古い日記帳

< 2004年8月の日記へ戻る
  2004年10月の日記へ進む >

2004/09/07 tue
9月の花々


ああ、もう、あっという間に一週間ですよ(汗)。

我が家も無事に新学期を迎える事が出来ました。
新学期が始まって、さあ、勉強してもらいましょう…と思ったのに、
毎日毎日、運動会の踊りの練習で忙しそうです。
小学生はもとより、中学生まで、毎日踊っているみたいなんですけど…良いのかなぁ?
(ちょっと不安…(^^;)
勉強もして欲しいゾ。




ちまたは、地震だの台風だので、大変ですよね。
今も窓の外は すごい音を立てて風が吹きまくっていますが、我が家の周りは比較的
自然災害の少ないところなので、大事には至らずに済んでいます。
被害にあわれた方々の一日も早い ご回復をお祈りします。




さて、久しぶりなので、日記の表紙の写真も一新しました。
一枚目は ヒガンバナ

マンジュシャゲ(曼珠沙華)を初め、国中で実に様々な名前で呼ばれている花ですね。
もともとは中国から入ってきたのだそうです。
田んぼのあぜなどでみられるヒガンバナのほとんどは種の出来ない種類だそうですから、
人ので植えられたのだと思います。

根をはってあぜが崩れるのを防ぎ、
稲が育つ夏場は休眠して、
秋に(彼岸の頃)花を咲かせ、冬に葉を茂らす。
球根には毒があって、もぐらなどの害獣を寄せ付けず、
でも、毒は水でさらせば抜けるので、
万が一の飢饉の際には、食料としても役に立ったという
ものすご〜く、有りがたい花だったようです。

お彼岸の頃咲くせいか、死人花と呼ばれたり、縁起が悪いと嫌われたりしたのも、
非常食を不用意にいたずらされないようにとの配慮ではないかと言う人も居ます。

今日、近所の花壇で咲き始めのヒガンバナを見かけたので写真に撮ってみました。
きれいな曲線です。ほれぼれします。
もうすぐ 線路や用水路沿いに 真っ赤な行列を作りますね。



二枚目はシュウメイギク(秋明菊)
京都は貴船に自生しているのが有名で
別名「キブネギク(貴船菊)」とも呼ばれるそうですが、
日本原産の花ではなく、遠い昔に中国から渡ってきた園芸種が
野生化しているのだそうです。

キクと名が付いていても、菊の仲間ではなく、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草です。
花色は白とピンクの二通り有って、一重と八重咲きがあります。
冬になると、種の入った殻から綿を吹きます。
綿の間に砂粒より細かい種が見られるんですけど…
種よりは、地下匐枝で増えるそうです。

給食室の裏で見かけました。調理員さん達が育てていらっしゃるのかなと思います。
とっても可愛いピンクの花ですよね。



三枚目はミズヒキ
ちっちゃい花です。しかもまだ咲ききっていないから、ちょっとよく見えないけれど…
わかりますかね?
日陰を好む、タデの仲間。

写真に撮るのが難しくて、
今回はピントがあっただけで満足して帰って来ちゃったんですけれど、
図鑑を見たら、
『細い花穂を上から見ると赤く、下からは白く見えることから、
紅白の水引に例えた名』なんて
書いてあるじゃありませんか。    見てこなかった…。また行かなくちゃ。
花びらはなく、4枚の萼片があり、上は赤く、下は白いそうです。

ちなみに我が家のかかりつけの歯医者さんのビルには、日の当たらないすきまの所に
このミズヒキがたくさん植えられてます。
場所が気に入ったのか、すごい勢いで茂っているんですよ。
日が当たらなければ当たらないなりに、花を楽しむ術ってあるものなんですね。

あ、我が家のおこちゃま達は 虫歯ゼロです。
乳歯が抜けにくい時に取ってもらいに行くだけなんです。
えらいでしょ(^^)。



明日は久しぶりにものすごく暑くなる予報なんですって…。
ふう、「暑さ寒さも彼岸まで」
頑張って乗り切りましょう(^^A)。




2004/09/10 fri
メドハギ


少し早いけれど、秋の長雨の季節なんですかね。
9月に入ってからもハッキリしないお天気が続いています。
台風が通り過ぎた後の一日は、晴れてものすごく暑くなりましたが、
昨夜もにわか雨がありましたし、今夜も、降るかもしれないそうです。

公園も 秋の花でにぎわっています。
前回(9/7)のヒガンバナは個人宅の花壇のお花でしたが、
公園にも(ちょっとだけですが)咲いていました。
しかも、赤いのと白いのと2種類♪
一面を真っ赤に染める群落もキレイなんですが…名所は混むんですよね…
ご近所の花で良しとしておきましょう。

すぐそばには、ホトトギスも植えられていました。
あんまり見ない色だから、ホトトギスの一種と言った方がいいのかもしれません。
とってもきれいな花色に惹かれて近づいて…思わずぎゃっと言いそうになりました(><)。
トゲトゲのイモムシが数匹、お食事中でした。

後でウェブ検索して、
そのトゲトゲイモムシが ルリタテハというきれいなチョウチョになると
わかったんですが…、はぁ…、秋は毛虫・イモムシさん達もお忙しいシーズンですよね。
葉っぱや花を見る時には気をつけなくっちゃ。

あと昨日、ヒマラヤスギの松ぼっくりを拾いました♪  念願でした。嬉しいです。
かなりちっちゃくて、頭が少し欠けてますが、そんなことは問題じゃありません。
日に当てて、よく乾燥させたら 宝物にします。
これに入れようっていうビンも用意しちゃいました。(^^)vラッキー♪



去年の日記で紹介した萩の花もきれいに咲きました。
でも今 気になっているのは、草むらに生えてる 萩によく似た植物。
写真におさめて、図鑑やウェブ検索で調べてみると、どうやら、
「メドハギ」という名前らしいことがわかりました。

ヤハズソウだと思っていたんですけどね(^^;)。
マメ科の植物って好きなんですよ、なんとなく。
だから草むらをぼんやり見ていても、マメ科の植物は何となく目に付いちゃうんです。
ヤハズソウだと思っていたので、
秋になって可愛いピンクの花が咲いたら写真におさめて…
なんて考えていたのに、
夏の終わり頃から急に、まっすぐな茎を伸ばし始めたので驚いていたんです。
見る間にどんどん伸びて、なんだか枝?ってくらい 固そうになったなと思ったら今度は
白い花が咲き始めちゃったんですよ。

あれれ?ヤハズソウじゃない!何か別の種類だ!ってな訳で、
写真におさめて調べてみたら、
メドハギらしいと。
手元の図鑑には『マメ科ハギ属。茎の高さ60〜90cmになる多年草。
よく枝分かれし、半ば低木状となる。』
程度の簡単な説明しかのってませんでしたが、
ウェブ検索をかけてみたら、別の一面も見えてきました。


メドハギというのは もともと、
占い師さんが 束ねて持って ジャラジャラ言わせて使う あの 
筮竹(ぜいちく)を作るのに 使われていたんですって。
今でも、メドハギで作った筮竹の方が 竹より上等だそうです。
まぁ、メドハギで作ったのは「筮竹」じゃなくて、
「蓍(めどぎ または めどき)」と呼ばれるようですが…。


変な雑草…とか思っていたのにすごいわ。
古今和歌集の解釈を伝えた「古今伝授」の中で
「三木(さんもく)」の一つとしてとりあげられちゃうほど、
古くから人と関わってきた由緒正しい植物だったんですね。
和歌をたしなむ方にはなじみ深い植物だったんだわ。
そうわかってから見ると、花びらの紫色の線まで、高貴に見えること(^^)。
ふんづけないように歩かなきゃ。



雨は仕方ないけど、台風はもう来ないと良いですね。平和な週末でありますように。




2004/09/11 sat
シロバナヒガンバナとコムラサキの花


今日は9月11日。にわかには忘れがたい日付ですね。ご冥福をお祈り申し上げます。



朝方は雲が多かったのですが、昼過ぎにはよく晴れて、それで居てあまり暑くならずに、
快適な一日でした。
先日、我が家の「茶道部員」さんに、簡単なお稽古セットを買いましたので、
明日は、おばあちゃんのところで 練習の成果をご披露しようということになりまして…、
懐紙だのクロモジ(お菓子を食べるのに使う楊枝)だのを買いに行ってきました。
頑張って「お手前」を見せてくれるらしいので楽しみです。
でも、こう、秋の気配が深まる中で見る 和風な趣味の小物達…ものすごく魅力的でした。
あぁ、あれも良いな、これも良いな…と楽しい目移り♪をして参りました。
時間かかっちゃってしょうがないぞ、自分。



今日の写真 一枚目は、公園で見かけた シロバナヒガンバナ
9/10の日記で触れた花です。

普通に見られる 真っ赤なヒガンバナと、うす黄色の ショウキズイセンを掛け合わせた
園芸種だと言うことです。
これはこれで、清楚ですね。
この株は、少し黄色みがかっていたんですけど、
ウェブ検索で見つけた花には、ほのかに赤みがかっているものもありました。
花壇に一株二株植えられている分には、
いろんな色合いの花があった方が綺麗かもしれないですね。

真っ赤なヒガンバナには種は出来ないけれど、この雑種の花には、まれに種が付くそうです。
人工的に掛け合わせた作物や園芸種は、種が出来なくなるっていう話は
聞いたことがあったんですけどね。
この花は違うんだな〜と意外に思いました。



2枚目の写真は、近所のマンションの玄関先に咲いていた コムラサキの花です。
よく「紫式部」って呼ばれちゃいますけど、ムラサキシキブっていう木は別にあって、
山に生えていたりするんですが、もっと素朴で野趣あふれています。
庭木としてよく見かけるのは、たいてい、紫色の丸い実が しだれた枝にお行儀よく並んで付いている
コムラサキです。

今日はお花を見かけたので写真に撮ってみました。実と同じ 上品な紫色ですね。
でも、葉っぱを『胃腸、鼻血、痔などの止血』に使える、薬草でもあるそうですよ。
綺麗なだけじゃないんですね。




2004/09/14 tue
タイワンホトトギス


きのう、息子が飼っていた コクワガタのオス、クワジが死んでいるのが見つかりました。
大アゴが片方折れていて臆病で、
ケースを開けると真っ先に 物陰に逃げ込んでいたクワジ。
今年の夏、メスと2匹だけにしたら、とたんに張り切っちゃって、
ケースを開けると、片方が短い大アゴを振り上げて 威嚇していたクワジ。

何が起きたのかはわかりませんが、体が二つになって見つかりました。
とうとう残るは、くわのすけとクッキーちゃんの2匹だけになってしまいました。
せっかく、大好きな蜜を買ってきたのに残念です。また、お墓を作ってあげなくちゃ。
クワジ、お疲れさま。息子のわがままにつきあわせてごめんね。ゆっくり眠ってくださいね。



今日も そこそこ晴れてはいるのだけれど、
ちょっと小雨をぱらつかせてみたり…何となくハッキリしない一日でしたが、
ちゃんといつもの公園を歩いてきました。
秋の終わりの身体検査にむけて、少しでも痩せておかなければ(^^;)。



一生懸命運動した後、公園の花壇へ10日にびっくりさせられたトゲトゲイモムシの
その後を見に行きました。←怖いもの見たさ?
でも、もう一匹も居ませんでした。
葉っぱは、かなり食い荒らされていましたが、幼虫も蛹も見かけませんでした。

お食事が済んでよそに移ったのなら良いのですが、あれだけ目立つトゲトゲっぷりですから、
嫌われて、駆除されてしまったのではないかと心配です。
葉っぱの付け根に コロコロのうんちが いっぱい残っていました。
居たらまた びっくりするくせに、居ないとなんだか寂しいです。

ルリタテハっていう 黒い羽根に瑠璃色の線が入った 綺麗なチョウチョになるんですよ。
いつだったか、お花見の時 娘の肩に留まってしまって、
「緊張するよ〜。」
なんて言いながら、写真撮る間 じっとしていてもらったこともあったっけ。
うちへ連れて帰って 羽化させてあげればよかったかな…なんて、
しんみり反省しちゃいました。無事だと良いんだけど…。



さて、葉っぱを食い荒らされつつも、けなげに咲いていたのは 写真のこの花です。
山で見かけるホトトギスとはちょっと違うと思い ウェブ検索してみたところ、
どうやら、タイワンホトトギスか、その交雑種だそうです。
花壇によく植えられるって書いてありますし…。
日本に自生しているホトトギスより、紫色が優しくて鮮やかです。
花の真ん中、めしべ…なのかな?…の部分の形とか、花の付き方とか ちょっと違うし、
花期も ひと月くらい遅いんです。花壇で良く見るホトトギスも 綺麗ですね。

ホトトギスとは、
花の斑点を 同じ名前の鳥の 胸の斑点になぞらえての呼び名だそうですが、
この花が咲く頃には 鳥さんの方はもう 南の国へ飛んで行ってしまった後で、
一緒に見られることはないそうです。
会えないからなおのこと 偲ばれるのね(微笑)。

欧米に紹介されたら「ひきがえるのユリ」(Toad-lily:トード・リリー)って呼ばれちゃったそうです。
ひきがえるじゃあ なんだかねぇ。



今夜は月のでない夜、秋の虫たちがうるさいほどに鳴いています。ずいぶん涼しくなりましたね。




2004/09/16 thu
キンミズヒキ、クズの花、ヤハズソウ


昨夜は涼しかったですね。寝冷えしませんでしたか?



日記の写真、今日最初の一枚は、いつもの公園の花壇に咲いてたキンミズヒキです。
その前にご紹介したミズヒキは、タデ科の植物ですが、キンミズヒキはバラ科。
ただの色違いじゃないんですね。

バラ科キンミズヒキ属。山野に多い高さ30〜80cmの野草…だそうです。
ミズヒキに似ているのでこの名がある…らしいです。実は、トゲトゲの"ひっつき虫"になります。
これ、セーターとかにつけて、遊べそうですよねぇ(笑)。



今日も さわやかな良いお天気でした。
ちょっと足をのばして、隣の市の公園を散歩してきました。
大きな大きな公園なのでいっぺんには回れませんが、今回は
万葉の植物を集めた一画を散策してきました。

ヒガンバナとハギの花は もう盛りを過ぎていたし、サネカヅラとワタはまだ実っていませんでしたが、
トチの実を拾ったり、イガグリを見つけたりして、しばし、万葉集の歌の世界をさまよってきました。

万葉の庭では、クズの花の写真を撮ってきました。図鑑の説明に寄れば…、
マメ科クズ属。山野のいたる所に見られる大型のツル状草本。秋の七草の一つ。
根から葛粉が取れる。
その昔、大和(今の奈良県)の国栖(くす)が
葛粉の産地だったことから、クズと呼ばれるようになった…そうです。

3枚ずつセットになった丸っこい葉っぱ、毛深くて ぶっとくて ものすごい勢いで茂るツル。
立ち木でも フェンスでも 構わずにからみつき 引き倒す。
緑の怪獣みたいな すさまじい植物ですよね。
でもその繊維も、葉も、根もみんな、人間たちは活用してきたみたいですよ。

漢方の風邪薬、葛根湯(かっこんとう)は、この クズの根が主になるお薬ですし、
花は薬に、葉は家畜の餌になるそうです。
新芽は天ぷらにすれば 
あの山菜の女王"タラの芽"より美味しいと書いている人も居ました。
ツルから繊維を取りだして布も織ったし、
ツルを乾燥させて かごを編んだり、ものを束ねるのに使ったり…。

アメリカでは、荒れ地の緑化に利用しようとしたそうです。
まあ、もっとも、その時は あまりに はびこりすぎて、もてあましたみたいですけど…(苦笑)。
ちょっとウェブ検索してみたら、
十数年前噴火したフィリピンのピナトゥボ火山の被災地に、
クズを植える活動のHPまで見つけちゃいました。
恐ろしいほどの繁茂力ですものね。
緑の乏しい地域では、生かしたいですよね。うまくいくといいな。



公園の道端では ここのところ繰り返し名前の出ていた ヤハズソウの写真を撮ってきました。
マメ科ヤハズソウ属。日当たりの良い野原や道端に生える一年草。和名は矢筈草で、
葉先が矢筈(やはず)形にちぎれることからこの名がある…のだそうです。

花のそばの葉、一枚だけちぎってみました。V字にちぎれていますでしょう?…これが矢筈形。
楽しくて ついつい いっぱい ちぎっちゃったっけ…、子どもの頃(えへへ)。
何せちっちゃい花なので(5mmほど)、なかなかピントが合わなかったんですが、
やっと ご紹介できる程度のものが撮れました。かわいい花でしょ?好きなんですよね。



そうそう、今年も近所のハナミズキの枝で 大きなきみどり色のイモムシを見かけました。
高い枝にいて、手が届かないものだから、
めいいっぱい背伸びして写真に撮って、ウェブ検索〜♪
あの 白くて大きくてキレイな蛾「オオミズアオ」の幼虫!かもしれないということになりました。
無事育って欲しいなぁ。
毎年、いち早く 赤く色づくハナミズキの枝で、いつまでも きみどり色の体のまま 
葉っぱをかじっているイモムシくんを見かけては、鳥さんに食べられちゃわないかと心配してるんですよ。

ちゃんと大人(成虫)になれると良いけどな、きみどり色のずんぐりイモムシくん♪




2004/09/17 fri
火山灰


今日も、涼しくて過ごしやすい一日でした。
昨夜、浅間山がまた噴火がしたそうで、
関東の広い地域で火山灰が降ったとニュースでいっていました。
我が家の周りも、大変少量ですが、降ったようです。
車などの上にかすかに積もっていました。
富士山なら…肉眼で見えるのですが、
肉眼では見ることの出来ないほど遠くの 浅間山の火山灰が、
さほど風もないのに、我が家の方まで飛んできたことに感心しました。

キャンプの帰り道…高速道路の横に連なる山々の中で、一つだけ
まるで噴煙をたなびかせてるみたいな 雲のかかった山があるよ〜なんて、惚けたこといってたら、
それが、くだんの浅間山だったんですよ。しかも、そのすぐ後に 本当に噴火しちゃうし…。

そういえば、普賢岳が噴火した時も、直前に近くを通っていたっけ…。
火山国日本…ではあるんだけど、温泉やらなにやら お世話なってはいるんだけど、
程々にお願いしたいものです、火山活動の方は。



明日から学校は、3連休です。君達、休みすぎだってば(^^;)。




2004/09/21 tue
シラカシのドングリ


3連休が終わりました。(ほっ)
敬老の日だったっていうのに、おじいちゃんおばあちゃんの顔は見に行かずじまいです。
で、あさって また、お休みですって…。
今度は秋分の日。お彼岸ですから、お墓参りには行きますからね。

娘は日曜日、地域活動の一環で 出かけてきました。電車に乗って、お隣の駅へ。
活動の場所へ行く 坂道の途中で ヒガンバナを見かけたと教えてくれました。
お彼岸が来る前に、咲き終わってしまいそうなんです、今年のヒガンバナ。
見られて良かったね。綺麗だったでしょう?

息子の欲しいゲームソフトが、また、発売されてしまいました。
(ゲームの会社も罪なことをするものです。)
ねだってはみたものの、誕生日でもなく、クリスマスやお正月でもないし、
「家の手伝い」したとか なにか特別なことが無くちゃなぁ…といわれてしまいました。
で、ただいま、お手伝いを頑張っています。
ゴミ出しや皿洗いなどをしては
「これでまた一歩(欲しいソフトに)近づいた…」とつぶやいているのが 可愛いです。
しばらくのあいだ とぼけて、働いてもらおうかな…。いつまで保つかしら。



お天気の方は、21日に東京で 
ひと夏の真夏日が68日という 新記録を達成しちゃったそうですね。
オリンピックじゃないんだから、新しい記録を作ってくれなくても良かったんですけど…お天道様。
同時に熊谷では76日、京都で93日、大阪では90日で、
軒並み新記録だそうです。暑すぎます…(^^A)。

昨日の敬老の日は、久々に、ものすごく蒸し暑くて とっても過ごしにくかったです。
今日は風があっただけ、まだ、過ごしやすかったのですが、風が吹いた分、土埃がまって、
家の中が じゃりじゃりになってしまいました。
食卓なんか、何度拭いても 台ふきが茶色くなっちゃうので困りました。

関東以外の地域では、今日すでにもう雨が降り出しているようですが、
こちらも明日には雨が降りそうです。
少し、地面が落ち着いてくれると助かります。
数日ぐずついて、彼岸あけには気温が下がりそうだと、
気象予報士さんも言っていました。秋らしく、さわやかなお天気になるといいですね。



今日の写真はシラカシのドングリ
写り込んでいるのは息子の指です。こんな所までお手伝いしてくれました。
手元の本に『葉の裏がロウ質なので 火であぶると溶ける』と書いてあるので、
試してみたところです。
ちょっと色が違っているのがわかりますか? 

シラカシとアラカシは とてもよく似ています。
で、手元のドングリの本の「シラカシ」のページにだけ、『葉の裏がロウ質…』が書いてあったので、
葉裏をあぶって、ロウ質だとわかれば この木は「シラカシ」だと、意気込んでやってみたんです。
結果はこの通り。
ところが、今さっき、ウェブ検索してみたら、
葉裏のロウは、シラカシよりアラカシの方が多い って書いてあるサイトがあったんです。
だめじゃん。

まあ、でも、関東で多く見られるのはシラカシの方だっていうし、
葉っぱが細い方がシラカシだっていうし、
葉のふちのギザギザ(鋸歯)が 浅めで、葉っぱ全体にある方がシラカシだっていうし、
多分、この木はシラカシです。
(ああ、まだ、断言できない…去年と一緒じゃないか。)



この時期、ドングリの木の下には、
ドングリと葉っぱが付いたままの10cmくらいの小枝が よく落ちています。
これは、ゾウムシの仲間(たとえばハイイロチョッキリとか)が、ドングリに卵を産み付けて 
切り落としたものです。
ゾウムシに近い仲間で 葉っぱをまいて卵を産み付ける オトシブミという虫がいますけど、
それとだいたい同じようなことです。
写真の3つのドングリにもそれぞれ 卵を産み付けられた時の穴が空いていました。

写真にも撮ったし、後で木の下に返してこよう。
おうちの中に置いといて、虫が出てきたらイヤですものね。




2004/09/23 thu
色づき始めたハナミズキ


昨日は、午前中はとってもよく晴れましたが、午後から激しい雷雨になりました。
土埃に悩まされていたので、少し落ち着いてくれれば助かるというもの、
ついでに車の上の火山灰も洗い流されて、さっぱりしました。

ちょうど子ども達が帰宅する時間帯だったので、息子は少し濡れてしまいましたが、
娘の方は運良く、雨のやみ間に帰ってきました。



明けて今日は、一日中どんよりと曇っていました。
ちょっと蒸し暑いけれど、お墓参りに行くのには ちょうどいいお天気です。
(ゲームソフトを手に入れるための)お手伝い強化月間中の我が息子が、いっぱい働いてくれたので、
出かける支度がスムーズに出来ました。

出かけてみると、子ども連れが目に付きます。ぐずっている赤ちゃん、ヨチヨチ歩いているおチビさん。
うちの子のもあんなだったんだよなぁと思うと、いやあ、子どもって成長するものですねぇ。(しみじみ)
お墓も、一生懸命 磨きましたから、天国のおじいちゃんも さぞや喜んでしたことでしょう。

ちなみに、欲しかったゲームソフトの方は、お父さんがあっさり手渡してしまいました。
(もう少し 働いてもらってからでも良かったのに…(^^;)
今日はゲーム機から目が離せそうにありません(やれやれ)。



今週末は、土曜日に娘の体育祭♪日曜日に息子の運動会があります。
お天気 良さそうだし、
日曜日のお弁当作りは、娘に手伝ってもらう予定なので 楽しみです。

我が家は体育会系ではないので、ダンスが一番の見せ場なんですよ。
毎日 頑張って練習して居るみたいだし…、当日、上手に踊れると良いなと思います。



今日の写真は、先週のもの。
他の木に先駆けて、色づき始めたハナミズキの梢です。実は、もうほとんど真っ赤です。
それから今年の葉は、いつもの年よりも綺麗な赤に 染まり始めました。

最初に見たのが 隣の市の 公園の木だったので、
「うちのほうの木はワインカラーになるのに、ここの木は赤くなるのかな?」と思ったのですが、
どうやら今年は、我が家のそばの並木道の木も、いつもの年よりも明るい赤に染まりだしました。

何の影響なのでしょう?猛暑かしら?小雨かしら?
この後、どういう風に色づいていくのかも気になります。

そういえば、ハナミズキの枝にいた きみどり色のずんぐりイモムシちゃんの その後も気になります。
今日は、姿が見えなかったんですよね。



この日記を載せている「ジオシティーズ」の方で、少し変更があるそうです。
(普通の人にとってはなんでもないことなんでしょうが、)そそっかしい私のこと、
一時的にページが見えなくなったり、更新が止まったように見えたりするかも知れませんが、
そのうちに落ち着きますので(^^A)、気長にお見守り頂けると助かります。
頑張れ、自分。




2004/09/26 sun
黄色いきのこ


雨ですよ、雨。
土曜日も日曜日も、運動会は開かれませんでした。
小学校は火曜日に、中学校は水曜日に 延期です。
平日開催になってしまうと、観客も減って、寂しくなっちゃうんですよねぇ。

しかも、台風の動きが遅くなるから、ぐずつき気味のお天気が続きそうだとか何とか…。
週間予報では、火曜日も水曜日も降ったり曇ったりの予想…。
木曜日に日記を書いた時点では、お天気 保ちそうだったのに…。
エーン、台風の意地悪〜。

そんなわけで、お弁当持って お勉強しに 学校へ行って来た わが子達、
二日続けてむなしい早起きをした母、ともに ちょっぴりお疲れ気味の週末でした(嘆)。



今日の写真は、3cmほどのちっちゃくて きれいな レモンイエローのきのこ
土曜日の朝、がっかりして雨雲を見上げていた その足許の植木鉢に 
ひょっこりと顔を出していました。
見つけた時は…「幼菌」っていうんですかね…だるまさんのような、芽のような姿でした。
どんなきのこになるのかな?
きのこの図鑑を眺めながら大きくなるのを楽しみにしていました。

土曜日の午後、どんどん形が変わっていって、夜遅くには かさが開きました。
一夜で消えちゃう きのこもあることだし、あわてて何枚も写真を撮りましたが、
暗いので、きれいな黄色を写真に写し取るのはとても難しかったです。
たくさん撮った中の一枚が この写真です。
かさの直径は4cmほど、きのこの高さは3cmほどの
ちっちゃい かわいいきのこです。

明けて日曜日も雨。
きのこのかさは これ以上はないくらい せいいっぱいに開いていました。
家族全員のお弁当を作るつもりの早起きが 空振りに終わって、
時間に余裕があったので、
またまた、写真をいっぱい撮ってみました。

大きくなった姿もわかったところで、もう一度図鑑を調べてみると、
コガネキヌカラカサタケという
きのこに似ています。

夏から秋にかけて、温室の鉢植えに発生する事もあるそうで、出てきた場所も一致するし…、
たぶん これで間違いないと思います。
コガネキヌカラカサタケ…黄金 絹 唐傘 茸…ですかね。
毒はないらしいですが、美味しいわけでもないようです。
でも、きれいなレモン色で 可愛いから OKです。
体育祭が延期になって、がっかりしていた娘も ニコニコしながら眺めていましたもの♪

日曜日の日中、かさをほんの少し畳み、半開きくらいにして 今も 立っています。
幼菌達があと 数個 顔を出しています。全部かさを開くところまで育つかなぁ…?
そっとお水をあげておきました。

きのこって、短い時間で形がどんどん変わるんですね。
今回 観察してみて、面白いなぁと思いました。



台風も秋雨前線も、2〜3日 どっかに行ってくれないかしら。
体育祭と運動会☆早くやらせてあげたいです。




2004/09/27 mon
秋の長雨


今日も雨ですね。
子ども達 二人ともお休み。開催されなかった運動会の 代休です(^^;)。

最近の学校では、こんな風にするんです。
中止になってもお弁当を持って 登校だけはするんです。
お母さんが作ったお弁当は無駄にはならないわけですね。

登校して、代休になる月曜日分のお勉強をしてきます。
で、代休は同じように取って、
次に開催される時には、お昼はお給食を食べることになります。

日曜日に行われれば、家族揃ってお弁当を食べられて、'お祭り'な感じですが、
平日だと、校庭でやる'授業参観'…みたいです。
でも、今日の雨を見ていると、明日運動会が出来るのかしらと 心配になってきます。
秋の長雨…でしょうか?



来月から、「ジオシテイーズ」内で日記のシステムが少し変わるそうです。
ついでに私のページの 日記コーナーも少し変えてみようかなと思います。
とりあえず、今日までの分を日記のページの表紙に まとめておきました。
今度はどんな風になるのかな?

少し早いですが「季節のごあいさつ」も新しくしておきます。
「10月のごあいさつ」は、可愛いどんぐりの背比べ。
こんなに可愛くてきれいなら、「どんぐりの背比べ」もほめ言葉に聞こえたり…しませんかねぇ。




< 2004年8月の日記へ戻る
  2004年10月の日記へ進む >





「はっぱのもよう」 表紙へ日記表紙へ












inserted by FC2 system