しいそうです。

いろいろとご苦労はあるかもしれませんが、
北大の並木♪早いうちに復旧できるといいなと思います。
北海道の空もかくやと思われる今日の青空に、お祈りしておきましょう。




2004/11/23 tue
ハゼノキの紅葉
 
11月とは思えない 暖かな日が続いています。
こんなに暖かいと、'小春日和'って言う感じではないですね。
英語の「インディアン・サマー」って感じですかしら。(いや、根拠は無いんですが…(^^;)。

土曜日も 日曜日も 休んだはずの我が家のお子さま方!
今日も休みです…。┐(-。-;)┌ Oh no!
お父さん一人が、お仕事に出かけていきました。これこれ、子ども達!勤労に感謝しなさいよ。

とりあえず、姉さんは 'お友達と図書館へお勉強をしに' 行きました。
中間テストまであとわずか。せいぜい 勉強してくださいよぉ。



昨日の月曜日には、2週間ぶりに'万葉の庭'まで行って来ました。
サネカズラはまだ、'もみつ'と言うほどは 色づいていませんでしたが、
10/21の日記で触れた ハゼノキの方は、それはもう見事なほど 真っ赤に染まっていました。
これが 西日本の皆さんに 秋の訪れを告げる ハゼノキの赤い色かぁ…。
しみじみ…。
(あ、けして、関東地方に自生しないわけでは ないんですけどね。身近になかったもので…。)

この赤を見たあとは「小さい秋♪」も、今までとは違って聞こえますよ。
♪はぜの葉 赤くて 入り日色…♪って…、でも、夕日の色にしては赤すぎじゃないかねぇ?(笑)

写真も撮ってきましたが…、
いかがでしょう?
枝に付いている葉は、高すぎてよく写せませんでした。
地面にはたくさんの真っ赤な葉っぱが落ちているんですが、
前回と同じような写真ではつまらないですよねぇ。
もうちょっと下の葉っぱが 真っ赤になるといいんだけど…なんて、しばらく木を見上げてきました。




そうそう 先日、コクワガタたちが みんな死んでしまいました。
今年はうちの玄関で 冬越しする虫はいないんです。     
ちょっと寂しいかも(笑)。
息子の関心も薄れがちでしたので、我が家で虫を飼うことはもう 無いかもしれませんね。
最後まで残った くわのすけとクッキーちゃんは、息子が丁重に 埋葬しました。
ありがとう。お疲れさま。ちっちゃなクワガタさん達。
ゆっくり休んでください。(-人-)なむなむ

私の方は、公園で小さなノイバラを抜いてきて、植木鉢に植えてみました。
出来る事ならば元気に育って、我が家のベランダで 白くて可愛い花を 見せて欲しいです。
精一杯お世話しますので、根付いてくださいね。




2004/11/25 thu
ツタについてのレポート

いよいよ始まりました。我が家のお嬢様の期末テスト。
1日目の首尾は、ほどほど だったようで、ニコニコしながら帰って来ました。
あと一日。
明日の分もしっかり勉強して、良い成績を取って欲しいものです。
頑張れ〜、姉さん。


息子の方は、跳び箱と鉄棒のテストなんですって。
苦手なのかな?なにやらブツブツと言いながら登校していきました。
まぁ、そのさ、あのぅ…、なんだよ、
跳び箱も鉄棒も その後の人生に 特別 役に立つ ってものでもないからさ。
出来るとこまで頑張れば、それでいいんじゃないの?(^^A)  気楽にいこうよ。



今日は、北風が少々強かったものの、風の音ほどには気温は下がらず、
いつもの公園を一生懸命歩いてきました。
おさんぽの後は、パソコンに向かって調べものを少々。
11/18の日記で触れた「ツタ」について、もう少し調べてみました。
よろしかったら おつきあい下さいませ。



前回も触れたとおり、ツタの葉って、いろいろな形があるんですよ。
11/18の日記の写真のような ハート形、
今回の 上の写真のような 3つにくっきり分かれた(3裂)形
…「アルバム」のページの"初夏002"の写真でも見ることが出来ます。 

調べてみたら、もう一パターンありました。
なんと 一本の茎(葉柄)に 葉が3枚付いた「3出複葉」です。 
下の写真の中に有るのですが、分かりますか?



ツタが芽生えて、まだまだ ちっちゃいうちは、3出複葉の事が多いそうです。
それから、柄が短く、葉が丸っこく(ハート形に)なって、
成長しきると、
柄が長く、葉先が3つに分かれた(これこそが"ツタ"だねっていう)形になるのだそうです。

出世魚ならぬ、出世葉?ですかね。
一本の木にいろいろな形の葉がつくのを「多形」とも言うそうです。
図鑑には『3中〜全裂する』と書いてあります。
同じ植物の葉とは思えないほど、形が違いますよね。

前回書いたように、成長しきっても、ちっちゃい時の 3出複葉の性質が残っていて、
紅葉する時に 葉と柄の間にも「離層」が出来、柄は残して、葉だけ先に落としてしまいます。
このような葉を「単身複葉」と言うそうです。

前回は…葉の軸に見える部分は 言ってみれば、「短枝」に近い存在…って書いちゃいましたが、
実はツタには、短枝は短枝で ちゃんとと存在してるんだそうです。
壁面や、樹木の幹に ばぁーっと広がるツルの部分が 長枝。
その長枝から枝分かれし、毎年ほんのちょっとしか伸びないんだけれど、葉や花をつける 短枝。
短枝に並んだ 落葉の痕を数えると、そのツタの年齢が分かるのだそうです。



ただ、気をつけなければいけないのは、ツタのちっちゃい頃の 3枚の葉。
その姿は、そばに行っただけで かぶれる人も居るという 悪名高い(ごめんね(~~;))「ツタウルシ」の
ちっちゃい頃の姿にそっくりなんですって。
山で見かけても、うかつに近づかないでくださいね。
(ちなみに、先に吸盤のついた巻きヒゲを出している方が「ツタ」。気根のほうが「ツタウルシ」です。)



それから、調べていて目をひいたのが「甘葛煎(あまずらせん)」と言う言葉。
なんでも、葉を落としたツタのツルから採った樹液を煮詰めた甘味料だそうなんですよ。
砂糖が入ってくる以前、
古代の甘味料としてずいぶん広く用いられていて、「枕草子」にも出てくるんですって。

「あてなるもの、削(けず)り氷(ひ)にあまづら入れて、あたらしき金鋺(かなまり)に入れたる」

"あてなるもの"とは"高貴で優雅なもの"と言う意味ですから、
清少納言♪お気に入りのデザートだったのかもしれません。

ただ…、手元の本 3冊には「ツタのツルから甘葛煎が採れる」って書いてあるのですが、
web上には、いやいや、ウリ科のアマチャヅルから採るんだよ〜と書いている人もいます。
どっちなのかな?
甘いのかな?甘くないのかな?清少納言も味わった甘味…しばらく、気になっちゃいそうです。




2004/11/29 mon
ユキヤナギの紅葉


週末、風が強かったので、並木の葉っぱは ほとんど散ってしまいました。
葉が散って見通せるようになり、景色が明るくなりました。
強い風がスモッグを吹き払ってくれた 時だけ、富士山がよく見えました。
土曜日は満月。とってもきれいなお月様でしたよ。



今日月曜日は、中学の期末テストも終わり、通常の一週間の始まりです。
お友達が誘いに来てくれて、我が家の中学生さんも、元気よく登校してきました。
今日、一番最初に 理科のテストが返されたそうですが、
先生に「good」と書いて頂けました。うちのおねえさん♪ニコニコでした。
明日帰ってくる 残りの教科でも、ニコニコ出来るといいですねぇ。(ドキドキ)



土曜日、息子の小学校では冬のおまつりが開催されました。
先生やお母さん達が出してくださった模擬店で お昼ご飯を食べたり、ゲームをしたり…。
風はあったものの、穏やかなお天気でしたので、助かりました。

息子は毎日、寸暇を惜しんで遊んでいます。
たくさんの友達と 遊ぶのが忙しい様子。
まあ、それが一番大切ですから、よしとしましょう。
サッカーと野球やるのが 楽しいんだよね。時々、ケンカもするけど(苦笑)。



今日の写真は、ユキヤナギの紅葉です。
ユキヤナギは良く見られる木ですから、改めてご説明するまでもないかもしれませんが、
バラ科シモツケ属の落葉低木で、春先、よく伸びた枝に小さな白い花を
まるで枝に雪が積もったように、いっぱいに咲かせる 人気のある庭木ですよね。
公園などにも、よく植えられています。

花は人目をひきますし、名前とのイメージもバッチリ重なりますから、覚えやすいです。
でもこの木も、秋には紅葉するんですよ。
ほとんどの葉は黄色くなって、枯れて散るので、「紅葉した」と認識されにくいかもしれませんが、
枝先が、たま〜に赤く色づいたりします。
運が良ければ、
季節はずれの花が ちらほらと咲いているのまで 見つけられるかも しれないです。



ゆっくり紅葉する派のドウダンツツジやヒメシャラも、いよいよ、葉を落としはじめました。
我が家に一番近いイチョウの木も、そろそろ、真っ黄色に染まりそうです。
もうすぐ「師走」。あーあ、ろくなコトしないうちに 今年もあと1ヶ月ですよ。
お掃除も 念入りにやっておかなくちゃいけませんね。まいったな。




2004/11/30 tue
イチョウの樹形

朝のうちは、雲が多かった我が街の空も、お昼近くからは気持ちよく、青く晴れ渡りました。
今日は出るのが遅くなってしまいましたが、それでも、一応、おさんぽしてきました。
昼食のすぐあとだったので、あんまり、早足で歩けなかったんですよね。
先週の身体検査で、
『運動の効果は出ていますので、もう少し続けましょう』という結果が出たので、
まだまだ、頑張らねば p(^^)q です。



今朝のニュースによると、東京の今年の11月の気温は 記録的な高さだったそうですね。
平年より2℃も高いんですって。
今朝も曇りがちで、見た目は寒々しているのですが、
確かに、明日から師走だって言う 冷え込みではありませんでした。

すわっ、地球温暖化の影響か?…と、あわてたものなのかどうか…、
気象予報士さんは、
太平洋高気圧が例年より南(日本列島のそば)に有るためと説明していました。

毎日の暮らしには暖冬の方が有りがたいんですけど、作物のできとか、動植物への影響とか、
いろいろ心配されるので、やっぱり 冬は寒い方がいいんですけど、どうなるのかな?



同じテレビで、数日前、神宮外苑のイチョウ並木を 空から写していました。
キレイでしたよ。
黄色く色づいた葉っぱもさることながら、並木の木々 全部が、きれいな円錐形をしているんです。
円錐形って、ほら、あの、クリスマス・ツリーの形ですよ。
イチョウは「裸子植物」。つまり、針葉樹のお仲間なんです。
自然にしておけば、針葉樹…スギやヒノキ、もみの木の樹形と同じ とんがり頭の樹形に育つんです。
写真の木は、我が家の近所のイチョウ。分かりますかねぇ?とがった樹形が…。



でも、神宮外苑の並木は、こんなものじゃなかったんですよ。
クリスマス・ツリーよりも、釣りの浮きみたいでした。
空に向かって、細く鋭くとがっていて、それが ずらっと何本も キレイに並んでいたんです。

剪定したんでしょうか?でも、すごい数ですけど…???。
Web検索して、神宮外苑のHPで調べてきました。

やっぱり、4年に一度ずつ剪定しているそうです。
神宮外苑のイチョウ並木は、大正12年(1923年)に出来て、
樹齢は今年で96年、300mに約150本並んでいるんですって。

(詳しいことは、ぜひ、神宮外苑のHPで。写真もキレイでしたよ。)



神宮外苑って、学生時代、何度もおさんぽに行っていたんですけど、
並木のイチョウがあんなに
とがっていたとは気がつきませんでした。
で、我が家のご近所のイチョウの木さん達は、おだやかなとんがり頭です。

小学校には、夫婦イチョウがあるのですが、
こちらは、旦那さんの木の方が、すんなり背の高い とがり頭で、
奥さんの木の方はもっと優雅で、スカートがふんわり広がったドレス姿に似ています。

花粉を遠くまで飛ばさなければならない オスの木と、
風の中の花粉を 出来るだけたくさん 身に受けたいメスの木とでは、
樹形が違うのかな?と思います。

今年、気をつけてみていたら、奥さんの木の方が、先に紅葉していました。
実をつけるって言う作業は 養分をたくさん使うだろうから、
大仕事が済んだら、先にお休みしてしまうのかな?と思いました。

本当のところはどうなんでしょうね?
図鑑には、なんとも書いてありません。
こんなに違いが際立っているのは、ご近所では、この2本の木だけなんですよね。
そんなことも気にかかります。


いつか、小学校の夫婦イチョウの写真も撮りたいと思うのですが、
今、何かと物騒で、小学校の校庭へも気軽には入れないんですよね。
そのうち、機会があったらトライしたいです。
例年よりは、少し遅れ気味ですが、
もうすぐ、木の下一面、落ち葉の黄色いじゅうたんが敷かれることでしょう。
イチョウ葉がすべて落ちてしまうと、いよいよ、冬らしい景色になりますね。

明日から12月。サイトからのクリスマス・カードを飾っておきます。
気ぜわしい季節になりますが、どうか、風邪・怪我に気をつけて、お元気でお過ごし下さい。
クリスマス♪良いことがいっぱい有りますように。










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